解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ロクシタン / LOCCITANEブランド名
ロクシタン容量
240ml参考価格
2860円1mlあたり
11.9円JANコード
3253581595329KaisekiID
7409全成分
マイルド系のコンディショナーではありますが,コンディショニング効果が普通よりも低いタイプの処方となります。
カチオン界面活性剤ジステアロイルエチルジモニウムクロリドが添加という形で少量配合されている構成で、基本的には油性原料がベースを占めている形となっています。
これは、取りも直さず肌に優しく環境にも優しい、ただし髪には効かない、という内容です。
ダメージ部分に選択的に吸着し、髪が親水性となっている部分を疎水化し、静電気の発生を抑えて指通りを改善する、といったカチオン界面活性剤の要素が大変薄い内容で、それはコンディショニング効果の低さに直結しています。
カチオン界面活性剤の量が少ないことで、肌への刺激性やタンパク変性作用の悪影響は減りますが、ダメージ部分をカバーできない=その上に乗っかるはずコーティング成分がうまくくっつけない、ということになり仕上がりの悪さにつながるわけです。
また、持続性や即効性も低くなるでしょう。
この製品が良いと言える部分といえば、間違いなく環境分解性の高さです
環境への負荷は非常に低い内容になっていて、一般的なコンディショナーよりもその部分では大きなアドバンテージがあります。
ただ、肌にべったりつけられるほど安心感があるということもなく,ヘアケア製のはとても低い、という面もあるためお勧めできるようなレベルのコンディショナーではありません。
コストも非常に高く、おそらくロクシタンブランドやこの香りのファンでない限り満足を得るのは至難の技となるでしょう。
単純に髪の仕上がりのクオリティを望んでいる方にはとても残念なことになることは必至で、肌の安心感を求めている方にとっても実に中途半端なリスクを被ることになります。
髪重視の方にも、安全性重視にもオススメできない、ということでちょっと扱いが難しい印象を受けますね。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。