解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
BbyE(ビーバイイー)ブランド名
Medel(メデル)容量
400ml参考価格
1320円1mlあたり
3.3円JANコード
4560278225506KaisekiID
7498全成分
香りを重視するのであればアリかもしれませんが、トリートメントとしての能力には疑問符がつきます。
最初に問題点を言います。
レモン果皮油、オレンジ果皮油、グレープフルーツ果皮油による光毒性が一番の問題です。
特にグレープフルーツ果皮油の5倍の光毒性を持つレモン果皮油を筆頭に、紫外線エネルギーをためて一気に放出し、肌に強い酸化ストレスをぶつけてしまう恐れがあるのです。
オイルですから、すすいだあとも髪や頭皮に残りやすい点も懸念が強まる要因となります。
これは、天然成分だから、香りが良いからという理由で安易に配合してしまっているなぁ、という天然系にありがちなデメリットの典型です。
さらに、ヒノキ油に含まれるヒノキチオールも肌刺激性、強すぎる殺菌力という負の面が強いので、オススメできない天然成分の1つなのです。
不必要な天然成分の配合によるデメリットが心配ですが、それを忘れさせてしまうくらいヘアケア能力が高かったら見る目も変わるものです。
ところが、それも期待薄ですね。
駄作というか、これはコンディショナーと言ったほうが正確であり、髪の状態をコントロールするほどのトリートメント的な能力は低いのです。
一般的な市販コンディショナーを使ってるような、その場しのぎ程度のコンディショニング効果を期待するのみとなるでしょう。
強いてメリットを挙げれば、スクワランやセテアラミドエチルジエトニウムサクシノイル加水分解エンドウタンパクといった成分の配合で馴染みの良いタッチやキューティクルの艶が少し出るかな、という印象ですが、これのレベルはさほど高くはありません。
天然由来成分を使えば安全とか、効果が高いということはないので、このトリートメントは安全でもないし、効いてこないというちょっと残念な結果を招くタイプという感じです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。