総合点
2.2総合ランク
273個中 197位成分数
8植物エキスの数
3コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
0メーカー
宇部マテリアルズ株式会社ブランド名
無添加宣言洗顔パウダー容量
60ml参考価格
1320円1mlあたり
22円JANコード
4950367070146KaisekiID
7481無添加と言われましても、母体が石鹸なのでそんなに価値を感じるわけじゃありません。
石鹸に添加物が無い場合どうなるのか、考えてみればわかりやすいです。
そもそも何で添加物を入れるの?という話です。
石鹸の欠点を補うためです。
石鹸の致命的な欠点としては、水道水中のミネラル分とすぐに結合して、石鹸カスが生じてしまうところ。
石鹸カスになってしまえば洗浄することができなくなるので、使い物になりません。
それを防ぐために,多くの場合金属封鎖剤という添加成分が配合されます。
キレート剤、ともいわれますが、しばしは嫌われがちな添加成分の一つでもあります。
この成分単体を大量に摂取したりしなければ害を被ることは稀で、そもそも化粧品に配合する場合上限が規定されていたりして、一生使っても安全な量のさらに何十分の1とか、わりと厳密に規定されているわけです。
閑話球題,キレート剤の他にも防腐剤もよくある添加成分ですが、石鹸に防腐剤を入れなくてもいいのは、石鹸自体に殺菌作用があるためです。
これ、よく考えてください。添加剤の防腐効果が危険だと思うのであれば、石鹸自体に殺菌作用はあったら危険ではないでしょうか。
石鹸という母体が、菌が繁殖できないくらい殺菌効果がある=人体にその殺菌作用が乗るわけです。
お肌の善玉菌がどうなるでしょうか?
頭皮もお肌も、実は何兆個という善玉菌と共生しているおかげで毛健康な弱酸性の状態を維持できていたり、肌バリアが作れていたりするわけなので、何でも殺菌してしまうということは肌環境を壊滅的な状態に追い込むということになるのです。
そう考えると、添加剤で使われる防腐剤はターゲットをある程度絞り込んで、必要最低限の(製品が腐らない程度の)分量を添加しているという点で安全をコントロールできているわけです。
それ自体が殺菌作用があるアルカリ性の石鹸、これって本当に安心だと思いますか?
無添加、ノンシリコン、こういう言葉だけを聞いて、ない方が安心なのだと勘違いしないことです。
シリコンは全く無害な成分の筆頭ですし、添加成分の多くはデマによって危険だと思い込まれている被害者です。
添加成分があることによって、逆に安全性や利便性が約束されるんだ、という本来の面をもっと注目してほしいですね。
ちなみに、最後になりますがこの洗顔パウダーはただの石鹸なのでおすすめしません。
石鹸はアルカリ性であり、肌の保湿因子を他の洗浄剤より多く溶かし出すという意味で肌に全く優しくありません。
また、無添加がゆえに石鹸カスだらけになる可能性もあり、使用感の面でもお勧め度は低いです。
パウダー状であることの利点は防腐剤を減らせる、長持ち、とか、利点はありますが、石鹸自体に殺菌効果があるので肌に負担となります。
つまり、あらゆる面でおすすめするほどではない内容というわけです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。