解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
emocブランド名
emoc容量
390ml参考価格
3600円1mlあたり
9.2円JANコード
4573473052129ASIN
B0DSBWRYLL発売日
20250105KaisekiID
10862全成分
解析チームです。emocのレチスパ クリームシャンプーは、「洗う美容液」として話題の製品です。シャンプーでありながらコンディショナーのような使用感を追求している点が特徴とされていますが、一方で洗浄力の低さや頭皮への影響に対する懸念も指摘されており、業界内では評価が分かれています。2025年に発売されて以来、ECサイトでの販売数は一定数に達しており、使用者からは高い満足度が報告されていますが、総合的な評価はやや低めに推移しています。本稿では、その実態に迫るべく、成分分析とリスク・メリットの両面から検証していきます。
このクリームシャンプーの最大の特徴は、従来の界面活性剤を極力使用せず、「コンディショナー洗浄法」を採用している点です。洗浄成分の配合量が少なく、肌や髪への刺激を抑える設計となっています。総合評価は2.03点(満点5点)と低めですが、使用者の口コミ評価は4.3点と高く、満足度と客観的評価の間にギャップが見られます。特に洗浄力の低さ(評価0.8点)は顕著で、皮脂の除去効率が40%未満であるというin vitro試験データも存在します。一方で、保湿力は3.8点と高く、乾燥気味の髪や頭皮に配慮した処方であることがうかがえます。配合成分は42種類と多めで、効能の多様性と同時に成分過多によるリスクの懸念も併存しています。
ヘマチンは、豚由来のヘモグロビンから精製される成分で、抗酸化作用を持つとされています。
この成分は、植物油由来のエステルで、頭皮や髪の表面に油膜を形成し、ツヤや保湿感を高める役割があります。構造的に皮脂に類似しているため、自然な仕上がりが得られるとされています。一方で、油分の残留による毛穴のつまりや、頭皮のべたつきのリスクは指摘されており、脂性肌や毛穴トラブルのある人には注意が必要です。
活性炭は多孔質構造を持ち、汚れや皮脂の吸着に役立つとされています。研磨性は低いものの、過度な使用や力強いマッサージにより、敏感肌では刺激を引き起こす可能性があります。
酸化チタンは、物理的紫外線散乱剤としてUVBを反射・散乱する作用があります。本製品では1%未満の配合であり、洗い流すタイプのため、UVBカット効果は中程度と推定されます。ナノ化処理により粒子の分散性は向上しており、白浮きの抑制に貢献していますが、完全には解消されていない点は事実です。
メントールは揮発性成分で、皮膚に塗布すると清涼感をもたらします。これは一時的な血管拡張作用によるもので、使用感を高める効果があります。一方で、配合量が高くなると刺激性接触皮膚炎のリスクが上昇することが知られています。本製品の配合量は1%以下とされていますので、一般的には安全と見なされますが、敏感肌の方は使用後の赤みやかゆみに注意が必要です。香料との組み合わせにより使用感は向上していますが、香料アレルギーのリスクも考慮すべきです。
一般的なアミノ酸系シャンプーと比較すると、洗浄力は明らかに低く、保湿力はやや高い傾向にあります。しかし、洗浄不足により頭皮のpHバランスが不安定になる可能性があり、これは頭皮の常在菌バランスに影響を与える恐れがあります。特に4カチの存在が、この影響をさらに悪化させる要因となり得ます。
emoc レチスパ クリームシャンプーは、「髪の美しさ」と「頭皮の健康」のトレードオフを意識した製品です。使用感の良さや保湿効果は高く評価されており、特に乾燥気味の髪やダメージヘアに対しては有効なケアアイテムとなり得ます。しかし、4級カチオン界面活性剤の使用は、頭皮へのリスクを著しく高めるものであり、脱毛や炎症の原因となる可能性があります。
個人的な見解として、大切な人には勧めたくない製品です。もしご使用される場合でも、毎日の使用は避け、週1〜2回のスペシャルケアに限定すべきでしょう。パーマやカラー後の保護には有効かもしれませんが、トリートメントとの併用や、週に1回の洗浄力の強いシャンプーでのクレンジングが不可欠です。スポーツ後や汗をかいた際の使用は不向きです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。