まず、はっきり言えることはこれのどこがダメージケアなのかということ。
ぱっと見た印象では明らかにスカルプケア系のトリートメントを模倣しているようで、
髪のダメージをケアする要素など非常に薄いことがわかります。
基本的なカチオン界面活性剤ですが全成分表の後方に沈んでいますから、
鼻からダメージをケアするつもりがあまりないと見られます。
かといっても、 4種類のカチオン界面活性剤が後半に登場しますので、4つあわせた配合量はまずまず存在感があり、
頭皮に安心してつけられるほど低刺激とは言えません。
ということで、この製品の大半を占めるスカルプ系エキスが役に立つタイミングはないと見ていいでしょう。
髪につけても大してコンディショニング効果がなく、頭皮にはつけられない、しかし成分の大半はスカルプ系エキス。
そんなアンバランスな処方ですから、使いどころが難しい。
というより、一般的な市販コンディショナーの方が良い仕事をすることでしょう。
カチオン界面活性剤の配合が少しだけ少ない
そのため、少しだけ低刺激だが
頭皮につけていいよ、というほどではない。
だから頭皮に良いエキスが入っていても、意味が薄い。