Ingredient Analysis

キトサンヒドロキシプロピルトリモニウム

カチオン界面活性剤 19件の商品に配合 ID: 3565
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
+45

安全性
+35

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名キトサンヒドロキシプロピルトリモニウム
慣用名・別名カチオン化キトサン、HPキトサン第四級アンモニウム塩
INCI名Hydroxypropyl Trimonium Chitosan
由来動物性,半合成
推奨配合濃度0.1〜1%
適正pH域3.5〜6.5
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
キトサンヒドロキシプロピルトリモニウムの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +35
成分の素材品質・配合価値
安全性 +45
肌・頭皮への安全性
補修力 +40
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +25
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +45
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

カニ・エビ殻由来のキトサンをカチオン化(第四級アンモニウム塩化)した半合成高分子。正電荷を持つため、負に帯電した損傷毛髪・肌に強く吸着しコンディショニング膜を形成する。フィルム形成能により保湿・補修・平滑化・帯電防止効果を発揮。生体適合性が高く、創傷被覆材にも応用される安全性の高い素材。抗菌性も持ち合わせる。

キトサンヒドロキシプロピルトリモニウムの解析

キトサンヒドロキシプロピルトリモニウムは、エビやカニの甲殻から得られる天然多糖類「キトサン」を、ヒドロキシプロピル化とカチオン化(第四級アンモニウム塩導入)によって化粧品用途に最適化した半合成高分子である。キトサン本来の水難溶性という弱点を克服しながら、生体親和性・安全性・抗菌性といった優れた特性を継承した成分だ。

最大の特徴はカチオン(正電荷)によるダメージ毛髪への強力な吸着性。ブリーチや繰り返しのパーマで負電荷が増大した損傷部位に選択的に結合し、柔軟かつ強靭な保護フィルムを形成する。これは「傷んだ箇所にピンポイントで貼り付く絆創膏」に例えると分かりやすい。通常のノニオン系ポリマーでは実現しにくいこの選択的吸着が、コンディショニング効果を際立たせる。

フィルム形成能は保湿・平滑化・帯電防止にも直結する。毛髪表面のキューティクルを物理的に補完することで指通りを改善し、静電気による広がりを抑制。さらに適度な皮膜が水分蒸散を防ぎ、保湿効果を持続させる。この多機能性から、シャンプー・トリートメント・スタイリング剤など幅広い製剤に応用されている。

医療分野では創傷被覆材や人工皮膚としての臨床応用実績があり、肌への高い安全性と生体適合性が裏付けられている。コメドジェニック度0、かつ広いpH域(3〜10)で安定するため、多様な処方に組み込みやすい。ただし、原料の多くが甲殻類由来であることから、甲殻類アレルギーを持つ消費者への配慮が必要な点に留意したい。環境面では天然素材ベースで生分解性が期待されるものの、化学処理工程を含む半合成品であることも考慮が必要だ。

相性の良い成分

グリセリン ヒアルロン酸 セラミド ケラチン

相性の悪い成分・混合注意

アニオン界面活性剤 強い陰イオン成分

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19件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)