| 成分名 | カリ石けん素地 |
| 医薬部外品名 | カリウム石けん用素地 |
| 慣用名・別名 | カリ石けん素地、脂肪酸カリウム塩 |
| INCI名 | Potassium Soap |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 5〜30% |
| 適正pH域 | 8.5〜10.5 |
| EWGスコア | 4/10 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
カリ石けん素地とは、パーム油・ヤシ油・牛脂などの天然油脂に水酸化カリウム(KOH)を反応させることで得られる高級脂肪酸カリウム塩(脂肪酸K塩)であり、陰イオン(アニオン)界面活性剤に分類される。ナトリウム塩(ナトリウム石けん素地)が固形石けんの主体となるのに対し、カリウム塩は液体石けんに適した軟質素地であり、ボディソープ・ハンドソープ・洗顔料・シャンプーなどに広く配合される。50年以上にわたる使用実績を持つ成熟した原料だが、近年のマイルド系界面活性剤の台頭により相対的な評価は低下している。
最大の問題点はアルカリ性(pH9〜10)であること。皮膚や毛髪の適正pHは弱酸性(pH4.5〜6.5)であり、石けんの使用は毎回このバランスを大きく崩す。毛髪においては、アルカリがキューティクルを膨潤・剥離させてザラつきやきしみを生み出し、ケラチンタンパクの損傷にもつながる。肌においても、角質のセラミドや天然保湿因子(NMF)を乱し、バリア機能を低下させるリスクがある。敏感肌・乾燥肌の方には特に注意が必要だ。
また、硬水環境では脂肪酸カルシウム塩(石けんかす)が生成し、毛髪や肌に白い膜状の残渣が付着しやすい。これが蓄積すると髪は硬くゴワつき、不快感の原因となる。すすぎ残りがフケや毛穴詰まりを悪化させる可能性も指摘されている。
一方で、洗浄力・起泡力は高い。豊かなモコモコ泡を生み出す能力は現代の合成界面活性剤と比較しても優秀で、「石けんシャンプー」文化を支えてきた。生分解性は比較的良好とされるが、製造過程でのアルカリ処理や副産物の観点から環境負荷が全くないわけではない。自然由来・植物性という側面は持つものの、スルファミン酸系やアミノ酸系の低刺激界面活性剤と比べると安全性・使い心地・毛髪保護の面で劣位であることは否めない。配合量と使用目的に応じた慎重な評価が求められる成分といえる。
19件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
柿のさち 女性向け 薬用デオドラントパールボディソープ製造販売元:マックス石鹸総合点 3.63
CRECOS(クレコス)ヘアソープ 製造販売元:CRECOS(クレコス)総合点 3.08
アレルジーナNeo 泡ボディソープ フローラルソープの香り製造販売元:マックス総合点 3.07
ヴィーナスラボ ナチュラルハーブ ピュアソープ製造販売元:アイリーコミュニケーションズ株式会社総合点 2.91
薬用ユースキンSソープ製造販売元:ユースキン製薬総合点 2.77
【医薬部外品】 薬用 ボディソープ ハクゾウメディカル 素あわ物語製造販売元:ハクゾウメディカル総合点 2.61
太陽のさちEX 薬用ボディソープ製造販売元:マックス総合点 2.50
マーナー 薬用ホワイトコンク ボディシャンプーC II製造販売元:株式会社マーナーコスメチックス総合点 2.45
薬用ホワイトコンク ボディシャンプー製造販売元:マーナーコスメチックス総合点 2.45
ねんどのフェイスソープ製造販売元:株式会社粘土科学研究所総合点 2.44
バスハーモニー ボディソープ 氷的クール製造販売元:健美薬湯株式会社総合点 2.40
柿のさち 薬用柿渋ボディソープ 製造販売元:マックス総合点 2.36
柿のさち製造販売元:マックス石鹸総合点 2.36
ねんどのソープ製造販売元:ヘルス&ビューティー総合点 2.31
ロードダイアモンド バイ ケイスケホンダ 薬用デオドラントボディウォッシュ製造販売元:フィッツコーポレーション総合点 2.27
ニキビ対策洗顔ソープ プライマリー Non A製造販売元:Primary Inc.総合点 2.24
ウィルケア 石鹸シャンプー 製造販売元:ヱスケー石鹸総合点 2.14
ミヨシ 無添加 せっけん 泡のシャンプー 製造販売元:ミヨシ石鹸総合点 1.99
パパウォッシュ製造販売元:イー・エス・エス総合点 1.94