Ingredient Analysis

N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン

アニオン界面活性剤 22件の商品に配合 ID: 87607
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+50

安全性
+20

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン
医薬部外品名N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液
慣用名・別名ococイルグルタミン酸TEA
INCI名TEA-Cocoyl Glutamate
化学式C₂₁H₃₈N₂O₅(C12主成分時の概算)
由来植物性,半合成
推奨配合濃度3〜8%
適正pH域5.0〜7.0
EWGスコア1/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミンの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 ○ +20
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 ○ +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 ○ +50
肌・頭皮への安全性
補修力 ○ +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 ○ +40
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 ○ +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 ○ +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 ○ +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油脂肪酸とグルタミン酸を原料とするアミノ酸系アニオン界面活性剤(ococイルグルタミン酸TEA)。アミノ酸系洗浄剤の中でも特にしっとり感・低刺激性が高く、皮膚・粘膜への刺激はトップレベルに低い。泡立ちは弱く単体での洗浄力は控えめだが、コンディショニング効果・保湿感に優れ、ベビーシャンプーや敏感肌向け処方に多用される。

N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミンの解析

アミノ酸系洗浄剤のしっとり系代表格

ヤシ油脂肪酸とL-グルタミン酸をアシル化縮合させ、トリエタノールアミン(TEA)で中和したアミノ酸系アニオン界面活性剤(別名:ococイルグルタミン酸TEA)。同系統のococイルグルタミン酸Naよりも水溶性に優れ、軽い泡質が得られる一方、脱脂力や洗浄力はさらに穏やかで、アミノ酸系洗浄剤の中でも最もしっとりタイプとして位置づけられる。

弱酸性・低刺激で肌に優しい

製剤を弱酸性領域(pH 4.5〜6.5付近)に調整しやすく、肌・頭皮の生理的pHに近い状態で洗浄できる。皮膚刺激性・眼刺激性ともに極めて低く、ベビーシャンプーや敏感肌・アトピー肌向け処方への採用実績が豊富。頭皮に必要な皮脂・NMFを過剰に奪わず、バリア機能が低下した肌でも安心して使用できる。

コンディショニング効果と保湿感

グルタミン酸由来のアミノ酸骨格が毛髪・肌への吸着性を持ち、洗浄後もしっとり感・潤滑性を与える。ポリクオタニウム-10などカチオン化ポリマーと併用することで、単独使用時のきしみ感を解消し、なめらかな仕上がりをもたらす。

泡立ちの弱さと配合上の注意点

起泡力は同系統の中でも最も弱く、皮脂や整髪料が残存する状況ではさらに泡立ちが低下する。そのため、コカミドプロピルベタインやラウロイルメチルアラニンNaなど補助界面活性剤との併用が事実上必須。本成分のみで処方された場合は泡立ちが極端に乏しくなることがある。

環境・安全性の総合評価

植物由来原料を主体とし生分解性も良好。医薬部外品成分としても承認されており、20年以上の使用実績を持つ安全性の高い洗浄剤。TEA塩の形態上、ニトロソアミン不純物に対しては配合管理が必要だが、通常の適正配合では実用上問題はない。

相性の良い成分

グリセリン BG ヒアルロン酸Na パンテノール

相性の悪い成分・混合注意

強アルカリ剤 強陽イオン界面活性剤

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