カテゴリ:育毛トニック
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
EU規制の成分が検出されました(2件)
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
大正製薬ブランド
リアップ容量
60ml参考価格
5466円1ml単価
91.1円JAN
4987306067240ASIN
B075GCCMQT発売日
2017年10月1日ID
11722製造国
日本シリーズ名
リアップX5対象の髪タイプ
男性向け発毛剤公式サイト
公式サイトを見る商品説明
リアップX5大正製薬
■ 総合2.31点|発毛剤とヘアケア指標のミスマッチ

育毛トニック内の順位
318個中260位
上位 82%(下位グループ)
安全性の判定
注意が必要な成分 5つ(EWG3以上: l-メントール(3)、エタノール(3)、ジフェンヒドラミン塩酸塩(5))
解析チームです。今回は『リアップX5』を見ていきます。
ミノキシジル5%を有効成分とする第1類医薬品の発毛剤で、全成分数は16です。当サイトの評価では全項目が要注意圏に並んでいますが、気になるのは「発毛を目的とした処方が、なぜスカルプケア力でも低評価になるのか」という点です。答えは成分表にあります。
全スコアが要注意圏に集まっていますが、これはヘアケア製品向けの評価スケールで第1類医薬品の発毛剤を測ったことによる構造的なギャップです。ミノキシジル5%という国内市販品の最高濃度を主軸に、頭皮環境を補助する成分が支える処方です。
成分表の筆頭に配置されており、国内市販品で認可された最大濃度5%での配合です。頭皮の微細な血管を拡張して毛乳頭への血流を増やし、休眠状態だった毛根を成長期へ切り替えます。
継続使用4〜6か月での効果確認が推奨されており、途中で中止すると育毛効果が失われる可能性があります。第1類医薬品として薬局でのみ販売されており、初めて使う際は薬剤師への確認が必要です。
青森ヒバ由来の成分で、成分表の7番目に位置します。強い抗菌・抗炎症作用を持ち、毛根周囲で増殖しやすい菌を抑えながら、炎症が引き金になる抜け毛リスクの軽減にも関わります。
グリチルレチン酸やパンテノールとの組み合わせが抗炎症の相乗効果をもたらすと考えられており、ミノキシジルが働きやすい頭皮環境を整えます。化粧品への配合には100g中0.1g以下の制限がある成分ですが、育毛剤としての適切な濃度で使用されています。
成分表の8番目に配置されており、頭皮に浸透後に体内でビタミンB5(パントテン酸)へ変換され、頭皮の水分保持能を高めてバリア機能の修復を助けます。エタノールベースの処方で乾燥しやすい頭皮環境を下支えする役割を担っています。
L-アルギニンとの組み合わせが育毛補助の相乗効果をもたらすとされており、ミノキシジルが継続して作用しやすい頭皮環境を整えます。EWGスコアは1で、医薬部外品の育毛剤成分としての承認実績もある成分です。
一方、成分全体の平均生分解性は0.76と高く、全体的な環境負荷は比較的低い処方です。
全項目中で最も高い2.6点(平均3.0点に対し0.4点下)を記録しています。成分表の前半に、トコフェロール酢酸エステル(頭皮の酸化を防ぐビタミンE誘導体)、ビタミンC、グリチルレチン酸(甘草由来の抗炎症成分)が並んでいます。これらが頭皮の酸化ストレスや炎症を抑える働きを担っており、育毛補助という設計意図と合致しています。
1.6点(平均3.0点に対し1.4点下)という全項目最低のスコアは、ケラチン・セラミド・加水分解タンパクといった髪の傷みを直す成分がゼロであることで説明できます。エタノールを主溶媒とする発毛剤は、ミノキシジルを毛根まで届けることを優先した処方で、毛幹(髪の軸部分)を補修する役割はもともと設計外です。
同様の理由から、スカルプケア力も1.8点(平均3.0点に対し1.2点下)にとどまっています。頭皮を化粧品的に養う保湿・補修成分が少ないためで、前書きで置いた「スカルプケア力でも低評価になる理由」への答えがここにあります。グリチルレチン酸やヒノキチオールは頭皮の炎症・菌対策として機能しますが、成分表の後半に位置する補助的な配合です。
リアップX5の処方は、ミノキシジルという有効成分を毛根まで届けることを最優先に組み立てられています。主溶媒にエタノールを用いて頭皮への浸透性を高めた設計は、ヘアケア製品が追う保湿・補修とは目的が異なります。成分表を見るときは、この商品が「毛を生やす」ために設計されていることを前提にする必要があります。
そのエタノールベースの処方を補うように、抗炎症・抗菌・保湿の役割を持つ成分が配置されています。これらはミノキシジルが継続して作用しやすい頭皮環境を整える補助役で、相対的に高いエイジングケア力もその成分群の働きによります。
発毛剤は使い続けてはじめて効果が出る商品で、4〜6か月は途中でやめないことが前提です。感作性物質が含まれる点が気になる方は、安全面の節をあらかじめ確認してから使い始めてください。継続できる頭皮環境かどうかを確かめることが、この商品を選ぶ際の実質的な出発点になります。
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