解析結果

リアップX5

カテゴリ:育毛トニック

リアップX5
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総合ランク

318個中 260位

総合点

2.31
2.31

1mlあたり

91.1円
コスパ
1.9

カテゴリ内順位

84%以内
258位 / 307製品中
上位

DATA口コミ・販売データ

Amazon 804位 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

一部の成分に注意が必要です

EU規制の成分が検出されました(2件)

個人差要因 皮膚感作性 2件 アレルゲン 1件 内分泌かく乱性 1件 経皮吸収 14件
EU規制 グリチルレチン酸、ジブチルヒドロキシトルエン
EWG 3+ l-メントール(3)、エタノール(3)、ジフェンヒドラミン塩酸塩(5)、ジブチルヒドロキシトルエン(4)、トコフェロール酢酸エステル(3)
リスクスコア100点満点・低いほど安全
25/100中
解析安全性値5点満点・高いほど安全
2.2/5注意
EWG スコア12成分の平均・低いほど安全
最高 5
2.1/10注意
判定は上の指標を合わせた総合評価です(解析安全性値を最も重視) EWG 評価済み 12成分
フラグ成分の詳細(2件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
グリチルレチン酸、ジブチルヒドロキシトルエン
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B2件
l-メントール、ヒノキチオール
アレルゲン香料
1件
l-メントール
マイクロプラスチック
未検出
検出なし
内分泌かく乱性
1件
ジブチルヒドロキシトルエン
生分解性高いほど良い
76%易分解性
経皮吸収リスク低いほど良い
56%中リスク

SCORE解析スコア一覧

16成分数
1植物エキス
0優れた素材
1注意素材

この商品の強み TOP3 5点満点

3.2/5
No.1 安全性(総合)
3.0/5
No.2 ホワイトニング
2.6/5
No.3 エイジングケア

そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5

環境配慮
2.6
育毛力
2.4
浸透力
2.3
サラサラ感
2.3
即効性
2.2
ツヤ感
2.2
素材の品質
2.1
保湿効果
2.1
使用感の良さ
2.0
コスパ
1.9
スキンケア力
1.8
持続性
1.8
髪補修力
1.6
3.5以上 2.5〜3.4 1.5〜2.4 1.5未満
有効成分 ミノキシジル5%,パンテノール,ピリドキシン塩酸塩,トコフェロール酢酸エステル,ジフェンヒドラミン塩酸塩,グリチルレチン酸,ヒノキチオール

メーカー

大正製薬

ブランド

リアップ

容量

60ml

参考価格

5466円

1ml単価

91.1円

JAN

4987306067240

ASIN

B075GCCMQT

発売日

2017年10月1日

ID

11722

製造国

日本

シリーズ名

リアップX5

対象の髪タイプ

男性向け発毛剤

公式サイト

公式サイトを見る
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ANALYZEDリアップX5の解説

ミノキシジルを届ける処方は、頭皮を養えるのか

リアップX5大正製薬

■ 総合2.31点|発毛剤とヘアケア指標のミスマッチ

リアップX5

育毛トニック内の順位

318個中260位

上位 82%(下位グループ)

安全性の判定

注意が必要な成分 5つ(EWG3以上: l-メントール(3)、エタノール(3)、ジフェンヒドラミン塩酸塩(5))

解析チームです。今回は『リアップX5』を見ていきます。

ミノキシジル5%を有効成分とする第1類医薬品の発毛剤で、全成分数は16です。当サイトの評価では全項目が要注意圏に並んでいますが、気になるのは「発毛を目的とした処方が、なぜスカルプケア力でも低評価になるのか」という点です。答えは成分表にあります。

結論から

全スコアが要注意圏に集まっていますが、これはヘアケア製品向けの評価スケールで第1類医薬品の発毛剤を測ったことによる構造的なギャップです。ミノキシジル5%という国内市販品の最高濃度を主軸に、頭皮環境を補助する成分が支える処方です。

  • 発毛効果を第一に考える人:国内市販品で認可された最高濃度のミノキシジルを継続使用したい人に向く選択肢です。
  • 頭皮の炎症やかゆみも同時に対処したい人:グリチルレチン酸・ヒノキチオールなど抗炎症・抗菌成分が複数配合されています。
  • 頭皮が敏感でアレルギー体質の人:GHS感作性1Bに分類される成分が2つ含まれており、向かない場合があります。

注目の成分3つ

ミノキシジル(毛根を目覚めさせる育毛有効成分)

成分表の筆頭に配置されており、国内市販品で認可された最大濃度5%での配合です。頭皮の微細な血管を拡張して毛乳頭への血流を増やし、休眠状態だった毛根を成長期へ切り替えます。

継続使用4〜6か月での効果確認が推奨されており、途中で中止すると育毛効果が失われる可能性があります。第1類医薬品として薬局でのみ販売されており、初めて使う際は薬剤師への確認が必要です。

頭皮 毛乳頭 成長期 成分 ① 短くなる ② 届く ③ 伸びる 成長期が短く、細く短い髪になる 成分が毛乳頭に届き、指令が強まる 成長期が延び、太くしっかり育つ
毛乳頭にはたらく育毛成分成分が毛穴の奥の毛乳頭まで届き、髪をつくる指令が強まって成長期が長く保たれます。抜け毛が落ち着き、生えてくる髪に太さとコシが戻ってきます。

ヒノキチオール(頭皮の菌と炎症を同時に抑える成分)

青森ヒバ由来の成分で、成分表の7番目に位置します。強い抗菌・抗炎症作用を持ち、毛根周囲で増殖しやすい菌を抑えながら、炎症が引き金になる抜け毛リスクの軽減にも関わります。

グリチルレチン酸やパンテノールとの組み合わせが抗炎症の相乗効果をもたらすと考えられており、ミノキシジルが働きやすい頭皮環境を整えます。化粧品への配合には100g中0.1g以下の制限がある成分ですが、育毛剤としての適切な濃度で使用されています。

頭皮 赤み 抗炎症成分 ① 荒れる ② しずめる ③ 落ち着く 炎症の反応で赤みやヒリつきが出る 抗炎症成分が染み込み、反応をおさえる 赤みが引いて、落ち着いた頭皮になる
抗炎症成分が赤みをしずめる仕組みかゆみや赤みの出た頭皮に抗炎症成分が届き、炎症の反応をおさえて落ち着かせます。洗ったあとのヒリつきやかゆみが出にくくなります。

パンテノール(頭皮のうるおいとバリアを補うビタミン前駆体)

成分表の8番目に配置されており、頭皮に浸透後に体内でビタミンB5(パントテン酸)へ変換され、頭皮の水分保持能を高めてバリア機能の修復を助けます。エタノールベースの処方で乾燥しやすい頭皮環境を下支えする役割を担っています。

L-アルギニンとの組み合わせが育毛補助の相乗効果をもたらすとされており、ミノキシジルが継続して作用しやすい頭皮環境を整えます。EWGスコアは1で、医薬部外品の育毛剤成分としての承認実績もある成分です。

安全面で見ておくこと

  • ジフェンヒドラミン塩酸塩:かゆみを抑える抗ヒスタミン成分で、EWGスコアは5です。EU化粧品規制では化粧品への配合が禁止されており、日本では第2類医薬品成分として扱われます。使用中に皮膚の発疹や異常を感じた場合は、すぐに使用を中止して薬剤師または医師に相談してください。
  • l-メントール:清涼感と軽微な血行促進作用を与える成分ですが、GHS感作性1Bに分類されており、EUではアレルゲン表示対象成分です。頭皮にかぶれや刺激感が現れた場合は使用を中止してください。
  • ジブチルヒドロキシトルエン(BHT):配合成分の酸化を防ぐ安定剤で、EWGスコアは4です。内分泌かく乱性(EDC)の疑いがある成分に分類されており、生分解性も0.20と低く環境への残留性が指摘されています。長期継続使用が前提の発毛剤への配合という観点から、留意しておきたい成分です。

一方、成分全体の平均生分解性は0.76と高く、全体的な環境負荷は比較的低い処方です。

スコアの内訳

エイジングケア力が相対的に高い理由

全項目中で最も高い2.6点(平均3.0点に対し0.4点下)を記録しています。成分表の前半に、トコフェロール酢酸エステル(頭皮の酸化を防ぐビタミンE誘導体)、ビタミンC、グリチルレチン酸(甘草由来の抗炎症成分)が並んでいます。これらが頭皮の酸化ストレスや炎症を抑える働きを担っており、育毛補助という設計意図と合致しています。

髪補修力が最も低い理由

1.6点(平均3.0点に対し1.4点下)という全項目最低のスコアは、ケラチン・セラミド・加水分解タンパクといった髪の傷みを直す成分がゼロであることで説明できます。エタノールを主溶媒とする発毛剤は、ミノキシジルを毛根まで届けることを優先した処方で、毛幹(髪の軸部分)を補修する役割はもともと設計外です。

同様の理由から、スカルプケア力も1.8点(平均3.0点に対し1.2点下)にとどまっています。頭皮を化粧品的に養う保湿・補修成分が少ないためで、前書きで置いた「スカルプケア力でも低評価になる理由」への答えがここにあります。グリチルレチン酸やヒノキチオールは頭皮の炎症・菌対策として機能しますが、成分表の後半に位置する補助的な配合です。

まとめ

リアップX5の処方は、ミノキシジルという有効成分を毛根まで届けることを最優先に組み立てられています。主溶媒にエタノールを用いて頭皮への浸透性を高めた設計は、ヘアケア製品が追う保湿・補修とは目的が異なります。成分表を見るときは、この商品が「毛を生やす」ために設計されていることを前提にする必要があります。

そのエタノールベースの処方を補うように、抗炎症・抗菌・保湿の役割を持つ成分が配置されています。これらはミノキシジルが継続して作用しやすい頭皮環境を整える補助役で、相対的に高いエイジングケア力もその成分群の働きによります。

発毛剤は使い続けてはじめて効果が出る商品で、4〜6か月は途中でやめないことが前提です。感作性物質が含まれる点が気になる方は、安全面の節をあらかじめ確認してから使い始めてください。継続できる頭皮環境かどうかを確かめることが、この商品を選ぶ際の実質的な出発点になります。

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