ブブカ ゼロ BUBKA ZEROの解析結果 | シャンプー解析ドットコム 

ブブカ ゼロ BUBKA ZEROの解析結果

総合点0.21
135個中131位
品質1.5 %
成分数107
1mlあたり110円 %
安全性1.1 %
エキス類65
全成分
詳細情報
  • ブブカ ゼロ BUBKA ZEROの詳細情報
  • [発売日]
  • [JANコード]
  • [ランキング] 131位 135個中/
  • [ポイント(5点中)] 0.21点
  • [ジャンル] TONIC
  • [容量] 120ml
  • [参考価格] 13200円
  • [1mlあたり] 約 110円
  • [商品ID] 8202
  • [ASIN]
  • [商品サイズ]
  • [商品重量] g
  • [成分数]107
  • [エキス類の数]65
  • [特に優れた成分の数]3
  • [要注意成分の数]0
販売元による宣伝文
育毛などの効果を持つ3つの有効成分が、抜け毛を抑えて発毛促進!
育毛の土台となる頭皮環境へ!BUBKA ZEROは、抜け毛や薄毛でお悩みのすべての方におすすめしており、 男女問わずご使用頂けます。
無添加・無香料
優れた育毛効果が得られても、添加物によるダメージが生じては意味がありません。大切なお肌に直接添付するものだから、BUBKAの育毛剤は配合成分と使い心地にこだわりました。無味無臭でさらっとした手触りなので、抵抗なくご使用いただけます。頭皮をいたわる9種類の植物を含み、ノンシリコン、無香料・無着色です。アルコールが不使用で、ベタつきが無く、頭皮にすっと浸透する心地良いテクスチャーを叶えました。成分の組み合わせを駆使し、さっぱりと長時間保湿が持続する独自設計。毎日の育毛ケアをしっかりと行うことができます。
ブブカ ゼロ BUBKA ZERO解析チャート

ブブカ ゼロ BUBKA ZEROの解説

執筆時点、2021/10/02ですが、つい先日このBUBKA ZEROがニュースになっていましたね。

一例を挙げるとこちら 「たった2カ月で髪がフサフサになった」などと書かれた広告には根拠なしということで、景品表示法違反(優良誤認)として、販売会社の「T.Sコーポレーション」(東京都港区)に再発防止などの命令を出した。とのこと。

早速、この話題になった商品が本当に2ヶ月でフサフサになるのか、実のところどうなのかを見ていきましょう。

概要

全成分表を見ると第一印象としてエキス多すぎ・・という感想が漏れます。

数えるのも億劫になるレベルの種類が入っていますね。ただし、数が多いと優れているというわけではありません。

むしろ、種類が多いほど1つ1つの濃度は薄まり、有効性が期待できなくなっていくということのほうが多いです。

それを踏まえて特徴をまとめると、

  • 植物エキス主体である。
  • というか、植物エキスしかないくらいである。

このような製品です。

メーカーについて

株式会社T.Sコーポレーション。

どんな商品?詳しく解析

とにかく植物エキスで成分表が埋め尽くされている、という内容。

1つポイントとしては、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)が配合されていて、有効成分の浸透を助ける働きがあるということ。

この影響で、植物エキスの効きが向上している、と見ることはできるでしょう。水溶性成分などを送り届ける能力は少し優れているわけですので。

ただ、やはり種類が多すぎなんですね・・。

1つ1つ見ると、中には良い成分も見られます。例えば、ホップエキス、ジオウ、グルコシルヘスペリジン、センブリ、シソ、ヒキオコシエキスなど、育毛界隈ではおなじみの顔ぶれも揃っていますね。

ヒアロベールやアミノ酸、コラーゲンのような保湿成分も、育毛には必要な要素と言われているものではあります。

オレンジフラワーの香り、カワラヨモギの抗菌特性など、挙げればきりがない数の植物エキスが内包。概ねこのような特徴です。

デメリットは?

前述したとおり、あまりに種類が多すぎることで、有効濃度に各エキスが届いていない可能性が高いということ。

この製品の中で有効濃度以上の配合が確約されているのは、先頭に記述されている「有効成分」のみ。センブリ、グリチルリチン酸2K、酢酸トコフェロールですね。

それ以外に関しては、正直言って薬効を期待するレベルで配合されてはいない、と見たほうが自然です。

種類が多すぎますからね。

それに、植物エキスで育毛、というアプローチ自体がやや気長に使わないと変化が訪れないということもあり、年単位でこの育毛剤を使い続けて、果たして結果どうなるか、という視点で見なければ成果が判然としません。

もちろん、冒頭で景品表示法違反となった「2ヶ月でフサフサ」などという現象はこの育毛剤ではまず期待すべきでないといえます。

まとめ

良くも悪くも、気長に薬効を待つタイプの育毛剤です。即効性がない分、副作用にあたるようなデメリットも少ないタイプですので、安心して使えるという点は強調していいかな、と思います。

ただ、13200円で約1ヶ月分くらいのトニックを、年単位で使う覚悟がある方がどのくらいいるものなのか。そんなに多くはないと思いますが、経済的に余裕があるとしても、このトニックをあえて選ぶべきかどうかは、微妙です。

植物エキスを多く使うと、それだけコストが増大しますので、この値段が必ずしも高すぎるとは思いません。

ただ、育毛をしたいのであれば、純粋に効果が微妙な可能性が高いという点で、微妙なのです。

実際、育毛効果があった、という合理的な根拠となる資料を出せなかったらしいですしね。

それなら、効果は期待できないと見るほうが自然だと思います。

アフィリエイトで商品の口コミを広げる手法は古くから定番ですが、このように実態とあまりにもかけ離れた宣伝がされてしまうものは、きちんと処分されて然るべきでしょう。

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防腐剤。パラベンと代替としてマイルド系防腐剤として用いられることが多いが、実際のところ肌刺激性では双方に有意な差はない。防腐能力についてはパラベンより低く、他の防腐剤と組み合わせて使うことで必要な能力を引き出すタイプ。パラベンがないからといって、フェノキシエタノールならソフトである、という解釈はあまり良い判断ではないが、防腐能力がソフトという点ではやや優しい。
フェノキシエタノール
・ホップエキスは抗酸化作用、抗菌作用、女性ホルモン様作用による育毛効果。また、メラノサイトを活性化させる作用があり、白髪の予防も期待されます。
ホップエキス
ヨーロッパ原産なでしこ科サボンソウの根、葉から抽出されるエキスで、発泡性があり、汚れを落とす作用があるサポニンを含む。
サボンソウエキス
・ウメ果実エキスはメイラード反応(肌の糖化)を抑制する働きがあり、肌の老化、くすみを抑制する効果を付与。
ウメ果実エキス
ヨーロッパ原産のアオイ科植物のビロウドイオイの根より抽出したエキスです。抗炎症作用やヒアルロン酸分解酵素を抑制し肌の保湿力を高める働きがあります。
アルテアエキス
牛蒡の根から抽出。抗炎症・血行促進作用を付与します。
ゴボウエキス
シソ科セージ(サルビア)の葉抽出エキス。抗菌作用、血行促進作用、収れん作用などを与えます。ソーセージの語源にもなったと言われる。
セージエキス
セリ科の明日葉のエキスです。ビタミンAやフラボノイドなどを含有し、セラミド産生促進作用や白髪抑制作用、血行促進作用を付与します。
アシタバエキス
シソ科コガネバナの根より抽出したエキスです。抗炎症・抗アレルギー作用をはじめ抗酸化作用・美白作用・収斂作用などを付与。育毛系の製品でもよく利用されるように、男性ホルモンを抑制する効果があります。
オウゴンエキス
弟切草。セント・ジョーンズ・ワート(St. John's wort)という呼び方も。テリハボク科のハーブ、セイヨウオトギリソウ・コゴメバオトギリソウの花、または全草から抽出。創傷治癒や抗鬱、AIDSの治療薬としても。毛髪の成長を促す効果が期待される。
オトギリソウエキス
セリ科オランダカラシから得たエキス。辛味配糖体シニグリン(ミロン酸カリウム)やビタミン類を含み、血行促進作用、抗菌作用、発毛・皮膚細胞活性化作用があるとされます。
オランダカラシエキス
キク科植物カワラヨモギから得たエキス。精油、フラボノイド、タンニン類を含み、瘙痒抑制による抗炎症、抗アレルギー、抗菌作用、活性酸素消去能による抗酸化作用、色素沈着抑制、毛乳頭細胞増殖促進による育毛作用などを付与。
カワラヨモギエキス
抗菌・創傷治癒、消臭、抗炎症、抗育毛作用などを付与。
ドクダミエキス
とても根が深く伸びる杉菜のエキス。収斂・抗菌・抗炎症作用を付与します。
スギナエキス
ウコギ科西洋木蔦から得たエキスです。サポニン、フラボノイドを含み、抗炎症・抗菌・抗酸化作用・清浄作用を付与します。
セイヨウキズタエキス
アオイ科アオイ属ゼニアオイから得たエキス。高い抗炎症作用を持つ粘液質を含みます。
ゼニアオイエキス
リンドウ科の2年草で、細胞活性作用、抗炎症・血行促進作用を付与します。
センブリエキス
ボタン科の牡丹の根から抽出。ぺオノール、ペオノリット、ペオノサイト、アラントインを含有し、消炎・血行促進作用・アンチエイジング作用を付与する。
ボタンエキス
レモンエキス
・ローヤルゼリーエキスは免疫増強作用、 抗菌作用、 保湿作用、 皮脂分泌調節作用を示します。
ローヤルゼリーエキス
・オレンジフラワー水はリラックス効果の高い芳香料です。
オレンジフラワー水
・メリッサはクールでフローラル調の香り。養蜂用として昔からメリッサは用いられています。強力な鎮静効果、抗炎症作用などを特徴とします。抗うつ作用も。
メリッサエキス
地黄の根から抽出されたエキスです。漢方でもおなじみですが、化粧品では皮膚細胞賦活作用といって細胞の活性を促進する作用を持ちます。育毛剤でもよく使われます。
ジオウエキス
ユリ科ニンニクのエキスです。高い抗菌作用と血行促進作用をプラスします。
ニンニクエキス
フユボダイジュエキスとも呼ばれるエキスです。タンニン・フラボノイドを含み、血行促進、収斂、抗炎症作用などを付与。
シナノキエキス
キク科植物であるアルニカの花・根から得たエキスです。カロチノイド、タンニン、トリテルペノイド、サポニン、フラボンなどを含み、血行促進・抗酸化・抗炎症・抗菌・収れん作用などを付与します。
アルニカエキス
・オドリコソウエキスはシソ科でタンニン、フラボノイドを含有するエキス。収れん作用、抗炎症作用、肌荒れ改善、皮脂の過剰な分泌を抑制し、育毛作用を期待されます。
オドリコソウエキス
キク科ローマカミツレより抽出、抗炎症効果に優れ、肌荒れ防止、育毛、抗菌、抗フケ、カユミ防止目的で使われる。
ローマカミツレエキス
シソ科常緑樹ローズマリーの葉から得たエキスです。精油としてもおなじみですが、フラボノイド、タンニン、フラボノイド類などを含みます。抗菌作用・抗炎症作用・収れん作用を付与します。
ローズマリーエキス
抗AGEs(抗糖化)作用や免疫増強効果などを付与。
シャクヤクエキス
加水分解ヒアルロン酸
ダイズエキス
西洋赤松の球果から抽出したエキスで、血行促進、抗炎症、収れん作用などを付与。
マツエキス
オレイン酸を主とするトリグリセライド。エモリエント作用を付与。
アボカド油
メラニンの生成を抑える働きがあるとされます。
サクラ葉抽出液
肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。
濃グリセリン
リンゴエキス
アロエエキス(2)
ヒアルロン酸。
ヒアルロン酸ナトリウム(2)
シソ科、エンメイソウのエキスです。苦味成分レクトラチンを含み、血行促進、創傷治癒、免疫強化、抗菌作用などを付与。
ヒキオコシエキス(1)
スイカズラ科植物でフラボノイド含有のエキス。優れた抗酸化作用を付与。
セイヨウニワトコエキス
コラーゲンの形をそのままに水に溶解させたのがこの水溶性コラーゲンです。魚の骨や皮、うろこを原料として、匂いが少なく吸収性が高いのが特徴です。
水溶性コラーゲン液
加水分解コラーゲン末
世界初ジェミニ型(双子型)両親媒性物質・通称ペリセア。洗浄剤の刺激緩和のほか、髪のコーティング、有効成分の浸透補助、髪の強度アップなど多岐にわたる効果を発揮。毛髪内部に極めて短時間(約1分!)で浸透しダメージ修復。肌のキメを整える美肌効果も。
ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液
キク科カミツレの花エキスです。発汗作用、抗炎症、収斂、血行促進作用などを付与。
カモミラエキス(1)
シソエキス(1)
テンニンカ(天人花)は沖縄などで自生している常緑低木植物。その果実はジャムなどにも使われる他、化粧品用途では抗酸化作用、DNA損傷を抑制。トリテルペノイド、スチルベン誘導体、ピセアタンノールなどを含有。
テンニンカ果実エキス