解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ホーユー株式会社ブランド名
ヘアニングDX容量
450ml参考価格
1922円1mlあたり
4.3円JANコード
4987205882630KaisekiID
7157ヘアニングDX薬用コンディショナーの解析ですが、謳い文句に頭皮環境を整え、髪にハリコシを与えます。とあります。
もう、パッと全成分を見ただけでもまず頭皮に塗るには副作用は強いし、頭皮環境を整えるような成分もないというのが一目瞭然です。
単にそれ系のシャンプーのセットとして販売されているリンス剤、という以上のものではないでしょう。
ヘアケアという点でもほとんど最低限のコンディショニング効果を有するのみで、市販の非常に価格の安いコンディショナーと比較するまでもなく低レベルと言えます。
かといって皮膚に優しいというわけでもなく、ジステアリルジモニウムクロリド、ステアルトリモニウムなどのカチオン界面活性剤がしっかりとベースを構成しています。つまり、皮膚に直接つけられるような優しい製品ではないということです。タンパク変性作用が強く、デメリットが大きいので皮膚につけたら頭皮環境が逆に乱されてしまいます。
それでは何のためのコンディショナーかと言われれば、やはりセット販売したかったんだろうなというのが容易に想像つきます。効果云々は抜きにして。
このような中途半端なコンディショナーをわざわざ2000円近く出して使うぐらいなら、市販のより良いコンディショナーを何分の一かの値段で買った方が圧倒的に賢い買い物です。
スカルプ系のコンディショナーだから、きっと頭皮にも良いのだろうと思って買われる方が多いのだと思います。しかしまったくそんなことはありません。普通のコンディショナーのベースに、大した工夫もなく頭皮にも髪にも大したメリットがない、平凡なリンス剤というのが実態です。
頭皮には頭皮に良いシャンプーを、髪には髪に良いトリートメントを、そして仕上げに優秀なトニック剤を、というように、ブランドにこだわらず適材適所で製品を選ぶのが一番望む結果を得やすいといえます。
特に、このようなスカルプ系育毛系のコンディショナーというのはものすごく無意味な製品が氾濫していて、割高で、消費者にとってのトラップとなっている例が後を絶ちません。
そもそも、育毛系のシャンプーでさえも無意味なものがゴマンとある始末・・
このブランドのシャンプーが気に入っている方にも、是非コンディショナーの方はヘアケアに特化したものや、本当に頭皮環境を整えてくれる頭皮にも安全に使える製品を使ってほしいと切に願います。そのことが頭皮環境を整える近道となり、賢明な買い物であるということにつながるからです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。