広告を含みます。
まず、抗酸化成分であるポリフェノール類を10種類配合、と宣伝されていますが、
リンスに果たして抗酸化作用がそれほど必要でしょうか。
頭皮を洗うシャンプーや、頭皮につけるスカルプローションであれば効果が期待できるかと思いますが、
毛髪の酸化を防止?というのは何の役に立っているのか不明ですし、
この製品は頭皮に塗ることは推奨できない作りです。
ノンシリコン、とのことですが、オクチルドデカノールのような薄い被膜形成する成分はアリ、というのはどういう根拠があるのでしょうか。
ワセリンは?ポリイソブテンは?ホホバタンパクだって被膜形成します。
ノンシリコンなら何でもOKというのでは本当にいい製品を見つけることはできないでしょう。
この製品でいえば、シリコンはありませんが、ワセリンが高配合で膜を作り、
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドもカチオン性の被膜形成。
シアバターはエモリエント付与、紫外線防止。
その他エキスは保湿、抗酸化、抗炎症、抗菌などの作用がありますが、このリンスの中では大して役に立っていると思えません。
全体としては、シリコンが入っていないのは本当だが、それに変わるような効果的な処方はなく、
余計な成分がアレコレ入って無駄に高額になっている効きの悪いリンス、ということです。