解析結果

オブ・コスメティックス ナチュラルクレイフェイスウォッシュ・F1

販売開始から 5年0ヵ月10日(1836日)
オブ・コスメティックス ナチュラルクレイフェイスウォッシュ・F1
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総合ランク

156個中 82

総合点

2.21
2.21

1mlあたり

24.1
コスパ
1.4

口コミの評価

2.54
口コミ数 4件
2.5

カテゴリ内順位

53%以内
83位 / 156製品中
上位
オブ・コスメティックス ナチュラルクレイフェイスウォッシュ・F1解析チャート

DATA口コミによる評価

オズモール編集部厳選「ヘアサロン予約」

DATAクチコミサイトの評価

@cosme 3.5点
@cosme 口コミ数 6件

SAFETY成分安全性リスク

低リスク 0 / 100 フラグ成分 0 件
低リスク要注意高リスク

安全性フラグ対象成分は検出されませんでした

EWG 平均 2.4 最高 6 / 10(22件評価済み)
スコア3以上:1,2-ヘキサンジオール(3)、EDTA-2Na(6)、イソノナン酸エチルヘキシル(3)、オレンジ油(3)、ココイルグルタミン酸TEA(3)、ニオイテンジクアオイ油(4)、ベントナイト(3)、ラベンダー油(4)、ローズマリー葉油(4)、尿素(3)
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。

ENV環境・安全性指標

皮膚感作性
GHS 1B 5件
イタリアイトスギ葉油・オレンジ油他
アレルゲン香料
5件検出
イタリアイトスギ葉油・オレンジ油他
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
83%
易分解性
経皮吸収リスク
36%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数

28

植物エキスの数

9

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

洗浄剤の品質

0

洗浄力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

1

注意が必要な素材

0

香り

シトラス&ハーブの香り

サブカテゴリ

総合
広告を含みます。

商品説明

天然クレイ「ベントナイト」配合の泡立てない洗顔料。皮脂や汚れを吸着して落とし、尿素・ヒアルロン酸ナトリウム・アロエベラ生搾り液汁・海藻エキス・オウゴン根エキスで潤いを付与。グリチルリチン酸ジカリウム・ムクロジ果皮エキス・セラキュート®-L配…
広告を含みます。

ANALYZEDオブ・コスメティックス ナチュラルクレイフェイスウォッシュ・F1の解説

泡立てない洗顔料、その「低刺激」は本物か?

解析チームです。天然クレイ「ベントナイト」を前面に押し出した泡立てないタイプの洗顔料。アミノ酸系洗浄剤3種とオーガニック精油6種を組み合わせた独自設計ですが、成分の数字は少々正直な結果を示しています。

概要 ― データが示す「得意」と「苦手」

総合点2.74点は平均(3.0点)を0.26点下回る水準。全体的な安全性(3.7点)と補修力(3.8点)は「平均以上」を維持する一方、配合成分のレベル(1.7点)・エイジングケア力(1.8点)・使用感(1.9点)・スキンケア性能(1.9点)の4項目が「要注意」ゾーンに集中しています。1ml単価24.1円でコスパ2.3点という評価も考慮すると、価格に対して成分の処方密度が追いついていない状況が数字から透けて見えます。

スタッツ詳細レーダー

平均3.0点を基準ライン(灰色破線)として表示

全体的な安全性
3.7
補修力
3.8
保湿力
2.8
ホワイトニング
2.5
コスパ
2.3
スキンケア性能
1.9
使用感
1.9
エイジングケア力
1.8
配合成分のレベル
1.7

棒グラフの長さは5点満点中の割合。縦破線は平均(3.0点/60%)を示す。

「泡立てない」クレイ洗顔という設計は洗顔料カテゴリのなかでも異色ですが、それがそのまま使用感スコアの低さ(1.9点)に影響している可能性があります。一般的な泡洗顔に慣れたユーザーには「洗えた感」が異なるため、使用ルーティンを変える必要があります。

注目成分 ― 処方設計を読み解く

アミノ酸系洗浄剤3種の「トリプルグルタミン酸」戦略

ここで見逃せないのが、ココイルグルタミン酸K・TE A・Naという同じグルタミン酸系洗浄剤を塩違いで3種併用している点。3種はいずれも弱酸性・低刺激(EWGスコア2〜3)で、硬水環境でも洗浄力を維持するアミノ酸系の強みを持ちつつ、カウンターイオンの違いによって起泡特性・エモリエント感・吸着挙動を微妙に補完し合う処方設計です。ただし3種とも「単体では起泡力が弱い」という共通の弱点を持つため、ベントナイトのクレイ吸着によって洗浄を補完する構造になっています。単純に「低刺激だから多い方がいい」という発想ではなく、クレイ洗浄との組み合わせを前提とした処方と読めます。

ベントナイト ― クレイ洗浄のキーマン

天然粘土鉱物モンモリロナイトを主体とするベントナイト(EWGスコア3)は、層状珪酸塩構造が持つ強力なイオン交換能で皮脂や汚れを物理的に吸着します。推奨配合量1〜10%の範囲内での使用が前提で、過剰配合は乾燥感に直結。本処方では多価アルコール(BG・グリセリン・ソルビトール)と組み合わせることで脱脂しすぎを緩和する設計が見られます。余談ですが、Toxicology Letters誌(2009)の知見によるとベントナイトのイオン交換能はpH5〜7.5で最大化されるため、アミノ酸洗浄剤が確保する弱酸性pHとの相性は理にかなっています。

セラキュート®-L = セラミドを「模倣」するポリマー

(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマーはメーカー呼称「セラキュート®-L」で知られる機能性ポリマー。セラミドの構造を模した親水部・疎水部の両親媒性設計により、肌表面に薄い保護被膜を形成します。ヒアルロン酸Naおよびグリセリンとの相乗効果が確認されており、3成分が揃う本処方では被膜形成×水分引き付け×保水の三段階アプローチが機能します。ただし洗い流す製品特性上、この被膜の残留時間は限定的である点は理解しておく必要があります。

尿素 ― 濃度が命の両刃成分

天然保湿因子(NMF)の主要構成成分として有名な尿素(EWGスコア3)は、1828年にウェーラーが無機物から合成した歴史的にも重要な有機化合物。低濃度(2〜5%)では保湿・角質柔軟化、高濃度(10〜40%)ではケラトリシス(角質溶解)と濃度依存的に効果が変わります。本製品の全成分順から推定すると保湿目的(低濃度帯)の配合と見られますが、グリセリンやヒアルロン酸Naとの相乗効果が確認されており、NMF成分との組み合わせは保湿効果を底上げします。

EDTA-2Na ― EWGスコア6の安定剤

EDTA-2NaはEWGスコア6で、本処方中で最も注意が必要な成分。製品の品質安定(金属イオン封鎖・防腐増強)に不可欠ですが、皮膚のミネラルを奪う可能性と生分解性の低さ(環境残留性)が業界内で議論されています。配合は処方末尾に近く微量と推定されますが、EU・JP共に規制対象ではないものの感受性の高い肌では刺激反応の報告があります。なお、本成分は防腐成分や抗酸化剤と組み合わせると保存効果を増強するため、1,2-ヘキサンジオールとの協働が防腐システムの骨格を担っています。

処方設計の巧みさ:カプリロイルグリシン × グリチルリチン酸2K × オウゴン根エキスの3成分は、それぞれ独立して5α-リダクターゼ阻害(皮脂分泌抑制)に関与するアプローチを持ちます。加えてラベンダー油・ローズマリー葉油・ニオイテンジクアオイ油はいずれも相互の抗菌作用を高め合う精油の組み合わせとして知られ、頭皮・肌の菌バランス調整という軸で一貫した意図が読み取れます。

メリデメ

強み
  • アミノ酸系洗浄剤オンリー設計でSLS・SLES不使用。刺激性の高い石油系界面活性剤を排除した低刺激フォーミュラ。
  • 安全性3.7点(平均+0.7)はカテゴリ内で平均以上。パラベンフリーかつ1,2-ヘキサンジオール主体の防腐システムを採用。
  • ベントナイト+アミノ酸系の二重洗浄はクレイによる皮脂吸着と界面活性剤洗浄を組み合わせており、洗浄力の確保と低刺激性を両立しようとする合理的設計。
  • グリチルリチン酸2K(医薬部外品承認成分)配合。抗炎症・皮脂調整の有効成分を洗顔ステップで取り込める。
弱み
  • 配合成分のレベル1.7点・エイジングケア力1.8点はいずれも「要注意」。レチノール・ビタミンC誘導体など高機能エイジングケア成分は非配合。
  • 1ml=24.1円、コスパ2.3点。洗い流す製品として有効成分の残留が限定的であることを考慮すると、価格の説明力がやや弱い。
  • 使用感1.9点。「泡立てない」設計は洗顔習慣を根本から変える必要があり、一般的な泡洗顔からの乗り換えにはハードルがある。
  • EDTA-2Na(EWG:6)が安定剤として配合。環境負荷・敏感肌への影響を気にする場合は要チェック。

注意点:精油アレルゲンの複合リスク

ラベンダー油(EWG:4)・ニオイテンジクアオイ油(EWG:4)・ローズマリー葉油(EWG:4)の3精油が同時配合されています。ラベンダー油はEUでリナロール・酢酸リナリルのアレルゲン表示義務対象成分を含み、ニオイテンジクアオイ油(ゲラニオール・シトロネロール)もアレルギー性接触皮膚炎の報告があります。植物精油への感受性が高い場合は成分リストの確認を推奨します。

まとめ

一言で言うと

VERDICT

「理念は正しい、
でも処方密度が追いつかない」
クレイ洗顔

低刺激設計という方向性は評価できるが、3498円を説得できる成分濃度・機能性への裏付けが弱い

3.7

安全性

1.7

成分レベル

2.74

総合点

アミノ酸系洗浄剤3種+ベントナイトという組み合わせは「泡立てない低刺激クレイ洗顔」という明確なコンセプトに沿った処方です。ただし、洗い流しが前提の製品にセラキュート®-Lや尿素を配合しても残留効果が限定的なこと、エイジングケア・スキンケア機能の有効成分が絶対量として不足していること、精油6種の複合使用でアレルギーリスクが逓増すること ― これらが総合点2.74点という評価に正直に反映されています。

使用シーン別推奨度:

  • 泡洗顔の刺激が気になる・SLS完全回避を最優先したい方:アミノ酸系洗浄剤オンリー設計という点ではトライする価値あり。ただし代替品も多数存在する。
  • エイジングケア・美白・スキンケアを洗顔に求める方:スキンケア性能1.9点・エイジングケア力1.8点という数字が示す通り、洗顔ステップへの期待値を下げた方がミスマッチを防げる。
  • コストパフォーマンスを重視する方:コスパ2.3点・1ml=24.1円という条件では、同価格帯でより高密度な処方の選択肢も検討余地あり。
  • 植物精油フリーを志向する方:ラベンダー油・ニオイテンジクアオイ油・ローズマリー葉油などEWGスコア4の精油が複数配合されているため、このカテゴリには向かない。

口コミ数が4件と少なく評価の統計的信頼性は限定的ですが、評価点の高さはクレイ洗顔という独自体験への好意的反応と推察され、成分解析の数字(特に成分レベル・使用感の低評価)との乖離が見られる点は注目されます。

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