Ingredient Analysis

グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロノキシエタノール

カチオン界面活性剤 28件の商品に配合 ID: 1089
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
-10

安全性
+10

素材の品質
+25

使用感
基本情報
成分名グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロノキシエタノール
医薬部外品名塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァーガム
INCI名Guar Hydroxypropyltrimonium Chloride
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜2%
適正pH域3〜7
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロノキシエタノールの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -10
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -5
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +25
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -5
環境負荷・生分解性の評価

概要

グアーガム(マメ科グアー豆由来多糖類)に塩化グリシジルトリメチルアンモニウムを付加した半合成カチオン化ポリマー。プラス電荷によりマイナスに帯電した毛髪・肌表面に静電的吸着し、帯電防止・指通り改善・コンディショニング効果を発揮。ポリクオタニウム-10と同類の機能性ポリマーだが、相対的に分子量が高く浸透力は低め。効果はポリクオタニウム系と比較して平凡で、配合量過多では軽度の刺激リスク。

グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロノキシエタノールの解析

グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドは、インドやパキスタン産のマメ科植物「グアー豆(クラスタマメ)」の種子から採れる天然多糖類・グアーガムをカチオン化(陽イオン化)した半合成カチオンポリマー。食品・工業用増粘剤として知られるグアーガムに化学修飾を施し、ヘアケア・スキンケア向けに最適化した成分である。

作用機序は明快で、毛髪や皮膚はpH中性付近でマイナスに帯電しているため、プラス電荷を持つ本成分が静電気的引力で表面に吸着・被膜を形成する。これにより静電気の抑制・指通り改善・柔軟性付与が期待できる。シャンプー中でも洗い流されにくい吸着性が特長で、リンスインシャンプーやコンディショニングシャンプーに重宝される。

同カテゴリのポリクオタニウム-10(カチオン化セルロース)と比較すると、グアーベースであるため粘度付与効果もあり増粘剤としても機能する一方、補修効果や仕上がりのしなやかさでは一歩劣るとされる。ポリクオタニウム-10が「軽い仕上がり」ならば、本成分は「やや重め・しっとり」に近い印象を与えることが多い。

安全性については低濃度配合では皮膚刺激はほぼなく、EWG評価でも比較的安全圏に位置する。ただしカチオン系ポリマーの性質上、アニオン界面活性剤と混合すると複合体を形成し効果が減弱する場合があり、配合設計には注意が必要。また、大豆・ピーナッツアレルギー保有者はマメ科由来成分のためパッチテスト推奨。環境面では生分解性に劣るカチオンポリマーである点が課題となる。

相性の良い成分

シリコーン アルキル(C12-16)硫酸塩Na ポリクオタニウム-10

相性の悪い成分・混合注意

アニオン性界面活性剤

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