Ingredient Analysis

パレス-12

ノニオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 1340
ノニオン界面活性剤 乳化・可溶化を担う非イオン性界面活性剤
-15

安全性
+10

素材の品質
+15

使用感
基本情報
成分名パレス-12
医薬部外品名ポリオキシエチレンアルキル(12~14)エーテル(12E.O.)
慣用名・別名POE(12)アルキル(12~14)エーテル
INCI名C12-14 Pareth-12
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3〜8
EWGスコア4/10
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ ノニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -15
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

炭素数12〜14のアルコールに酸化エチレンを12モル付加重合したポリオキシエチレン型ノニオン界面活性剤。HLBが高く親水性が強いため、主に乳化剤・可溶化剤として機能する。化粧水中での香料やエモリエントオイルの可溶化、クリームや乳液での乳化安定化に使用。刺激性はアニオン界面活性剤より低いが、高濃度では皮膚バリア障害の懸念あり。

パレス-12の解析

パレス-12(C12-14 Pareth-12)は、炭素数12〜14の脂肪族アルコールにエチレンオキシド(EO)を平均12モル付加したポリオキシエチレンアルキルエーテル型のノニオン界面活性剤だ。EOの付加モル数が多いほど親水性が高くなり、パレス-12はHLBが比較的高い領域にあるため、水中油型(O/W)乳化や、透明製剤中における香料・オイルの可溶化に適している。

化粧水・乳液・トリートメントなど幅広い製品に配合されるが、特に化粧水のような水性製剤で香料やエモリエント成分を透明均一に分散させる目的での利用が多い。石けん系・硫酸塩系のアニオン界面活性剤と比べると刺激性が低く、pHに依存せず安定して機能するのが特徴。ただし、高濃度配合では皮膚バリア機能への影響が懸念されるため、通常は低濃度(1〜5%程度)での使用が一般的だ。

同族成分との比較で考えると、パレス-3・パレス-5はEO数が少なく親油性が強いため乳化補助・O/W型の外相親油化に使われる一方、パレス-12のように高EO品は単独での可溶化・乳化安定化用途に向く。水と油を「橋渡しする分子の設計」という観点では、EOの数がその橋の長さに相当すると直感的に理解できる。

環境面ではポリエトキシレート系化合物として生分解性がやや低い点が課題であり、EUをはじめ環境規制の観点から注目される成分カテゴリでもある。日本では特段の規制はなく、医薬部外品成分としても使用される一般的な乳化剤成分だ。

相性の良い成分

グリセリン BG グリセリン脂肪酸エステル

相性の悪い成分・混合注意

高濃度アニオン界面活性剤 強酸化剤

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