フェルエ シーリーフ シャンプーの解析結果 | シャンプー解析ドットコム 

フェルエ シーリーフ シャンプーの解析結果

販売開始から 0年4ヵ月21日
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総合点0.72
2824個中2603位
品質-2.2 %
成分数52
1mlあたり4.1円 %
安全性1.6 %
エキス類5
詳細情報
  • フェルエ シーリーフ シャンプーの詳細情報
  • [発売日]20230501
  • [JANコード] 4538742303906
  • [ランキング] 2603位 2824個中/
  • [ポイント(5点中)] 0.72点
  • [ジャンル] S
  • [容量] 1900ml
  • [参考価格] 7865円
  • [1mlあたり] 約 4.14円
  • [商品ID] 9108
  • [ASIN] B0C3ZSMSGB
  • [商品サイズ]
  • [商品重量] 0g
  • [成分数]52
  • [洗浄剤数]5
  • [エキス類]5
  • [特に優れた成分]1
  • [要注意成分]0
販売元による宣伝文
「保湿」と「補修」をテーマに。毛髪に含まれる18種類のアミノ酸を配合
髪のダメージを内部から補修して、自然なうるおいのある髪に導きます。
●5種類の海藻エキス(ヒバマタエキス、ワカメエキス、ヒジキエキス、スサビノリエキス、サガラメエキス(毛髪保護・保湿成分))配合
●アミノコンポジット×18(毛髪に含まれる18種類のアミノ酸混合物(毛髪補修・保湿成分))配合
●PPT(ケラチン)系界面活性剤(毛髪洗浄成分)配合
フェルエ シーリーフ シャンプー解析チャート

フェルエ シーリーフ シャンプーの解説

フェルエ シーリーフ シャンプーは、18種類のアミノ酸や5種類の海藻エキスを配合し、髪の内部から補修して自然なうるおいのある髪に導くことが目的のシャンプーとのことです。

そんなことより、値段ですよ、値段。7000円を超え、7800円前後という衝撃的なプライスです。

一体、これほどの値段のシャンプーはどんなメリットを実際に私達に与えてくれるのでしょうか。早速見ていきましょう。

洗浄剤のクオリティは?

高額な中身の原因か、成分数はかなり多くなっていますが、洗浄剤だけをまずは注目していきたいと思います。

ベースはココイルメチルタウリンNaと、ココアンホ酢酸Na、ラウロイルメチルアラニンNaというアミノ酸系中心の構成。確かにマイルドで、適度な洗浄力が特徴といえますが、コンディショニングはそれほどないのかな、という印象があります。どちらかというとさっぱり仕上げることが目的で、かつ低刺激である、というタイプですね。

泡立ちが心配ですが、セテアレス-60ミリスチルグリコールなど増粘剤が加わっていることである程度カバーされている印象です。

そして、添加成分としてココイル加水分解ケラチンKが配合。最高級の洗浄剤の1つで、しかし添加成分として配合された場合はコンディショニング効果を期待して配合される場合が多いです。

このような洗浄剤の構成となりますね。良いです。良いですが、高級感を感じるレベルまでは正直行ってないかな、という感想です。

このほかに何か高額となる秘密があるのでしょうか?

その他の成分の詳細

このシャンプーの特徴のもう1つとしては、植物エキスとアミノ酸の配合がとても多いこと。成分表のボリュームが多い理由の多くがこれらの成分によるものです。

まず、植物エキスについて。

ヒバマタエキスは、頭皮の血行を促進し、髪の成長を促します。ワカメエキスは、頭皮を保湿し、健康的な状態を維持します。ヒジキエキスは、頭皮を引き締め、毛穴の詰まりを防ぎます。スサビノリエキスは、頭皮を清潔に保ち、フケやかゆみを防止します。そして、サガラメエキスは、頭皮の脂質バランスを整え、健康的な髪を促進します。

悪くはないですが、やはり、これが高額の理由というレベルとは言い難い印象です。よほど高配合でなければ。

さらに、アミノ酸については、これはもう市販のシャンプーでも配合は全く珍しくないので、使用感の余分にしっとり感を与えるという程度のアイテムと考えて良いともいます。

どんなメリットがある?

さて、このシャンプーのストロングポイントは何でしょう?今まで述べた成分については、どれも普通と言えば普通です。

さらに少ない配合量の添加成分に、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマーがありますね。いわゆるアミノ変性シリコーンですが、これがエモリエントなコーティング感を生み出し、あるいはこのシャンプーの印象をかなりリッチなものに変えているかも知れません。

ただし、それは高額であることを説明する理由とは考えづらいですが。

メリットと言って良いのか、このシャンプーはアミノ酸系洗浄剤と、アミノ酸、アミノ変性シリコーンといった具合に、使用感にかなり印象づけをしようという意図がふんだんに感じられるシャンプー、という感じがありありとします。

デメリットは?

これはあえて言うまでもないですね。値段です。このクオリティに見合った価格であるとは、現時点では思えないと言うのが率直なところ。

まとめ

このシャンプーは、髪に必要なうるおいを与え、健やかな髪を保つことができます。髪のダメージを回復させるための成分が含まれており、必要な栄養素も含まれています。また、香りも良く、髪にも優しい製品です。ただし、高額な価格と成分表を見る限り、特別なものではないため注意が必要です。

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・防腐剤のパラベンが、いくつも種類の異なる形で配合されています。実はこのように多種パラベン構成にしたほうがより少ない量で防腐効果を得ることができるのです。結果的に、肌にマイルドといえる方法です。
メチルパラベン
別名ポリオキシエチレンセトステアリルヒドロキシミリスチレンエーテル。ゲル化・増粘作用を製品に与え、泡立ちを増したり、粘度を高めたりする素材です。
セテアレス-60ミリスチルグリコール
・安息香酸Naはエゴノキ科アンソウクコウノキ樹脂由来の抗菌剤で、安全性の面から1%以下の配合量規制。安定性を考えてパラベンを併用することが多い。全ての化粧品に対して、安息香酸Al、安息香酸Naなどの安息香酸塩類の合計量は100g中に1.0gまで。
安息香酸Na
殆どの場合、無水エタノールのこと。無水エタノールはエタノール99.5vol%以上含有のものをいう。
エタノール
肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。含有量95%以上のものを濃グリセリンと呼びます。
グリセリン
コカミドDEAのこと。粘度調整など洗浄剤の補助としての役回りが多い。発がん性を懸念する声も出た成分ですが、かなりレアな他の成分との混合を高濃度で起こさない限りその心配はない。例えば、亜硝酸塩とコカミドDEAを高濃度で混ぜ合わせるなど。通常のシャンプーの中でそのようなことが起きることはないので、この成分を避けるというのは理に適わない。
コカミドDEA
アミノ酸型洗浄剤の中でもバランスの良さはトップクラス。適度な洗浄性、泡立ちの安定性、低刺激、コンディショニング効果や、ベタつきの少なさなど、シャンプーとして使われる場面では優秀な使用感を提供する。
ココイルメチルタウリンNa
アミノ酸型洗浄剤の中で中性タイプといえる素材。洗浄力とコンディショニング効果のバランスが良く、比較的さっぱり系の洗い心地と指通りを得ることもできるでしょう。アミノ酸系シャンプーを欲しいがあまりしっとりさせたくない時に適する。
ラウロイルメチルアラニンNa
1,3-ブチレングリコールのことです。抗菌・溶剤、減粘剤、香料としても使われます。石油から精製される他、サトウキビから精製されるBGもあります。皮膚に潤いを持たせる他、製品安定剤として使われることも。
BG
塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロースと呼ばれる素材。植物セルロース由来の成分で、カチオン性でありダメージの保護、コーティング効果、保湿性を付与します。
ポリクオタニウム-10
エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム。キレート効果による品質安定剤として。
EDTA-2Na