カテゴリ:シャンプー
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一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
メーカー
サンリッシュブランド
DRH+容量
400ml参考価格
2106円1ml単価
5.3円ASIN
B0FP4XM6K7ID
11613シリーズ名
デイリーリペア H+対象の髪タイプ
エイジングケア・ダメージ毛向け発売年
2021年公式サイト
公式サイトを見る全成分
商品説明
解析チームです。「ヘマチン エイジングケア」を前面に押し出したスカルプシャンプーですが、成分表を読み解くとメーカーの訴求と処方の実態にかなりの乖離が見えてきます。データに基づいて冷静に分析します。
解析ドットコムの採点では総合2.05点(平均3.0点)と、平均を約1点下回る結果です。唯一「標準的」水準に届いたのは全体的な安全性の3.2点のみ。配合成分のレベル1.4点・髪補修力1.3点・スカルプケア力0.9点・洗浄力0.6点はいずれも「要注意」ゾーンに分類されます。特筆すべきはデータベース上で評価できた成分数がわずか1個という点で、これが各スコアを押し下げる最大要因となっています。
商品説明では「全27種の植物エキス」を訴求していますが、全成分表には「植物エキス」という単一表記のみが記載されており、成分データベース(addS)への未登録も確認されています。これは個々のエキス名が開示されていないことを意味し、処方の透明性という観点では課題が残ります。
血液由来の鉄ポルフィリン化合物。毛髪のシスチン結合(S-S結合)に作用し、ブリーチや薬剤処理で破壊されたキューティクル構造をつなぎ直す働きが複数の研究で報告されています。また、過酸化水素(残留オキシダント)を分解する抗酸化作用も持ち合わせており、パーマ・カラー後のケアに理論的な根拠がある成分です。ただし有効性を発揮するには適正濃度での配合が不可欠で、本品の全成分表では配合順位3番目に記載されているものの、配合量の開示はありません。
ヤシ油由来のアミノ酸系(タウリン系)洗浄成分。pH域が皮膚や毛髪に近い弱酸性で洗浄できる点が特徴で、刺激性の低さから敏感頭皮向け処方によく選ばれます。一方で、洗浄力スコアが0.6点(要注意)と今回の解析では最低クラスを示しており、皮脂やスタイリング剤を本格的に落とすには物足りない可能性があります。補助的な洗浄成分が全成分に見当たらないことも、この低スコアの一因と考えられます。
商品説明上は「27種配合」と謳われていますが、成分表記は「植物エキス」の一括表示のみ。日本の化粧品表示基準では複合エキスを一括名で記載することは認められていますが、何のエキスが入っているかが購入者に伝わらない構造は、成分選びをする上での判断材料が著しく欠けます。データベース上でも未登録のため、安全性・有効性の客観評価が現時点では不可能な状態です。
余談ですが、2020年にJournal of Cosmetic Dermatologyに掲載されたヘマチン関連の研究によると、ヘマチンはアルカリ処理後の毛髪に対して還元的補修よりも酸化安定化(過酸化物分解)に主効果を発揮すると報告されており、「キューティクルを埋める」という直観的イメージとは作用機序が異なる点が興味深いところです。
「訴求と処方の解像度がかみ合っていない、ブラックボックス処方」
ヘマチンという理にかなった素材を主役に据えながら、その周囲を構成する処方の詳細がほぼ非開示という、成分解析の観点では評価しづらい一品です。全成分4種類・データベース登録1種類という極端なシンプルさは、コンセプトの純粋化とも取れますが、スカルプケア力0.9点・洗浄力0.6点という数字と「27種の植物エキス」「頭皮を健やかに導く」という訴求の間には、現状のデータでは埋めることのできないギャップがあります。
使用シーン別推奨度:
口コミ情報は現時点で収集できていないため使用感トレンドとの照合はできませんが、@cosmeスコア4.8/7.0という数値は業界平均とほぼ拮抗しており、ポジティブ評価が突出している状況ではないと言えます。
※推奨度はスタッツデータに基づく解析チームの客観評価です
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