総合点
1.92総合ランク
515個中 511位成分数
38植物エキスの数
7コスパ
0安全性
0素材の品質
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
1メーカー
大創産業ブランド名
DAISO(ダイソー)容量
13ml参考価格
110円1mlあたり
8.5円JANコード
4549131918359KaisekiID
8279全成分
100円ショップ、ダイソーのアイクリームです。100円でレチノール配合ということで注目を集めている製品ですが、果たして安心して使えるものなのでしょうか。
一般的に、レチノール、ビルベリー葉エキス、ハイビスカス花エキス、コリアンダー果実油などの素材を使った美容クリームの場合、1000円や2000円では済まないケースがほとんどですよね。
なぜこのダイソーのクリームが100円で売れるのか。
実際にお金がかかっていないからです。
ベースの乳化剤であるステアリン酸グリセリル(SE)という成分は、性能が低いこと、SE(自己乳化)の部分に石鹸が使われていることなど、乳化剤としての質は非常に低いのが特徴で、その分多く配合しないと乳化がきちんとされません。
つまり、石鹸が肌に及ぼすデメリットが存在する、ということです。
性能の良い乳化剤ほど、少量できちんと混ぜ合わせ安定させることが可能。
もっとも配合量の多い表記になっている、鉱物油・ミネラルオイルも、光沢がとても強い油性感の強い素材ですから、ベース部分は肌を乾燥させやすい傾向があるとみていいでしょう。クレンジングにも使われるくらいの素材です。
さらに、グレープフルーツ果皮油。これは、天然の防腐剤として使われることも多い素材ですが、光毒性というデメリットを持つため、塗ったままにして日光を浴びるのはリスクがあります。果皮油系が多く含まれる製品は注意が必要です。
植物エキスのチョイスは良いと思います。しかし、配合量がどのくらいあるか、有効濃度以上に含まれているかについては、かなり疑問と言っていいでしょう。
何も効果がなくても、超微量でも含まれていれば表記できてしまうわけですから・・。
基本的にはおすすめはしません。
ベース部分の性能がやはり低く、肌には長期的に乾燥させる傾向にあるといえるからです。
レチノールなどの美容成分については配合量が期待できず、全体をみてもデメリットのほうが目立つ内容かなと思います。
乳化剤の部分などはちょっと分かりづらいと思いますが、かんたんに言うと安物使ってるなぁ〜、ということです。
100円にしては、もちろん驚くほどよく出来ています。成分表は。しかし、さすがにアイクリームとして機能するほどの品質はないのかな、というのが感想となります。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。