解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
大創産業ブランド名
DAISO(ダイソー)容量
13ml参考価格
110円1mlあたり
8.5円JANコード
4549131918359KaisekiID
8279全成分
100円ショップ、ダイソーのアイクリームです。100円でレチノール配合ということで注目を集めている製品ですが、果たして安心して使えるものなのでしょうか。
一般的に、レチノール、ビルベリー葉エキス、ハイビスカス花エキス、コリアンダー果実油などの素材を使った美容クリームの場合、1000円や2000円では済まないケースがほとんどですよね。
なぜこのダイソーのクリームが100円で売れるのか。
実際にお金がかかっていないからです。
ベースの乳化剤であるステアリン酸グリセリル(SE)という成分は、性能が低いこと、SE(自己乳化)の部分に石鹸が使われていることなど、乳化剤としての質は非常に低いのが特徴で、その分多く配合しないと乳化がきちんとされません。
つまり、石鹸が肌に及ぼすデメリットが存在する、ということです。
性能の良い乳化剤ほど、少量できちんと混ぜ合わせ安定させることが可能。
もっとも配合量の多い表記になっている、鉱物油・ミネラルオイルも、光沢がとても強い油性感の強い素材ですから、ベース部分は肌を乾燥させやすい傾向があるとみていいでしょう。クレンジングにも使われるくらいの素材です。
さらに、グレープフルーツ果皮油。これは、天然の防腐剤として使われることも多い素材ですが、光毒性というデメリットを持つため、塗ったままにして日光を浴びるのはリスクがあります。果皮油系が多く含まれる製品は注意が必要です。
植物エキスのチョイスは良いと思います。しかし、配合量がどのくらいあるか、有効濃度以上に含まれているかについては、かなり疑問と言っていいでしょう。
何も効果がなくても、超微量でも含まれていれば表記できてしまうわけですから・・。
基本的にはおすすめはしません。
ベース部分の性能がやはり低く、肌には長期的に乾燥させる傾向にあるといえるからです。
レチノールなどの美容成分については配合量が期待できず、全体をみてもデメリットのほうが目立つ内容かなと思います。
乳化剤の部分などはちょっと分かりづらいと思いますが、かんたんに言うと安物使ってるなぁ〜、ということです。
100円にしては、もちろん驚くほどよく出来ています。成分表は。しかし、さすがにアイクリームとして機能するほどの品質はないのかな、というのが感想となります。
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