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いわゆる美容液的な肌をトリートメントする、という概念ではなく、
油分を肌に広げて文字通りおひつ効果を付与するというクリームです。
そういう意味ではシンプルなスキンケアクリームと言えますが、
そのクリームの作り方が独特です。
一般的な油剤ベースではなく、植物オイルといわゆる合成系油剤をユニークに織り交ぜた構成です。
最も多い部分を占めるのはスクワランやヘーゼルナッツオイル、シアバターというように
植物由来系の油分がベースとなっているのがわかります。
これだけでは少しベタついてしまう印象なので、シリコンやエステルオイル、非イオン界面活性剤などを後に織り交ぜた形となっている他、
モリンガオイルのような独特な潤滑性のもの、ツヤのひまわりオイル、整髪料に使われるような(アクリル酸グリセリル/アクリル酸)コポリマーもあったりとバラエティ豊かな感触を演出するような構成になっています 。
色々な成分が見受けられますが、基本的に油分補給と言える種類ばかりでそれ以上の美容系成分、エイジングケア系成分などはほぼ省いた形です。
良く言えば純粋にクリームとして機能させることが目的、をいえます。
悪く言ってしまうと、8000円を超える商品がこの程度の仕事しかしないのか。という見方もできるでしょう。
かなり高額な割には受けられる恩恵が限られており、それこそ油分補給以外に何も求めないのであれば問題ありませんが、値段の割にはアレ?ッと思うような成分もいくつかあり、
全体的なクオリティにしてもコストパフォーマンスが良いと感じられる部類ではないように思います。