解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
宇津木産業ブランド名
Nasceシリーズ容量
100ml参考価格
2970円1mlあたり
29.7円JANコード
4963461160620KaisekiID
7835全成分
こちらは逆に気合が入りすぎて危険という感じになってます。
洗い流さないトリートメントですが、ベースに3級カチオン界面活性剤、さらに4級カチオン界面活性剤の配合もあり、ふつうにトリートメントやコンディショナーを塗ったままにするような勢いの処方になっています。
Nasceシリーズはトリートメントは地味なのに、このアウトバストリートメントだけやたら気合が入ってるかのよう。
具体的に言うと、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)のような高密着性の油剤だったり、γードコサラクトン、ケラチンの弾力性、シアバター、コンキオリン、シルク、セテアラミドエチルジエトニウムサクシノイル加水分解エンドウタンパクのツヤ、潤滑性など、かなり使い応えのあるアウトバス製品です。
ただ、これらの成分にはないわかりやすい即効性がカチオン界面活性剤にはあるんですね。
そのため、危険を冒してでも投入するケースが跡を絶ちません。
カチオン界面活性剤のデメリットの第一はハゲること。
なんといっても、脱毛剤の主剤としても使われるくらいですから、脱毛して当たり前、抜け毛上等です。
さらに、そのタンパク変性作用により即効性のある肌荒れも期待できます。
これらのリスクを考えたら、洗い流さないトリートメントに安易に投入するのは避けるのが普通と思います。
いくら効果がわかりやすく、理想的な仕上がりになるとしても、剥げたり肌荒れするような製品は避けるべきで、そういったリスクのない製品もあるわけですからそちらを選ぶ目を養うことが重要でしょう。
なおかつ、このアウトバストリートメントのように高価なのにリスク管理がなされていないものは話になりません。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。