総合点
4.02総合ランク
286個中 11位成分数
17植物エキスの数
0コスパ
0安全性
0素材の品質
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
0メーカー
フィッツコーポレーションブランド名
オーシャントリコ /OCEAN TOKYO容量
80ml参考価格
1620円1mlあたり
20.3円JANコード
4530107941525KaisekiID
7279確実に使用感はいいですし、ヘアケア機能も盛り込まれたアクティブなワックスとして手応えがありそうな内容です。
ただし成分の安全性に関しては少し留意した方がいい点も。
非イオン=イオン化しないとはいえ、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリルがベースに据えられています。クレンジング剤のベースにも使われる成分ですので、一定の脱脂力を持つことを考慮する必要があるでしょう。
つまり洗い流さない製品であるワックスに配合されていることは、少しリスキーであると見るべきかもしれません。
エモリエントなタッチだったり、乳化作用が高かったりといった面での配合かと思われますが、他の成分と比べてややリスキーに映ります。
そういった意味では。ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)も浸透性を得意とする界面活性剤ですので、洗い流さないことによる思わぬリスクがあるのでは、と一部で言われている成分でもあります。基本的には大丈夫だと思いますが、いずれも界面活性剤である、という点で他の油剤などと働きが違うことを考えておくべきでしょう。
加水分解ケラチン(羊毛)の添加もあることで髪にわずかなバネのような弾力を与える要素を入れています。
コレ自体、驚くような処方でもありませんし、割とありふれた素材でもありますがボリュームを与えると言う意図をわかりやすく垣間見ることができます。
少しリスクをとった部分を除いては、よくあるワックスとほとんど変わらないような処方になっています。
ボリュームキープというほど、補修効果が際立ってクオリティが高いということもなく、むしろ一般的なワックスのようにセット力によってボリューム感を演出する、という流れになっています。
リスクのある素材を添加することによって使用感が滑らかだったり、髪にハリを生み出したりといった追加要素を与えていますが、とったリスクに見合うほどのメリットか?というと、そこまでではないかと。
市販にしては、さらにこの中身にしては高額な部類のワックス剤となっていますが、そこらへんは日本一の美容室というブランド代ということになるでしょう。
真に品質の高いワックスを探しているならば、この製品は選択肢に入らないかと思いますが、この美容室のファンであるならば使っても満足できるのではないでしょうか。
また、肌の弱い人にとっては負担が少々大きいので、そのような場合も他を当たったほうが良いかもしれません。
ボリュームアップ効果を、よりクオリティを高めた内容で提供しているブランドもありますから、色んな角度から製品選びをしてみるとよいかと思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。