解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
石澤研究所ブランド名
植物生まれ容量
250ml参考価格
1980円1mlあたり
7.9円JANコード
4992440034492ASIN
B00W376OVW発売日
20150421KaisekiID
1561全成分
まず注目すべき点は、カチオン界面活性剤が3級のみである点、そしてノンシリコン。
このパターンはいわゆる3カチ系といわれる低刺激トリートメントで、一般的にはヘアケア面は捨てて、肌にやさしいことをひたすら重視したタイプといえます。
しかし、植物生まれのオレンジ果汁トリートメントはひと味違うんです。
まず、カチオン界面活性剤が3級とはいえビスジグリセリルポリアシルアジペート-2がベースなのは心強いですね。豊かな潤滑性をこの時点で期待することができます。
さらに、ドコサン、ドデカンのまじりっ気のないサラサラ感が心地よい。
ツヤ感のよいツバキ油、シアバターに加え、ココイルアルギニンエチルPCAの潤滑性も付与。3級系としてはわりと潤滑性を十分に感じられるタイプとみることができるでしょう。
もちろん、オレンジ果汁、オレンジフラワー水などの香り、ハッカの清涼感、ビタミン類の頭皮環境改善効果、ユズ果実エキスの肌バリア効果なども期待値高めです。
注意点としては、やはり4級カチオン界面活性剤系のわかりやすい即時的なコンディショニング効果まではないこと。
時間をかけてなじませて、じわじわと手触りがよくなる、タイムラグを多少感じる部分は否めません。
しかし、しっかり塗布すればそれなりにコンディショニング効果を返してくれるポテンシャルはありますね。
老舗を言っていいブランドになりつつある、長年愛されている植物生まれシリーズ。
その中でも、このトリートメントもやはり愛される理由がある素晴らしい逸品だと言えます。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。