解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ユニリーバ・ジャパンブランド名
lux ルミニーク容量
450ml参考価格
972円1mlあたり
2.2円JANコード
4902111754468KaisekiID
7144全成分
食品添加物にも使われるソルビン酸Kなど、少しばかり防腐剤まわりを優しくした印象はあります。ただ、トリートメントとしての能力は極めて低いと言わざるを得ません。
アモジメチコンをはじめとして、髪にある程度皮膜形成をする作用が期待される内容ですが、その皮膜形成剤が好ましくありません。
髪にべったりと張り付き、使うたびに蓄積していって感触やつやを悪化させるタイプといえるからです。
質の良いトリートメントでは、髪に均一に皮膜形成して洗い流すと綺麗に落ちる、という脱着がスムーズな性質が共通しているメリットといえますが、ラックスルミニークではその正反対。髪にべたっと張り付きながら、なかなか洗い流せず使うたびに蓄積して感触を次第に悪化させていく典型的なタイプです。
アモジメチコンは筆頭ですが、カチオン、アニオンのコンプレックスもしつこい皮膜形成を髪に残してしまうことで有名な素材です。これではトリートメントとして非常に質が低いと言わざるを得ず、植物エキスの香りがどれだけ気分を変えてくれても仕上がりにはがっかりしせざるを得ないことになるでしょう。
値段が安いという以上に中身にお金がかかっていないと言っても言い過ぎでないのかなと思います。髪をケアするというこだわりがほとんど感じ取れず、コストの安い素材を集めて作ったリンス剤というのが実際のところだと思います。
ダメージケア能力が低く、頭皮にはタンパク変性作用をはじめとして有害でありますので、前述したビルドアップの件も含めて単純にお勧めできないトリートメントの一つと言えます。
髪の美容を考えるのであればより良い選択肢をサクッと選ばれるべきでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。