Ingredient Analysis

オリーブ葉エキス

植物由来成分 50件の商品に配合 ID: 556
植物由来成分 植物・天然素材から抽出された自然由来成分
+45

安全性
+35

素材の品質
+5

使用感
基本情報
成分名オリーブ葉エキス
慣用名・別名オリーブリーフエキス
INCI名Olea Europaea Leaf Extract
分子量オレウロペイン 540.53 Da
由来植物性
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域4.5〜6.5
EWGスコア2/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 植物由来成分
オリーブ葉エキスの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +35
成分の素材品質・配合価値
安全性 +45
肌・頭皮への安全性
補修力 +25
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +10
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +5
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

モクセイ科オリーブ(Olea europaea)の葉から得られる植物エキス。主要活性成分はオレウロペイン(セコイリドイド系ポリフェノール)で、フラボノイド(ルテオリン、アピゲニン)、ヒドロキシチロソール、オレアノール酸なども含有。抗酸化・抗菌・抗炎症・保湿・美白作用を持ち、UVB誘発皮膚損傷の抑制や経皮水分蒸散量(TEWL)低減が臨床的に確認されている。エイジングケア・頭皮ケア用途にも活用される。

オリーブ葉エキスの解析

オリーブ葉エキスは、オリーブの実よりも高濃度のポリフェノールを葉部に含む植物エキスで、特にオレウロペインと呼ばれるセコイリドイド系フェノール化合物が代表的活性成分。オレウロペインはフリーラジカルを捕捉する抗酸化力が高く、ビタミンEを大きく上回るORAC値(酸素ラジカル吸収能)を示すとも報告されている。

抗酸化・抗炎症作用の面では、活性酸素種(ROS)の除去に加え、NF-κBシグナル経路を介した炎症性サイトカインの産生を抑制。これにより肌の赤みや炎症トラブルを穏やかに鎮め、ニキビの原因菌(Cutibacterium acnes)など皮膚常在菌への抗菌作用もある。美白効果については、チロシナーゼ活性の阻害によりメラニン合成を抑制するメカニズムが確認されており、フラボノイドとビタミン様成分の相乗作用で効果を発揮する。

2020年に「Journal of Cosmetic Dermatology」に掲載された臨床研究では、オリーブ葉エキス配合クリームを2か月間使用した結果、TEWLの有意な減少と皮膚水分量の増加が確認され、しわや皮膚テクスチャーの改善も被験者の64%が自覚した。これは単なる保湿に留まらず、バリア機能の修復を示唆するデータとして注目される。

類似のポリフェノール成分と比較すると、グレープシードエキスやグリーンティーエキスが広く知られているが、オリーブ葉エキスはオレウロペイン特有の抗菌性と創傷治癒促進能を持つ点で差別化される。頭皮ケア製品では、フケや炎症を招く菌の増殖抑制と頭皮環境の正常化に寄与し、シャンプーやトリートメントへの配合例も増えている。環境面では植物由来の生分解性高い成分であり、サステナブルな観点でも好まれる傾向がある。

配合量は製品によって異なるが、一般的には0.1〜2%程度で十分な活性が得られるとされ、肌への刺激は低い。感作リスクも稀で、敏感肌向け処方にも採用されることが多い。全成分のなかでは特別なスター成分とは言えないものの、マルチ機能型の補助成分として製品の価値を底上げする優良エキスである。

相性の良い成分

ビタミンE レスベラトロール グリーンティーエキス

相性の悪い成分・混合注意

高濃度ビタミンC(pH感受性) 鉄塩化合物

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50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)