Ingredient Analysis

ステアロキシプロピルジメチルアミン

カチオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 6160
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
+20

安全性
+10

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名ステアロキシプロピルジメチルアミン
INCI名Stearoxypropyl Dimethylamine
化学式C₂₃H₄₉NO
分子量327.54 Da
由来合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3.5〜6.5
EWGスコア4/10
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ カチオン界面活性剤
ステアロキシプロピルジメチルアミンの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +15
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +35
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

3級アミン型カチオン界面活性剤。弱酸性条件下でプロトン化し正電荷を帯び、マイナスに帯電した毛髪表面に静電吸着することで帯電防止・摩擦低減・指通り向上を実現。4級カチオンと比べて刺激性がやや低い点が特徴だが、補修効果は表面コーティングにとどまり、ダメージ根本改善力は限定的。

ステアロキシプロピルジメチルアミンの解析

ステアロキシプロピルジメチルアミンは、ステアリルエーテル基を長鎖疎水性テールとして持つ3級アミン型カチオン界面活性剤(陽イオン性界面活性剤)です。シャンプー・コンディショナー・トリートメントなど幅広いヘアケア製品に配合され、主に帯電防止剤・ヘアコンディショニング剤・感触改良剤として機能します。

作用メカニズムとして、水道水やシャンプー洗浄後の毛髪表面はpH5〜6の弱酸性環境下でマイナスに帯電しています。この状態で本成分がプロトン化してプラス荷電を帯び、静電的吸着により毛髪表面に薄いコーティング膜を形成します。これにより静電気の発生を抑制し、髪同士の摩擦を低減することでくし通り・指通りの改善をもたらします。ただし、毛髪内部への浸透力や本質的な損傷補修能は低く、効果はあくまでも表面処理的なものにとどまります。

安全性については、同カテゴリの代表的な4級カチオン界面活性剤(ベヘントリモニウムクロリドなど)と比較して、皮膚への付着残留性が低く刺激性がやや穏やかとされています。ただし、カチオン界面活性剤全般としての特性上、頭皮や残留への懸念はゼロではなく、敏感肌の方には注意が必要です。20年以上の使用実績があり、通常の配合量・使用方法においては安全性に大きな問題はないと考えられています。

環境負荷の観点では、カチオン界面活性剤としての生分解性・水生生物への影響が指摘されており、エコ志向処方での採用は限られます。花王系ブランド(エッセンシャル・アジエンスなど)を中心に国内製品への配合例が多く見られます。

相性の良い成分

シリコーン セテアリルアルコール ポリクオタニウム-10

相性の悪い成分・混合注意

アニオン界面活性剤 フェノール系抗酸化剤

ステアロキシプロピルジメチルアミンを含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)