解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
花王ブランド名
エッセンシャル容量
500ml参考価格
734円1mlあたり
1.5円JANコード
4901301395863ASIN
B097B9VGV6発売日
20210822KaisekiID
8415全成分
粗く、混沌としている。そんな印象のシャンプーです。
ラウレス硫酸アンモニウムベースで洗浄力が強いことは言うまでもないですが、ステアロキシプロピルジメチルアミン(3カチ)が配合されているのも悩ましい。
3カチ(3級カチオン界面活性剤)はいわばコンディショナーの素材であり、シャンプーに入っているケースはかなり強引な作りと見ていいでしょう。
強引というのは、強い洗浄剤でバサバサになる髪を強制的にさらっとさせる(ただし肌のことは知らん)という作りです。
3カチ自体は比較的マイルドと言われますが、洗浄剤と一緒になると色々と問題も多いのです。
粗い洗浄剤と、もう1つの特徴はコンディショニング成分がかなり盛りだくさんなところ。
コンディショニング成分は多いほど良いというものでもなくて、3カチのように肌荒れの問題、脱毛の懸念が出てくるほか髪自体も蓄積しすぎて重くなるというデメリットもあります。
(ビスイソブチルPEG-14/アモジメチコン)コポリマーはまだマシな方ですが、洗浄剤+カチオン界面活性剤は良くないです。蓄積しますし、場合によっては刺激性も。
単純なジメチコンの配合や、PPG-3カプリリルエーテルのようにシリコーンの代替でよく使われる成分もあり、混沌です。洗浄剤の粗悪さをカバーするにしても、少々やりすぎ感、そっちじゃない感がありますね。
結果的に、使用感はさらさら〜、と感じてしまうため良いシャンプーのように思われることも多いことでしょう。
しかし、内実としては非常にクオリティがアレで、おすすめしたくなるタイプではありません。
値段が安いのには理由がある、という典型的なシャンプーではないかと思います。
なんというか、添加物でいっぱいの缶詰を美味しい美味しいと食べているような感じ。それ、美味しいかもしれないけど長い目でみると・・という印象です。
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