Ingredient Analysis

ラウレス硫酸アンモニウム

アニオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 6135
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-15

安全性
-20

素材の品質
-10

使用感
基本情報
成分名ラウレス硫酸アンモニウム
医薬部外品名ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム
慣用名・別名ラウレス硫酸アンモニウム
INCI名AMMONIUM LAURETH SULFATE
化学式C12H29NO4S(EO付加数により変動)
分子量約370 Da(平均分子量・エチレンオキシド鎖数により変動)
由来合成
推奨配合濃度5〜15%
適正pH域4.0〜8.0
EWGスコア4/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
ラウレス硫酸アンモニウムの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 -20
成分の素材品質・配合価値
安全性 -15
肌・頭皮への安全性
補修力 -20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -25
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム塩。市販シャンプーに最も多く使われるアニオン界面活性剤の一つで、優れた泡立ちと強力な洗浄力を持つ。ラウレス硫酸ナトリウムよりも皮膚刺激性がやや低く溶解性が高いが、過度な脱脂により髪・頭皮の乾燥を招きやすい。コスト面での優位性が最大の採用理由。

ラウレス硫酸アンモニウムの解析

表面を一掃するアニオン界面活性剤

ラウレス硫酸アンモニウムは、高級アルコール系のアニオン界面活性剤で、市販シャンプーや洗浄料に最も広く使われている洗浄成分の一つです。ラウリルアルコールに酸化エチレンを付加し硫酸エステル化、さらにアンモニウム塩としたもの。分子量がラウリル硫酸塩より大きいため肌深部への浸透は抑制されており、表面の汚れや皮脂を強力に洗い落とす特性を持ちます。

ラウリル硫酸塩からの進化系

かつてシャンプーの主流だったラウリル硫酸ナトリウムは、泡立ちに優れる一方で浸透性が高く肌荒れを多発させた歴史があります。これを改善すべくポリオキシエチレン鎖を付加して分子量を増大させたのが「ラウレス(ラウレス=エトキシル化ラウリル)」系です。さらにナトリウム塩をアンモニウム塩に置換することで低温溶解性の向上・軽い泡質・わずかな刺激性軽減を実現したのが本成分です。ただし脱脂力の強さはほぼ引き継いでいます。

洗浄力と乾燥リスクのトレードオフ

泡立ちは非常に豊かで硬水中でも安定した洗浄力を発揮しますが、必要以上に皮脂・水分を奪うため、繰り返し使用により髪や頭皮の乾燥・パサつきを招きやすい面があります。健康な頭皮・若年層では大きな問題にならない場合もありますが、頭皮トラブルやダメージヘアのある方には刺激になることも。短時間での洗浄・素早いすすぎが推奨されます。アミノ酸系洗浄成分と比較すると安全性・低刺激性で劣る評価が一般的です。

コストと普及の背景

最大の採用理由は製造コストの安さにあります。60年以上の使用実績があり、通常のリンスオフ(洗い流す)用途では安全性に大きな問題はないとされていますが、美容・ヘアケアの観点からは積極的に選ぶべき成分とは言いがたい側面を持ちます。

相性の良い成分

コンディショニング剤 増稠剤 保湿剤

相性の悪い成分・混合注意

陽イオン界面活性剤 高分子カチオン

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50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)