Ingredient Analysis

ジステアリン酸グリコール

成分 50件の商品に配合 ID: 1096
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+35

安全性
+0

素材の品質
+5

使用感
基本情報
成分名ジステアリン酸グリコール
医薬部外品名ジステアリン酸エチレングリコール
慣用名・別名エチレングリコールジステアレート
INCI名Glycol Distearate
化学式C38H74O4
分子量596.95 Da
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3.0〜7.0
EWGスコア2/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
ジステアリン酸グリコールの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 +35
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +5
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +0
環境負荷・生分解性の評価

概要

エチレングリコールとステアリン酸のジエステル。シャンプー・ボディソープ等の洗浄製品にパール様光沢(真珠光沢)を付与するオパール化剤・不透明化剤として広く使用される。微結晶として製品中に分散し、光の干渉・反射によって白濁〜パール調の外観を演出。粘度増強・閉塞性の補助的機能も持つが、毛髪内部への浸透や補修作用はなく、主目的は製品の視覚的高級感演出。安全性は高く、刺激・感作性はきわめて低い。

ジステアリン酸グリコールの解析

ジステアリン酸グリコールは、エチレングリコールとステアリン酸(C18脂肪酸)が2分子結合したジエステル化合物。シャンプーやボディソープに配合されると、製品中で微細な結晶粒子として分散し、光の多重反射・干渉によって真珠のような光沢(パール光沢)を生み出す。この「オパール化」効果は純粋に視覚的なもので、製品に高級感・清潔感を与えるための演出成分である。

機能面では、わずかな粘度増強作用閉塞性(皮膜形成)を持ち、髪表面に薄い疎水性コーティングを形成することでツヤ感の補助的向上が期待できる。しかし、毛皮質への浸透力はなく、ダメージ補修・保湿・育毛などの内的作用は期待できない。言うなれば「ドレスアップ担当」で、製品の中身ではなく見た目・使用感を仕立てるための成分だ。

類似するオパール化剤にはジステアリン酸PEG-3ステアリン酸グリコール(モノエステル体)があり、比較するとジステアリン酸グリコールはコストが低く処方安定性が高い。EWG危険度スコアも1〜2と低く、長年の使用実績から安全性は確立されている。皮膚刺激・感作性はきわめて低く、配合量(通常1〜3%程度)において毒性上の懸念はほぼない。

興味深い視点として、このパール光沢効果は「消費者の購買意欲に直結する」として処方設計上で重視される。研究では、同じ洗浄力の製品でも外観がパール調の方が「高品質・保湿力が高い」と感じられやすいという知覚バイアスが確認されており、ジステアリン酸グリコールはまさにそのバイアスを活用した「化粧品マーケティングの成分」とも言える。環境面では生分解性は一定程度あるが、エチレングリコール由来成分として製造プロセスに合成工程を含む点は留意が必要。

相性の良い成分

酸化チタン マイカ 酸化鉄

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