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美容素材の部分だけ見れば
一級品レベルの実力がありそう。ただ、あくまでも洗顔料であるということ、ベースが石鹸であることを考えると
額面通りに受け取りづらい状況であると言えます。
美容効果は絶大
セラミドの肌バリアをはじめ、コーティングの性能、保湿効果、ピーリング、潤滑性、新陳代謝調整、毛穴収縮、抗酸化、抗菌、抗炎症など、
ほぼ美容液レベルの素材が並んでいます。
洗浄剤
並み居る美容成分をある意味無駄にしかねないのがベース洗浄剤。所謂、
石鹸です。
石鹸=製品はアルカリ性となります。このことが、
肌の保湿成分を溶出してしまうことに繋がっているので、全体の美容効果を押し下げてしまうことになるでしょう。
石鹸の様々なデメリットを考えれば、実にもったいないことになっている、という印象は拭えません。
石鹸成分以外では非イオン界面活性剤がいくつかミックスされています。
メリットはどのくらい残るか
良い部分と不安な部分を兼ね備えている製品で、果たして総合力はどのようなものでしょうか。
保湿効果が高く、それを維持するような被膜効果もあり、滑り感も良い内容です。対して洗浄剤が潤いをかなり奪う石鹸成分で、突っ張るような感触で乾燥させます。この相反する2つが一緒になっていて、更にピーリング作用も有することを考えると・・
感触、使用感はある程度しっとりしたり、滑り感を感じるものの、すすいだあと、時間がたつほどに乾燥を感じるような印象をうけるでしょう。
潤っていても、肌の中では乾燥が進んでいる、といったほうが近いかも知れません。
もちろん、収れん作用による毛穴の収縮や、抗酸化作用のような効果はある程度効く可能性がありますが、
洗顔料として諸手を挙げておすすめできるものではありません。
ヒアルロン酸Na ヒアルロン酸は肌の潤いを保つために真皮層に存在する物質ですが、化粧品として使うと肌表面で水分が蒸発するのを防ぐような働きを期待されます。肌には分子量が大きすぎるため浸透しません。
フェノキシエタノール 防腐剤。パラベンと代替としてマイルド系防腐剤として用いられることが多いが、実際のところ肌刺激性では双方に有意な差はない。防腐能力についてはパラベンより低く、他の防腐剤と組み合わせて使うことで必要な能力を引き出すタイプ。パラベンがないからといって、フェノキシエタノールならソフトである、という解釈はあまり良い判断ではないが、防腐能力がソフトという点ではやや優しい。
加水分解コラーゲン
アロエベラ葉エキス ユリ科アロエベラの葉エキスです。創傷治癒、美白、抗炎症作用などを付与。
アーチチョーク葉エキス 有効成分シナロピクリンには、肌荒れを防いだり、肌と毛穴を引き締め、毛穴の黒ずみを目立たなくし、乱れた毛穴にハリと弾力を与えます。遺伝子レベルで効果を発揮。毛穴トラブルの原因となるNF-kBの過剰な働きを抑制してくれます。
ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl アルギニンのグリセリン誘導体と呼ばれる成分で、アルギニンの高い吸着力を活かして毛髪や皮膚に保湿効果を与える。潤滑性も優れ、ダメージ部の補修効果が高い。
水溶性コラーゲン コラーゲンの形をそのままに水に溶解させたのがこの水溶性コラーゲンです。魚の骨や皮、うろこを原料として、匂いが少なく吸収性が高いのが特徴です。
ポリクオタニウム-7 塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液で、コンディショニング効果を付与する他に泡質をきめ細かく増加させる機能があります。
ポリクオタニウム-51 2-メタクロイルオキシエチルホスホリルコリンとメタクリル酸ブチルとの重合体で、通称リピジュアです。生体適合性成分であり、高い安全性とヒアルロン酸を圧倒的に上回る保湿効果が特徴です。
(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン
グリセリン 肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。
BG 1,3-ブチレングリコールのことです。抗菌・溶剤、減粘剤、香料としても使われます。石油から精製される他、サトウキビから精製されるBGもあります。皮膚に潤いを持たせる他、製品安定剤として使われることも。
ムクロジエキス 無患子と書きます。ムクロジの果皮にはサポニンが含まれ、清浄作用や抗菌作用を付与する天然の洗浄剤のような作用があります。
ジステアリン酸グリコール コストが安いパール化剤。典型的な白色のパール化に用いられる処方が容易な素材。
水酸化K 水酸化カリウムです。苛性カリとも呼ばれ、強いアルカリ性を示し、タンパク質に対し強い腐食性があるため劇物に指定されています。主に石けんを作る際の材料として使われるほか、界面活性剤に配合され強烈な油汚れやタバコのヤニ落としなどに用いられる。また、配管に詰まった毛髪を溶かす用途でも使われる。ただし、劇物に指定されているように非常に物性が強いため、専門的な業者によって使われることが多い。
オリーブ果実油