成分名

ラウリルヒドロキシスルタイン

医薬部外品原料規格

INCI名

LAURAMIDOPROPYL HYDROXYSULTAINE

慣用名・別名

ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン

CAS番号

カテゴリ

アニオン(陰イオン)界面活性剤

化学式

R=C11H23

成分ID

6139

ラウリルヒドロキシスルタインのイメージ

概要

ラウラミドプロピルベタインのような両性界面活性剤とほぼ同じような構造です。洗浄性とコンディショニング効果の両面を持つ成分で、皮膚・粘膜刺激が低く泡質の安定性や増粘作用を付与します。

ラウリルヒドロキシスルタインの解析

ベタインより優れたスルタイン。

難しい説明を省略すると、ベタインよりベター。それがスルタイン。

アミドスルホベタイン型の両性界面活性剤

両性界面活性剤とは、製品のpHによって親水基がプラスやマイナスに帯電する、2つの特徴を併せ持つ界面活性剤です。要は、洗うこともリンスすることもできる界面活性剤、というような特徴を持ちます。

ラウラミドプロピルヒドロキシスルタインはアミノ酸系界面活性剤との組み合わせで増粘作用を効果的に示します。

皮膚や粘膜刺激性が低く、泡安定性やミネラル分の多い水質でも起泡性が安定します。

スルタインの優れたところ

スルタイン(スルホベタイン)型の両性界面活性剤は、より活性の高いベタインである。

ベタイン型よりも洗浄力が高く、生分解性が高く、刺激抑制効果が高い、そして透明性が高く、ニオイがしない。pH互換性も高いなど、両性界面活性剤としての質が高いという特徴を持つのがスルタイン型の両性界面活性剤です。

質の高さの相乗効果

いわゆる硫酸系の洗浄剤ではない、アミノ酸系洗浄剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤などとのミックスで様々なメリットをもたらす両性界面活性剤のスルタイン型。これは覚えておくと良い成分の1つといえるでしょう。

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