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総合点

1.78

総合ランク

358個中 245

成分数

8

植物エキスの数

0

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

1

メーカー

薬師堂

ブランド名

ソンバーユ

容量

450ml

参考価格

2750円

1mlあたり

6.1円

JANコード

4993982002062

KaisekiID

8003
ソンバーユ ソフト(ボディソープ)解析チャート
販売元による宣伝文
馬油を主原料とした液状タイプのボディソープです。キメ細かな泡立ちで、お肌のうるおいを守りながら汚れをさっぱりと洗い落とします。エデト酸やパラベンなどももちろん無添加。自然環境にもやさしく、さっぱりなのにつっぱらず、洗顔や洗髪にもお使いいただけます。
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ソンバーユ ソフト(ボディソープ)の解説

石けんは、ソフトなのか?

商品名の「ソフト」というのが何をもってソフトと言っているのか不明ですが、内容的にはシンプルな石鹸です。

いわゆる純石鹸に近いような、混じり気があまりない構成。石鹸のほかには香料やコカミドDEA程度。ほぼほぼ石鹸です。

さて、それではどこらへんがソフトなのか、と言う疑問ですが、どうやらエデト酸塩パラベンなどが無添加である、ということのようですね。

防腐剤が必要ないのは、石鹸自体が殺菌効果を持っているから、と言うツッコミを入れたくなりますが、そうらしいのです。

石鹸はソフトではない

さて、石鹸自体は洗浄剤の中でソフトな存在といえるのでしょうか。

言えませんね。

ご存知の方も多いかと思いますが、石鹸は数少ないアルカリ性の洗浄剤です。アルカリ性でなければ存在できない、と言い換えてもいいかもしれません。そのため、皮膚の保湿成分を溶かしてしまうという欠点があります。洗浄力が強いのではなく、他のどの洗浄剤よりも溶かしてしまうのです。これは困ったもので、肌がつっぱるような仕上がりになる原因となっています。

高温多湿な日本の環境では、それが重宝される向きもあるのですが、実際には肌の奥まで乾燥させられているということ。美肌には敵と言っていいくらいの負担を強いられているわけです。

そういう意味で、石鹸自体がソフトなのではありません。殺菌効果もあることから、肌の常在菌のバランスを乱しがちで、体臭の原因にもなるという懸念があります。

ソフトなのは、エデト酸やパラベンがない、ということ。そこを勘違いしないでくださいね。しかも、エデト酸やパラベンがハードというわけでもないのです。

ただの石鹸を使うことをおすすめはしない

手を洗うならまだしも、体を洗うのに純粋な石鹸に近いものを使う、それはおすすめはできません。

上述したとおり、あまりにデメリットが多いですし、それをかんたんに解決できる他の選択肢が、いともたやすく市販で手に入るということがあるからです。弱酸性で石鹸以外の選択肢を選べば、この製品よりも悪い結果になることはまずないでしょう。

それがラウレス硫酸ナトリウムベースのボディソープであったとしても。

ラウレス硫酸ナトリウムは、全く肌に浸透せず肌の表面にしか作用しません。そういう意味で、致命的な乾燥を負わせるというリスクがないからです。一時的にさっぱりしたにせよ、すぐに回復できるということですね。

石鹸はそうはいきません。肌の奥深くから保湿成分を溶かし出してしまうため、回復にも時間がかかり、アルカリを中和するのにも7-8時間かかります。その間に、肌の状態は悪くなってしまうのです。

それでも、石鹸がソフトだと信じて止まない人はいるでしょうから、そこを否定はしませんが、賢明な読者の方々には、ぜひ然るべき選択肢を選んで頂ければと望んでやみません。