Ingredient Analysis

ラウレス硫酸ナトリウム

アニオン界面活性剤 37件の商品に配合 ID: 12521
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-20

安全性
+0

素材の品質
-10

使用感
基本情報
成分名ラウレス硫酸ナトリウム
医薬部外品名ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム
慣用名・別名ラウレス硫酸Na
INCI名Sodium Laureth Sulfate
化学式C12H25O(C2H4O)nSO4Na(n=1〜4)
分子量約368 Da(典型値)
由来半合成
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域5.5〜7.5
EWGスコア6/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
ラウレス硫酸ナトリウムの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +50
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 -20
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

ラウレス硫酸Naは、ラウリル硫酸Naにポリオキシエチレンを付加した陰イオン界面活性剤(SLES)。分子量を大きくすることで皮膚への浸透を抑えつつ、強力な洗浄・起泡力を維持する。シャンプー・ボディソープ等に広く配合される代表的洗浄成分だが、過剰な脱脂力による乾燥・ダメージのリスクも持つ。

ラウレス硫酸ナトリウムの解析

石けん→ラウリル硫酸Na→ラウレス硫酸Naという進化の系譜

かつてシャンプーといえば石けんが主流でしたが、ミネラル分の多い硬水地域では泡立ちが著しく低下するという問題がありました。その解決策として登場したのがラウリル硫酸ナトリウム(SLS)ですが、優れた起泡・洗浄力と引き換えに高い皮膚浸透性による肌荒れが問題となりました。そこでSLSの疎水基にポリオキシエチレン(EO)を付加して分子量を大きくし、浸透性を抑えたのがラウレス硫酸ナトリウム(SLES)です。

優れた洗浄力と硬水適性が世界標準の地位を確立

SLESの最大の特長は圧倒的な起泡力と洗浄力です。クリーミーで豊かな泡を短時間で生成し、皮脂・スタイリング剤などの油性汚れを即座に乳化・除去します。また水質(硬度)の影響を受けにくく、世界中どの地域でも安定したパフォーマンスを発揮できるため、市販シャンプーの主力洗浄成分として世界的に普及しました。原料コストが低く大量生産にも適しており、コストパフォーマンスに優れた処方設計を可能にする点も広く採用される理由の一つです。

脱脂力の強さが最大のデメリット

一方、脱脂力の高さはそのままラウリル硫酸Na系から引き継いでいます。毛髪のキューティクルや頭皮・肌表面の皮脂を根こそぎ除去しやすく、繰り返し使用することで乾燥・パサつき・静電気・頭皮のバリア機能低下を招くリスクがあります。敏感肌・乾燥肌・ダメージヘアの方、カラー・パーマ施術後の方には特に注意が必要です。カラーの退色を促進する可能性も指摘されており、近年は「サルフェートフリー」処方へのシフトが高まっています。

使い方で負担を最小化する

リンスオフ製品として設計されているため、十分な予洗いと短時間での洗浄・素早いすすぎを心がけることで、必要以上の皮脂・水分喪失を抑えることができます。環境面では生分解性が比較的高く、生態系への負荷はやや低めとされますが、製造工程での環境負荷は考慮が必要です。同カテゴリ内ではアミノ酸系洗浄成分やベタイン系と比較して刺激性・乾燥リスクが高く、処方中にコンディショニング成分や保湿成分との組み合わせでバランスをとることが一般的です。

相性の良い成分

グリセリン パンテノール

相性の悪い成分・混合注意

カチオン性界面活性剤 陽イオン系コンディショナー

ラウレス硫酸ナトリウムを含む商品ランキング

37件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)