Ingredient Analysis

パレス-3

ノニオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 1338
ノニオン界面活性剤 乳化・可溶化を担う非イオン性界面活性剤
-15

安全性
+10

素材の品質
+15

使用感
基本情報
成分名パレス-3
慣用名・別名(C12,13)パレス-3、C12-13アルケス-3
INCI名C12-13 Pareth-3
由来合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3〜8
EWGスコア4/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ ノニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 -15
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +15
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

炭素数12〜13の合成脂肪族アルコールにエチレンオキサイドを平均3モル付加したポリオキシエチレンアルキルエーテル型ノニオン界面活性剤。主に乳化剤・可溶化剤として機能し、油性成分と水性成分を均一に分散させる役割を担う。イオン化しないため電解質や水の硬度に影響を受けにくく、広いpH域で安定。洗浄補助・泡立ち向上にも寄与する。皮膚刺激は比較的低いが、エトキシレート系のため製造過程での1,4-ジオキサン混入リスクが指摘される場合がある。

パレス-3の解析

パレス-3(INCI名:C12-13 Pareth-3)は、炭素数12〜13の直鎖合成脂肪族アルコールにエチレンオキサイドを平均3モル付加したノニオン(非イオン性)界面活性剤。「パレス」はPareth(Paraffin Alcohol + Ether)の略で、EO付加モル数が3であることを示す。HLB値(親水親油バランス)は比較的低め〜中程度で、油中水型・水中油型の乳化補助や可溶化に利用される。

非イオン性であるため、アニオン・カチオン成分と混合しやすく配合汎用性が高い。水の硬度やpHの影響をほとんど受けず、硬水環境でも安定した乳化・泡立ちを維持できる点が特長。シャンプー・トリートメント・スキンケアクリームなど幅広いカテゴリで乳化補助・感触調整・分散剤として配合される。

安全面では、ノニオン界面活性剤として皮膚刺激は相対的に低く、アレルギーリスクも低め。ただし、エトキシレート系成分に共通する懸念として、製造過程で副生する1,4-ジオキサン(潜在的な発がん性物質)の混入が完全には排除できない点に注意が必要。精製度が高い製品グレードではこのリスクは低減される。EWGスコアは通常1〜2の低リスク域。

類似成分として(C12,13)パレス硫酸Naがあるが、こちらはさらに硫酸エステル化されたアニオン性洗浄剤であり、洗浄力は高い反面、刺激性も増す。パレス-3はその前駆体的位置づけで、穏やかな機能を担う補助的成分と考えるとわかりやすい。日常のたとえで言えば「乳化剤」は料理のドレッシングを均一に混ぜるための乳化剤(マヨネーズの卵黄)のような役割。単体でドレッシングを作れるわけではなく、あくまでもシステム全体の安定性を支える縁の下の力持ち的存在。

環境面では、PEG系化合物として生分解性がやや低く、水生環境への影響が懸念されるが、EO付加モル数が少ないため同系統の高EO成分よりは環境負荷が小さい。

相性の良い成分

グリセリン セテアリルアルコール ステアリン酸グリセリル

相性の悪い成分・混合注意

強酸化剤 強還元剤

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