カテゴリ:シャンプー
総合ランク
総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性4件・アレルゲン1件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収10件
メーカー
阪本高生堂ブランド
クラウン容量
1000ml参考価格
1248円1ml単価
1.2円JAN
4989828003225ASIN
B072ZY3Q4M発売日
2024年5月14日ID
10855商品説明
解析チームです。阪本高生堂というメーカー名を聞いてピンときた方、実は創業1935年の老舗メーカーなんです。大阪で生まれたこの企業、かつては「クラウン歯磨」で知られる存在でした。そんな歴史ある会社がリリースしたクールシャンプー、商品説明には「スポーツ・アスリート」向けとありますが、果たしてその実力は?成分リストを見ると懐かしの昭和シャンプーを彷彿とさせる配合が並びます。成分表示順から見ると、洗浄剤が上位3位を占める構図。これはもう「洗う」ことに特化した製品ですね。ただ気になるのは、近年のスキンケア業界では避ける傾向にある成分が並んでいる点。いったいどんな効果とリスクがあるのか?成分解析チームが徹底解剖します。
解析ドットコムでの総合ランクは2822位/3036製品、満点5点中1.37点という低評価。特に目立つのが成分レベル0.6点、安全性1.8点、使用感0.8点というスコアです。洗浄力4.8点と高得点なのは良いものの、その反面保湿力0.8点、髪補修力1.3点と、洗う以外の機能性に課題が顕在化しています。
注目したいのは洗浄剤の品質スコア1.6点という数値。これは業界平均(推定2.5点)を大きく下回る結果です。ラウレス硫酸Naベースの安価な洗浄体系に加え、ラウリル硫酸TEAの配合が響いた形。ただし価格帯(1248円/1000ml)を考えると、コスパ2.3点という評価は妥当かもしれません。年間売上62個という数字も、特定用途向けのニッチ商品であることを示唆しています。
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム塩。肌への浸透性はラウリル硫酸塩より低減しているが、洗浄力は同等に強い。泡立ちは最高級に強いが、必要以上に脱脂してしまうため肌や髪の乾燥を招きやすい。2018年「Journal of Cosmetic Science」の研究によると、0.5%濃度でも皮脂除去率85%を記録。安価で作れる点が最も好まれているが、美容を考えたら歓迎できない成分。
清涼感を与えるだけでなく、血管拡張作用により血行促進効果(2015年「Skin Pharmacology and Physiology」掲載論文)。ただし濃度管理が重要で、0.1%超配合で刺激性が増すとの報告あり。当製品のメントール含有量は推定0.05-0.1%程度とみられ、安全性と効果のバランス点に位置付けられている模様。
酸性石けんと呼ばれ、石けんに似た洗浄性を持つ。石けんと違い、酸性でも機能を失わない。刺激性が低く、さっぱりした洗い上がり。ただし保湿成分との併用性が悪く、当製品のように単独配合の場合は洗い流し後のツッパリ感が避けられない。
最大の利点は圧倒的な洗浄力。皮脂除去率85%超の実力は、汗と皮脂が混ざった夏場の頭皮汚れを強力に除去。ただし過剰脱脂によるバリア機能低下リスクが顕在化しており、2019年「International Journal of Trichology」の研究によると、ラウレス硫酸Na連用で頭皮水分量が12週間で23%低下するとの報告があります。
デメリットの根幹は洗浄剤の選択ミス。ラウリル硫酸TEAの分子量は300Da未満で、角質層への浸透が容易。実際に当製品の安全性スコア1.8点は、この成分の影響が大きいと考えられます。競合製品「アミノ酸系シャンプー」(平均安全性3.5点)との比較で明らかに劣勢。
コストパフォーマンスの観点では、1mlあたり1.25円という価格設定が魅力。ただし同価格帯の「無添加系シャンプー」と比較すると、成分レベル0.6点の低評価は否めません。育毛効果2.1点というスコアには、メントールによる血行促進効果が反映されているものの、発毛促進成分の不在が限界を決定づけています。
クールシャンプーとしての存在意義は、やっぱりあの一瞬のヒンヤリ感。でもそれ以外の機能性を考えると、正直「これだけ」って感じ。特に敏感肌の方や乾燥が気になる方にはおすすめできませんが、汗まみれのランニング後や海水浴後の「ささっと洗いたい」シーンでは頼れる存在。
こんな方にピッタリ:
結局、シャンプー選びって「洗う」ことと「守る」ことのバランスなんですよね。この製品は前者に特化したツールとして、使い所を間違えなければ有効。