総合点
1.88総合ランク
2517個中 1469位成分数
42植物エキスの数
16コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
0メーカー
中央物産ブランド名
Aoyama・Labo(アオヤマラボ)容量
500ml参考価格
1430円1mlあたり
2.9円JANコード
4589507819309ASIN
B09DXQ61C9発売日
20210830KaisekiID
8909全成分
Aoyama・Laboの「地肌をいたわるアミノ酸配合トリートメント」は、その名前のとおりに地肌から塗ってしまうとあまり良くありません。その理由は、4カチ(4級カチオン界面活性剤)が含まれているから。そのデメリットを含め、このトリートメントの特徴を詳しく探っていきましょう。
Aoyama・Labo 地肌からいたわる アミノ酸配合 トリートメントは、一般的なトリートメントを比べるとややマイルドです。しかし、頭皮に塗って放置できるほど安全とは言えません。理由は、ステアルトリモニウムクロリド、ジココジモニウムクロリド、ベヘントリモニウムクロリドといったカチオン界面活性剤が含まれているからですね。4カチベースは高いダメージカバー効果があり、速やかにサラサラな感触へ整えます。ただし、タンパク変性作用が強いので肌には塗布しないようにすべき成分です。あっという間に肌荒れや脱毛を進行させるだけの力があります。植物エキスが多数配合され、いかにも頭皮に良さそうな処方に見えますが、実際はそうではないのです。
トリートメントに4級カチオン界面活性剤を使用する場合、潜在的な健康リスクという観点から評価する必要があります。ステアルトリモニウムクロリドなどは脱毛剤のべーすとして使われるくらいですから、頭皮に塗り込んだらどうなるかは自明です。地肌からいたわるどころの話ではありません。
グレープフルーツ果皮油とレモン果皮油には、光毒性があることも潜在的な危険性のひとつです。これらの光毒性は、これらのオイルが過度の濃度で存在する場合や、これらのオイルが直接紫外線にさらされた場合、すなわち屋外にいる場合に発生する可能性があります。しかし、Aoyama・Laboの「アミノ酸配合トリートメント」の場合、これらのオイルの濃度は光毒性レベルに達することはないと考えられます。しっかり洗い流すことでリスクも低減できるでしょう。しかし、油分は残りやすく、残った油分が蓄積していくと肌にダメージとなるリスクがどんどん上昇していくことは気に留めておくべきです。天然オイルなら安心、というわけではないのです。
全体として、Aoyama・Laboの「アミノ酸配合肌ケアトリートメント」は、髪にだけ使うならある程度使い物になりそうな製品ではあるものの、デメリットはやや多めに見えます。カチオン界面活性剤の配合量が中途半端で、無駄にリスクがあり、かつヘアケア効果は限定的。頭皮に使えるのか使えないのか中途半端ですし、髪のダメージの補修効果もいまひとつとなるでしょう。植物エキスも頭皮に塗れなければあまり意味をなさず、有効に使うのが難しい、ちょっとオススメしにくいタイプに感じられます。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。