解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
株式会社 賢人ブランド名
B.Luxury容量
200ml参考価格
1620円1mlあたり
8.1円JANコード
4573434820729KaisekiID
7272全成分
ラグジュアリーという商品名に違わぬ良い素材を取り揃えた トリートメントのように見えます。
特徴としては、植物由来の成分を多く使ってヘアケア効果を発揮させようという意図が垣間見れますね。
水溶性コラーゲンやシアバター、大豆たんぱく、トウモロコシタンパク、真珠エキスにアルガンオイルなど、主に髪の保水性やつやを向上させる目的で様々な成分が配合されています。
天然成分に加え、セラミドやクオタニウム33、PPG-3カプリリルエーテルなどが髪の補修効果を付与したり、コーティングの均一性を整えたりと、わりと細部まで気を利かせている印象です。
γ-ドコサラクトンが髪のうねりを軽減させる作用を発揮している面も見逃せませんね。
このように、中心は植物由来成分でありながら意外に仕事ができるヤツだなというような印象を与えています。
ラグジュアリー感の片鱗を見せるバランスの良いトリートメントですが、真のラグジュアリーを体現するためにはいくつか足りない要素があるようにも思えます。
まず、ここの補修効果をつなげるようなコーティング性能が少し弱いこと。逆に、中に浸透して根本的な補修効果を実現するような要素が乏しいこと。
言うなれば、効果のほとんどが表面的であり、トリートメントに求められるようなリペア機能が少し不足しているように見られます。
髪のパサつきを抑える、といった目的に限定されるのであれば問題は無さそうですが、ダメージ補修効果や持続的な指通り、ツヤなどの改善効果に関しては脆弱と言わざるを得ません。
数百円の市販コンディショナーに比べれば素材力で勝ることはできますが、一流のトリートメントと比較するとかなり見劣りするのも事実です。
少し中途半端なクオリティなように感じられますが、それなりにコストは控えめでもあるのでうねりの軽減やパサつきを抑える目的であればこちらのトリートメントを使っても良いでしょう。
もう少し改善の余地があるような気がするのもありますが、とにかくうねり、パサツキの軽減ができればOKという方限定でアリ、という印象でした。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。