解析結果

NEMOHAMO ボディソープEX

カテゴリ:ボディソープ

販売開始から 1年2ヵ月14日(440日)
NEMOHAMO ボディソープEX
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総合ランク

448個中 159

総合点

2.78
2.78

1mlあたり

8.8
コスパ
2.2

カテゴリ内順位

35%以内
158位 / 446製品中
上位
NEMOHAMO ボディソープEX解析チャート

SAFETY成分安全性リスク

低リスク 0 / 100 フラグ成分 0 件
低リスク要注意高リスク

安全性フラグ対象成分は検出されませんでした

EWG 平均 2.6 最高 5 / 10(10件評価済み)
スコア3以上:オレンジ油(3)、カリ石ケン素地(4)、コカミドDEA(4)、コカミドプロピルベタイン(3)、ユーカリ葉油(5)
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。

ENV環境・安全性指標

皮膚感作性
GHS 1B 3件
オレンジ油・コカミドDEA他
アレルゲン香料
3件検出
オレンジ油・ユーカリ葉油他
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
90%
易分解性
経皮吸収リスク
31%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数

13

植物エキスの数

4

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

洗浄剤の品質

0

洗浄力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

1

注意が必要な素材

1

香り

ユーカリの心安らぐ爽やかな香り

サブカテゴリ

総合

メーカー

ビオスタイル

ブランド

NEMOHAMO(ネモハモ)

容量

300ml

参考価格

2640円

1ml単価

8.8円

JAN

4580523154474

ASIN

B0F23L5ZY8

発売日

20250321

ECランク

60177位(総合ランキング)

ID

10782
広告を含みます。

商品説明

植物由来の保湿成分をたっぷり配合した、つっぱらないやさしい洗い心地のボディソープ。整肌力の高いアカシソでイキイキとした肌に。オレンジ、ユーカリの心安らぐ爽やかな香り。
広告を含みます。

ANALYZEDNEMOHAMO ボディソープEXの解説

石けん系洗浄剤が「やさしさ」の足を引っ張っている?

解析チームです。「植物由来・やさしい洗い心地」を掲げるNEMOHAMO ボディソープEXを成分レベルで検証しました。ブランドの世界観は魅力的ですが、処方の中身には気になるポイントが複数確認されています。

概要:植物エキスの層は厚いが、土台の洗浄設計に課題あり

解析ドットコムのスタッツでは総合2.69点(平均3.0点比 -0.31)と、全524製品中206位。数値を項目別に分解すると、エイジングケア力2.8点が唯一「標準的」な水準に近いほかは、スキンケア性能1.7点・保湿力1.9点・使用感1.9点とほぼ全項目で平均を大きく下回ります。メーカーが訴求する「保湿・整肌」の強みが、スタッツ上では十分に表れていない状況です。

成分数は13個と少数精鋭の構成。ただし洗浄主剤にカリ石ケン素地(EWGスコア4)を採用しており、このアルカリ系界面活性剤がpH9〜11という強アルカリ域を形成することが、保湿・安全性スコアの低下と連動している可能性があります。植物エキスの多様性は評価できる一方、洗浄系の設計がボトルネックになっています。

NEMOHAMO ボディソープEX / 解析ドットコム スタッツ

配合成分レベル
2.1
全体的な安全性
2.1
スキンケア性能
1.7
保湿力
1.9
使用感
1.9
エイジングケア力
2.8
コスパ
2.2

平均水準 = 3.0点 / 5点満点

注目成分:5つの成分で読み解く処方の本質

カリ石ケン素地 ── 洗浄力の主役、しかしコストあり

全成分3番目に登場するカリ石ケン素地(EWGスコア4)は、高級脂肪酸のカリウム塩からなるアニオン界面活性剤。液体石けんの主原料であり、起泡・洗浄力は申し分ありません。問題はpH域。水溶液はpH9〜11という強アルカリ域に達し、肌の天然保湿因子(NMF)や皮脂膜を溶出させ、バリア機能を低下させる可能性が報告されています。健常皮膚のpHは5.4〜5.9(Fluhr et al., Skin Pharmacol Physiol 2001)であることを踏まえると、このギャップは無視できません。また硬水環境では金属石けんを生成しやすく、肌へのカルキ残留の一因となる点も指摘されています。「植物由来・やさしい」というブランドメッセージと処方設計の間に、一定の乖離があることは正直に伝えておく必要があります。

安全性メモ:EWGスコア4。EU・JP規制対象外ではあるものの、バリア機能が低下している敏感肌では継続使用に注意を要する成分です。

グリセリン ── 保湿の"安定株"が処方を支える

グリセリン(EWGスコア1)は三価アルコール構造によって優れた吸湿性・保水性を発揮し、角層水分量を増加させます。CIRも「Safe as Used」と評価しており、50年以上の使用実績が安全性を裏付けています。ただし、配合順は5番目。洗浄主剤であるカリ石ケン素地が先行して皮脂・NMFを洗い流す中で、グリセリン単体でその損失を補えるかは処方バランス次第です。カリ石ケン素地との相乗情報として「pH補正効果」が挙げられているものの、グリセリン単体でのpH緩衝能は限定的であり、アルギニンとの連携が実質的なpH調整を担っていると見られます。

シソ葉エキス × ローズマリー葉エキス ── "ロスマリン酸ダブル処方"の見どころ

処方上で最も注目したいのが、シソ葉エキス(EWGスコア1)ローズマリー葉エキス(EWGスコア2)の組み合わせです。両成分に共通する主要機能成分がロスマリン酸。シソ葉エキスのロスマリン酸はTNF-α(腫瘍壊死因子)の産生を阻害し(Osakabe et al., Free Radical Biology and Medicine 2004)、ローズマリー葉エキスのロスマリン酸は強力な抗酸化・抗炎症作用を発揮します。同一機能成分を異なるエキスで重複配合することで、抗炎症効果の底上げを狙った設計と読み取れます。エイジングケア力2.8点が他項目に比べて相対的に高い数値を示しているのは、このダブル処方が寄与していると推察できます。またシソ葉エキスはアレルギー性物質ペリルアルデヒドを除去した安全性の高い素材であることも評価ポイントです。

ユーカリ葉油 ── 香りの立役者、EWGスコア5に注意

ユーカリ葉油(EWGスコア5)は本処方で最もEWGスコアが高い成分。主成分1,8-シネオール(ユーカリプトール)が約70〜85%を占め、抗菌・抗炎症・血行促進作用を持ちます。製品の特徴的なユーカリの爽快な香りはこの成分が担っていますが、EUでは使用濃度に注意が必要な精油に分類されており(CIR評価も"Safe with Qualifications")、高濃度では皮膚刺激・アレルギーリスクが存在します。また相互作用データによれば、ユーカリ葉油はナイアシンアミドとの配合に注意が必要とされており、今後のラインアップ拡張時に考慮すべき点です。

ヨモギ葉エキス ── 「かゆみ抑制」に光る和漢成分

ヨモギ葉エキスはフラボノイド・タンニン・クロロゲン酸などを含み、ヒスタミン遊離抑制作用(かゆみ・アレルギー反応の抑制)と収れん作用を持つ和漢由来素材。EU・JP規制対象外で安全性は高く評価されています。シソ葉エキスのロスマリン酸・抗炎症作用とヨモギのヒスタミン遊離抑制が重なることで、乾燥由来のかゆみに対して複合的にアプローチする設計になっています。ただしキク科植物アレルギーをお持ちの方は注意が必要です(キク科アレルギー患者ではアトピー症状悪化の報告あり)。

処方設計の読み解き

  • アルギニン(EWG:2)+フィチン酸のキレート作用 → カリ石ケン素地のアルカリ・金属イオン問題を部分的に緩和する意図と推察
  • シソ葉エキス+ローズマリー葉エキスの「ロスマリン酸ダブル処方」→ 抗炎症の厚み付け
  • コカミドプロピルベタイン(両性)でカリ石ケン素地の刺激性を緩和する補助洗浄設計

メリット・デメリット

ここが評価できる

  • シソ・ローズマリーのロスマリン酸ダブル処方で抗炎症に厚み
  • グリセリン(EWG:1)・シソ葉エキス(EWG:1)・アルギニン(EWG:2)と安全性の高い成分が補助的に並ぶ
  • ヨモギのヒスタミン遊離抑制でかゆみ対策にアプローチ
  • ユーカリ×オレンジのアロマ設計:口コミでは「お風呂場での香りが心地よい」と評価する声が複数
  • アルギニン(医薬部外品承認成分)によるpH緩和・育毛補助的な働き

ここが物足りない

  • カリ石ケン素地主体の洗浄設計でpH9〜11のアルカリ域:保湿力1.9・スキンケア性能1.7の低スコアと符合
  • 保湿補強成分がグリセリン1種のみ(ヒアルロン酸・セラミド等は不在)
  • ユーカリ葉油EWGスコア5:精油の中で最も注意レベルが高い部類
  • 2,640円/300mlのプライス帯に対し、コスパ2.2点は「やや物足りない」水準
  • 成分数13個は同価格帯として少数:機能性成分の網羅性に限界
注意点:成分間の拮抗・注意組み合わせ
  • カリ石ケン素地 × 酸性成分:石けんカスを生成しやすいため、クエン酸系の後処理製品との組み合わせに注意
  • ユーカリ葉油 × 高濃度アルコール・スクアレン:酸化促進リスクあり、保存状態が製品の安全性に影響
  • ヨモギ葉エキス:キク科アレルギーがある場合は使用を見直すことが望ましい

余談ですが、キール大学(英国)の研究によると、pH5〜6に調整された洗浄剤を使用した場合と比較して、アルカリ性石けん(pH9以上)使用後の角層水分量は24時間後でも有意に低い値を示すことが報告されています(Ananthapadmanabhan et al., Dermatitis 2004)。このデータは「石けん系洗浄剤と保湿力スコアの低さ」という今回の結果を裏付けるものです。

まとめ

一言で言うと:「和漢エキスの哲学は本物、洗浄土台が追いついていない」

シソ・ローズマリー・ヨモギという抗炎症エキスの組み合わせに一定の処方哲学は感じられます。しかし洗浄主剤にカリ石ケン素地(EWG:4、pH9〜11)を据えた設計は、「植物由来・やさしい」という訴求と成分実態の間に明確なズレを生じさせています。エイジングケア力2.8点が唯一の相対的強みであり、抗炎症・抗酸化エキス群の恩恵はここに集約されています。

口コミとスタッツの照合:購入者からは「さっぱりしつつ油分を取られすぎない」「スベスベになる」という肯定的な感触が複数確認されており、使用感スコア1.9点という数値との乖離が見られます。実際の使用感は数値より良好な可能性があります。

使用シーン別推奨度:

  • 乾燥敏感肌向け:カリ石ケン素地のアルカリ性がバリア機能に影響するリスクがあり、慎重な選択が必要
  • 乾燥かゆみが気になる方:ヨモギのヒスタミン遊離抑制は一定の意義あり。ただし保湿力補強目的でボディクリームの併用が現実的
  • アロマ入浴体験を重視する方:ユーカリ×オレンジの香り設計は口コミでも評価が高く、入浴タイムの満足度という観点では訴求力あり
  • キク科アレルギーをお持ちの方:ヨモギ葉エキス配合のため使用前に成分確認を推奨
  • コスパ重視の方:2,640円/300mlでスコア2.2点は費用対効果の面で再考の余地あり

NEMOHAMO ボディソープEX / 総合評価マトリクス

ロスマリン酸
ダブル処方

強み

カリ石ケン素地
EWG:4

要注意

ユーカリ×オレンジ
の香り体験

差別化点

総合2.69点(平均比 -0.31) 524製品中206位 成分数13個

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