カテゴリ:カラートリートメント
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総合点

1mlあたり
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一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収19件
メーカー
ホーユーブランド
Cielo容量
140ml参考価格
723円1ml単価
5.2円JAN
4987205011092ASIN
B0BB2MJDR5発売日
2022年9月12日ID
11805製造国
日本シリーズ名
シエロ カラートリートメント対象の髪タイプ
白髪・ダメージ毛向け公式サイト
公式サイトを見る全成分
商品説明
解析チームです。@cosme ベストヘアカラー2024年1位という市場での高評価と、解析スコア2.39点(平均3.0を大きく下回る水準)という数値の間にある乖離——その背景を成分レベルから読み解きます。
総合スコア2.39点は5点満点中「要注意」水準。22成分中、使用感3.7点(平均+0.7)が唯一平均を上回る項目であり、それ以外は軒並み平均を割り込みます。特にスカルプケア力0.1点・髪補修力1.6点はいずれも「要注意」水準で、白髪染めトリートメントとしての"染め機能に特化した設計"が数値に表れています。
染料成分が6種類に及ぶ一方、ケラチン・加水分解タンパク質・パンテノールといった補修素材は処方に見当たらず、コンディショニング成分も頭皮刺激リスクを持つカチオン系に依存します。ホーユーの「ナノカラー処方」が訴求するのはあくまで染色の定着効率であり、トリートメント成分としての充実度とは別軸です。723円という価格帯を踏まえると、コスパ2.53点という評価も「染色専用ツール」として割り切れるかどうかで受け取り方が変わります。
EWGスコア分布(登録済み14成分)
低リスク(1–2)/中リスク(3–6)/高リスク(7–10)の成分数を3色で表示
注意フラグ:セトリモニウムクロリド(EWG7・旧指定成分)/HC青16(EU規制審査対象)/フェノキシエタノール(GHS感作性1B)
処方の設計図:役割別成分構成
22成分を機能グループに分類した構成マップ
補修成分(ケラチン・加水分解タンパク質・パンテノール等)は処方に含まれない
ナチュラルブラウンの発色はこの2成分の組み合わせが起点です。HC黄4はキューティクルの隙間から毛髪内部へ浸透する小分子染料で、色持ちは約3週間。HC青16はEU化粧品規則附属書IIIの審査対象成分(規制ではなく審査中の位置づけ)であり、成分データベース上もEU規制対象として記録されています。HC青2・HC赤13・塩基性橙31と合わせた6染料による複合処方が「1回で染まる」と謳う発色性能の実態です。HC染料はアルカリ環境でキューティクルが開くほど浸透効率が上がるため、次に挙げる炭酸水素アンモニウムとのセットが処方上の肝になっています。
EWGスコア4。水溶液中で弱アルカリ性(pH8〜9.5程度)を示し、毛髪のキューティクルを一時的に開いてHC染料の浸透を助ける役割を担います。推奨配合量0.5〜2%の範囲内での使用と推定されますが、加熱(ドライヤー等)によりアンモニア・CO₂・水に分解される特性があり、放置時間と加温の有無が染色ムラに影響します。酸性成分(クエン酸・乳酸等)との同時使用はアルカリ効果を中和するため、染色後のクエン酸リンスは色落ちを早める可能性があります。
ツバキ種子油はEWGスコア1。オレイン酸85%含有で毛髪との親和性が高く、経皮吸収リスク0.60という高めの浸透値は有効成分の届きやすさとして機能します。アルガニアスピノサ核油(EWG2)はビタミンEとフィトステロールを含み、酸化安定性と抗酸化作用を加えます。両油とも生分解性0.95と環境負荷が低い点も特徴です。ただしアルガン油はビタミンE・セラミドとの組み合わせで相乗効果を発揮しますが、本処方にはセラミドが存在しないため、植物油コンビのポテンシャルが十分に引き出されているとは言いにくい状況です。
C22長鎖アルキル基を持つ4級カチオン界面活性剤。損傷毛の負電荷部位に選択的に吸着し、疎水性保護膜を形成することで指通りとまとまり感を出します。グリセリンとの組み合わせで相乗的なコンディショニング効果が報告されており(本処方でも両成分が共存)、使用感3.7点という高評価の一因と読めます。ただし頭皮への直接接触は避けるべき成分であり、リタッチ用途での塗布方法が使用感と安全性を左右します。
旧指定成分かつEWGスコア7。4級カチオン界面活性剤として帯電防止・滑沢効果を発揮しますが、タンパク変性作用が強く頭皮への炎症リスクが指摘されています。CIR評価は「Safe with Qualifications(条件付き安全)」であり、頭皮接触を避ける設計での使用が前提です。スカルプケア力0.1点という極端な低スコアは、このような成分設計に起因します。
「染色特化型・補修は期待しないが使い心地は本物」
成分設計は補修・育毛・スカルプケアを一切意図しておらず、HC染料6種+炭酸水素アンモニウムによる染色効率と、カチオン系コンディショニング+植物油3種による"染め後の質感"に処方の重心が集中しています。白髪リタッチ目的に限定して使うならば、使用感3.7点という評価は実感とも合致しやすい水準です。
余談ですが、Journal of Cosmetic Scienceの知見によると、HC染料はアルカリ処理後72時間以内に定着率が決まるとされており、炭酸水素アンモニウムによるキューティクル開口と放置時間の管理が色持ちの鍵になります。
口コミ上では「手軽に染まる」「仕上がりが自然」という声が中心で、解析スコアの使用感3.7点と方向性は一致。一方で「色持ちが短い」という声もあり、HC染料固有の約3週間という持続性の短さを解析データが裏付けています。
使用シーン別推奨度:
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