カテゴリ:カラートリートメント
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総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
EU規制の成分が検出されました(1件)
個人差要因経皮吸収19件
メーカー
MOUTONブランド
MOUTON容量
250ml参考価格
2097円1ml単価
8.4円JAN
4570044222950ASIN
B0F1YDLM25ID
11822シリーズ名
Neo Color Treatment対象の髪タイプ
ブリーチ毛・ダメージ毛向け公式サイト
公式サイトを見る商品説明
解析チームです。MOUTONのカラートリートメント「ネイビーブルー」を成分レベルで読み解きます。使用感は同カテゴリ内でトップクラスの数値を記録している一方、補修力には明確な課題があり、使い方次第で評価が大きく変わるタイプの製品です。
総合点2.79点は平均(3.0点)をやや下回る水準。ただしスコアの内訳を見ると、極端な凸凹構造が特徴的です。使用感4.4点は「優秀」の域に達しており、平均比+46%の突出した数値。一方で髪補修力1.9点・スカルプケア力1.0点はいずれも「要注意」ランク。この商品は「ヘアカラー目的でトリートメント感も欲しい」ニーズへのピンポイント回答であり、補修や育毛を期待すると期待外れになります。
口コミ評価4.57点(28件)という高評価は、使用感4.4点という解析スコアと強く一致しています。ジメチコン・ジメチコノールの2種シリコーン構成がベタつきを抑えながらツヤと滑らかさを両立しており、体感の良さがそのまま高評価に直結している構図です。
安全性の内訳 ─ EWGスコア分布(登録成分16件)
規制フラグ:クロルヒドロキシAl(EWG3)はEU化粧品規制Annex IIIの制汗成分使用制限対象。ヘアケア用途では量的に問題になるケースは稀ですが、頭皮への長時間接触は避けることが推奨されます。
メーカーが「ケラチン×マレイン酸」と処方コンセプトを前面に打ち出している組み合わせです。マレイン酸はpH調整剤として毛髪のキューティクル表面に作用し、その後に加水分解ケラチンが損傷部位へ浸透しやすい環境を整えるという"先導役"として機能します。ただし加水分解ケラチンの推奨配合量は1〜5%であり、ヘアカラー成分が処方の主役を占める構成上、ケラチン濃度は相対的に控えめになりやすく、補修力1.9点という解析スコアと整合しています。東洋大学らの研究グループはケラチン加水分解物の分子量と毛髪内部浸透量の相関を報告しており、配合量と分子量の両面が補修効果を左右します。
カチオン(陽イオン)界面活性剤で、マイナスに帯電したダメージ毛に静電引力で選択的に吸着します。疎水性コーティングにより指通りを改善し、帯電防止効果も発揮。推奨配合量は0.1〜3%で、本処方ではステアリルアルコールと同時配合されており、両成分に相乗効果が確認されています。ステアリルアルコールがカチオン成分の吸着層を物理的に補強する形で、コンディショニング効果を底上げするのがこの組み合わせの設計意図です。頭皮への直接塗布を避けるべき成分であり、根元付近の使用には注意が必要です。
弱アルカリ性(pH8〜9.5)を示すpH調整剤で、カラートリートメントにおいてキューティクルを一時的に開口し、着色成分の浸透を助ける役割を担います。興味深いのは同じ処方内に酸性成分のマレイン酸も配合されている点。注意情報には「酸性成分との拮抗」が記載されますが、これは故意の緩衝系設計と読めます。過度なアルカリによる髪ダメージを酸性成分で中和・緩衝し、着色効率と髪ダメージのバランスを取る処方的判断です。余談ですが、2019年のCosmetics誌掲載論文によると、カラートリートメントにおける最適pH域は6.5〜7.5とされており、この酸塩基ペアはその水準に収めるための工夫と考えられます。EWG4は中リスク域に該当しますが、炭酸水素アンモニウム自体の生分解性は1.00(完全分解)と環境負荷は極めて低い成分です。
直鎖シリコーン(ジメチコン)と末端水酸基型シリコーン(ジメチコノール)を同時配合する2種設計は、使用感4.4点を支える処方の核心です。ジメチコンがキューティクル表面を滑らかにツヤを付与する一方、ジメチコノールはより強い分子間相互作用で洗浄耐久性を高め、1回の使用後も残留コーティング効果が持続します。ただしジメチコノールには蓄積性への懸念も業界内で指摘されており、毎日の連続使用より週数回のペースが望ましい成分です。
収れん剤として配合されていますが、EUではAnnex III(使用制限成分)に指定されており、制汗剤最大20%、スプレー15%の上限規制があります。ヘアカラートリートメントへの配合量は制汗剤に比べて大幅に少ないと考えられますが、アルカリ性成分(本処方では炭酸水素アンモニウム)との相性が悪い成分でもあります。頭皮への長時間接触を避け、塗布後は十分にすすぐ使用方法が推奨されます。
処方の設計図 ─ 成分グループ別構成(配合順基準)
補修成分ブロックの幅の細さが補修力1.9点を処方から直接的に説明しています。コンディショニングとpH制御に重心が置かれた「カラー特化型」設計。
「発色×使用感特化、補修は添えるだけ」の割り切り型カラトリ
ブリーチ毛をネイビーブルーに染めることに全振りした設計で、補修効果への過度な期待は禁物。ケラチンとマレイン酸の組み合わせはコンセプトとして明快ですが、処方の重心はコンディショニング成分群に置かれており、補修力1.9点という数値が正直に処方を反映しています。2,097円という価格帯で使用感4.4点を実現している点は素直に評価できます。
口コミ4.57点(28件)の高評価は使用感の良さをそのまま反映しており解析と一致しますが、「ブリーチ毛が補修された」という声と補修力1.9点の解析スコアには乖離があり、シリコーンコーティングによる「補修した感」が実補修と混同されている可能性があります。
使用シーン別推奨度:
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