カテゴリ:カラートリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
アンファー株式会社ブランド
SCALPD(スカルプD)容量
150ml参考価格
2343円1ml単価
15.6円JAN
4580168650454ASIN
B091TQHGBM発売日
2021ID
11746製造国
日本シリーズ名
スカルプD ヘアカラーコンディショナー対象の髪タイプ
白髪向け・男性用公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
白髪染め メンズ スカルプD ヘアカラーコンディショナー ナチュラルブラック 男性用 アンファー ANGFAアンファー株式会社
■ 成分レベル4.2点|頭皮ケアが総合点を引き下げた

カラートリートメント内の順位
109個中40位
上位 37%(中位)
安全性の判定
注意が必要な成分 2つ(EWG3以上: コンフリー葉エキス(4)、ミリスチルアルコール(3))
解析チームです。今回は『白髪染め メンズ スカルプD ヘアカラーコンディショナー ナチュラルブラック』を見ていきます。
配合成分のレベルは4.2点(平均3.0点)と高く、羊毛由来の補修タンパクが3種類並ぶ処方です。気になるのは「その成分の充実度が、なぜ総合スコアに十分反映されないのか」という点です。答えは成分表にあります。
配合成分のレベルは4.2点と優秀な水準です。ケラチン系補修タンパクが厚く配合され、髪補修力3.8点・使用感4.0点はいずれも平均を超えています。一方、スカルプケア力は2.1点(平均−0.9点)と要注意の水準にあり、頭皮への直接的なアプローチは期待しにくい設計です。この弱点が総合点3.23点を平均に近い水準にとどめています。
成分表の5〜7番目に、ラウルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン・ココイル加水分解ケラチンK・加水分解ケラチン(すべて羊毛由来)が連続して配合されています。ケラチンは髪を構成するタンパク質と同じ素材で、ダメージで欠けた部分に入り込んで補修する働きをします。分子の大きさが異なる3種類を重ねることで、表面から内部まで幅広いダメージに対応できます。乾かした後の手触りとコシに変化を感じやすく、髪補修力3.8点(平均+0.8点)の中心的な根拠です。
(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー(通称セラキュート)は、セラミドの分子構造を参考に設計された合成ポリマーです。髪の表面に吸着して薄い膜を形成し、弾力とボリューム感を付与します。加水分解シルクやグリセリンとの相乗効果も確認されており、白髪が増える年代に多い「髪が細くなった・コシがなくなった」という悩みに直接応える成分です。スカルプDがリニューアルで「ハリコシ成分」として前面に出しているのもこの成分です。
ヒアルロン酸をプラスイオン型に改変した成分です。髪はマイナスに帯電しているため、プラス型のこの成分が強く吸着して水で流れにくい状態をつくります。通常のヒアルロン酸と比べて約280倍の毛髪吸着力があるとされ、すすいだあとも潤いが残りやすい特徴があります。グリセリンやトウミツとの相乗効果も認められており、保湿力3.4点(平均+0.4点)を底上げしています。
3成分に注意点があります。
成分表を見ると、補修成分の密度が際立っています。羊毛ケラチン3種と加水分解シルクが5〜8番目に集中し、その後もセラキュートやカチオン化ヒアルロン酸、ヒドロキシプロピルキトサンといった機能性成分が続きます。グリチルリチン酸2Kやボタンエキス・酒粕エキスなど植物・発酵由来の補助成分も揃い、17成分という少なさでこれだけの機能を詰めた点が4.2点(平均+1.2点)の評価につながっています。口コミでも滑らかさや手触りを評価する声が多く、使用感4.0点と一致します。
成分表17成分のうち、頭皮に直接働く成分がほぼないことが原因です。グリチルリチン酸2Kは抗炎症効果で頭皮にも利きますが、配合順位は14番目と後半で量は少なめです。育毛促進・血行改善・皮脂コントロールなど、スカルプDブランドが別ラインで訴求しているような頭皮ケア専用成分は含まれていません。この商品の目的はあくまで白髪への色付けとトリートメント効果であり、頭皮ケアは主眼に置かれていません。成分レベル4.2点の高さが総合3.23点にとどまるのも、スカルプケア力2.1点が引き下げているためで、これが前書きで提起した疑問への答えです。
白髪と髪のコシ不足、この2つを同時に扱える設計がこの商品の持ち味です。補修タンパクで内側を補いながらセラキュートで表面に弾力を持たせる組み合わせは、加齢で細くなりやすい白髪の多い髪によく合います。カラートリートメント全般はケア成分が薄くなりがちなカテゴリですが、この商品は機能性成分を成分表の前半に集中させており、成分レベル4.2点はその現れです。
「スカルプD」という名前から頭皮への効果を期待すると、成分表とのずれが生じます。頭皮の炎症や抜け毛が主な悩みなら、同ブランドのシャンプーやトニックと組み合わせるほうが実態に合っています。この商品が本領を発揮するのは、毛髪そのものへのケアとカラーリングの領域です。
毛先から中間部分に揉み込み、数分置いてからすすぐと補修タンパクが浸透する時間を確保できます。日常のコンディショナーを白髪ケアに置き換えたい人には、成分の充実度から見て選ぶ根拠があります。敏感肌の人は、コンフリー葉エキスへの懸念を安全面の節で先に確かめてから判断するとよいでしょう。
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