カテゴリ:カラートリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性3件・経皮吸収19件
メーカー
三宝商事ブランド
テンスター容量
250ml参考価格
1100円1ml単価
4.4円JAN
4901646140494ASIN
B003YXJ006発売日
2024年9月14日ID
11637シリーズ名
テンスターHena カラートリートメント対象の髪タイプ
白髪染め・カラーケア向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
解析チームです。「ヘナ」の名を冠しながら実際には複数の合成染料が主役を担う、カラートリートメントの典型的な処方構造を持つ製品です。染色パフォーマンスと安全性のバランスを成分データから読み解きます。
総合点2.91点は、当サイト平均3.0点をわずかに下回る水準です。ただし、内訳を見ると評価のばらつきが大きく、安全性3.8点・使用感3.5点は平均以上で安定している一方、髪補修力1.7点・スカルプケア力1.5点は要注意レベルと、カラーリング特化型の処方が数字にはっきり表れています。
1,100円・250mlというコストパフォーマンスは3.4点(標準的)。同価格帯のカラートリートメント市場では、ケアと染色の両立を謳う製品が多いなかで、このプロダクトはあくまで「染める」ことを優先した設計であることがスタッツから読み取れます。
商品名に「ヘナ」と冠するだけあり、配合はされています。主要活性成分のローソン酸は髪のケラチンタンパク質と共有結合に近い形で結合するため、ほかの染料成分より定着性が高い点が特徴です。EWGスコア3、生分解性0.95と環境負荷の低さは本処方中でも上位です。ただし、成分データに「金属イオン(鉄分)との反応で色調変化」とある点は注意が必要で、鉄分を含む水道水環境や鉄製トレーを使う場合は意図しない色むらが生じる可能性があります。加水分解ケラチン(羊)との相乗効果も成分データに確認でき、毛髪表面の親和性向上という点では処方上の合理性があります。
本処方の染色成分を整理すると、HC染料3種(HC黄4・HC青2・HC赤3)+塩基性染料3種(塩基性青99・塩基性赤76・塩基性茶16)という構成です。HC染料は分子が小さくキューティクルの隙間から内部浸透するタイプ、塩基性染料は分子量が大きく表面吸着型。この2系統を組み合わせることで、色の深みと持続性を補完し合う設計です。成分間の相乗効果データでも、塩基性青99はHC染料との併用で色持ち向上が確認されています。ただし、塩基性赤76はEWGスコア7(本処方成分中最高値)。CIRは「Safe with Qualifications(条件付き安全)」の評価にとどまります。
環境・安全性指標の集計から、フェノキシエタノール・塩基性赤76・塩基性青99の3成分がGHS感作性1Bに分類されています。GHS感作性1Bとは「動物実験データ等から感作性が疑われる」カテゴリです。各成分の配合量は規制範囲内であり、CIRも個別にSafeと評価していますが、皮膚との接触時間が長くなるトリートメント類ではゼロとは言えない留意点として記載します。なお、アレルゲン性・内分泌かく乱性(EDC)は該当なしです。
4級カチオン界面活性剤(セトリモニウムクロリド等)より吸着力は劣るものの、頭皮・肌への安全性マージンが高い3級カチオンです。EWGスコア4ですが、4級カチオンに比べ刺激の報告は少なく、国際コスメトロジー学会(IFSCC)の文献でも低刺激性コンディショナーへの代替が評価されています。セタノール・ステアリルアルコール・グリセリンとの相乗効果データがあり、本処方のミリスチルアルコール・ベヘニルアルコールとの組み合わせで乳化安定性と指通りの向上が期待されます。
EWGスコア1、生分解性0.95、コメドジェニック度0という優秀な安全性プロフィールを持つ植物性エモリエント剤です。注目したいのは、塩基性茶16との相乗効果がデータで確認されている点。塩基性茶16が毛髪表面に吸着して自然なブラウン色を付与する際、シア脂が同時に潤いと柔軟性を与えることで、「染色+コーティング」の同時達成という処方設計の意図が読み取れます。余談ですが、ヒアルロン酸科学研究所の公表資料によると、シア脂に含まれるアラントインは毛髪表面のタンパク質と親和性を持ち、キューティクル保護効果に寄与することが示されています。
「染色コスパ特化型。ケアを求めると肩透かしを食らう、割り切り設計のカラートリートメント」
三層染色システム(HC染料・塩基性染料・ヘンナ)により、1,100円という価格帯でブラック系の発色を実現する点は評価できます。一方で、髪補修力1.7点・スカルプケア力1.5点というデータが示すとおり、「染める」以外の機能は削ぎ落とされた設計です。安全性3.8点が示すように、ジアミン系成分を排除した処方は酸化染料に不安を持つ層への訴求力があります。
使用シーン別推奨度:
口コミ数が集計されていないため定量比較はできませんが、LIPSスコア3.9(当サイト総合2.91と乖離)は、実使用者が「染まった実感」を高く評価している一方、成分ベースの総合評価では補修・スカルプの弱さが点数を引き下げているという構図を示しています。
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