解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
株式会社ストーリアブランド名
ダイアンパーフェクトビューティ容量
450ml参考価格
660円1mlあたり
1.5円KaisekiID
7430全成分
まずこのトリートメントの良いところは、ダメージ部分を集中的に補修ができるという点。
髪全体をただ油分などで覆ってしまうのではなく、傷んだ部分に集中的に吸着する性質があるため、ディズニートリートメントらしい効果を期待できる製品なのです。
ダメージ部分を選択的に、という話をしましたが、もう一つすごいことはそれでいて肌への負担が普通のトリートメントより低い点。
すごいですよね。ただでさえ性能が高いのに、肌への負担が普通より低い、いいことばかりではないかと感心してしまいます。
この値段で、というのも驚きですね。
よくある4級カチオン界面活性剤がベースに据えられている部分に、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチンというダメージ部分に吸着するケラチン素材が据えられています。
さらに、キューティクルを補修するクオタニウム-33もダメージ部分吸着型。もう一つ言えば、ヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、こちらも同様ですね。
傷んだ部分にくっついてくれるというのはカチオン界面活性剤が担う重要な働きですが、このダイアンパーフェクトビューティートリートメントではそのさらに一つ上の機能性を持っているという話です。
微量の添加、という形で4級カチオン界面活性剤ステアルトリモニウムクロリドやセトリモニウムクロリドなどが配合されていますが、一般的なトリートメントよりもはるかに微量であることが分かると思います。
このことはすなわち、肌の負担の低さを実現しているということでもあるのです。
先に上げたダメージ部分吸着型の素材に加え、(イソステアリン酸ポリグリセリル-2/ダイマージリノール酸)コポリマー、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)、セラミドといったたっぷり抱水性が高い素材や、肌バリア成分としても働く成分がてんこもり。
体感レベルで違いを感じさせる素材がずらり並んだ実に使いごたえのある内容になっています。
ヘアケア機能と言うか、ヘアコンディショニング効果のクオリティとしては、コーティングの部分が弱く、リペア機能が理想的な状態をさほど持続できないという弱点もあり、使用感がベストであるとは言いづらい面がありますが、この価格帯でこの機能性を持ってある程度髪を強化できるという点では、十分に仕事をしてくれると言っていいでしょう。
手触り的な実感レベルよりも、実際に髪が強化されて外部的なストレスに抗う力が強くなるという理屈で、普通のコンディショナーよりはるかにお勧めできる製品と言えます。
より高いレベルでは、ここにさらに使用感が素晴らしかったり、コーティングが持続性や均一性の高さを発揮したり、というのがプロ向けのトリートメントの品質といえますが、それに準ずるものとして働きかけ方に共感を感じる次第です。
一度使ってみる価値がありますね。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。