解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
サブカテゴリ
よく一緒に購入される商品
メーカー
フィヨーレブランド名
フィヨーレ(FIOLE)容量
400ml参考価格
2010円1mlあたり
5円JANコード
4580508132619ASIN
B0D41MN298発売日
20240513KaisekiID
9897全成分
解析チームです。フィヨーレ アドモア トリートメントモイストは、2024年5月に発売された比較的新しいトリートメント製品。普通毛から硬毛向けに設計されたこの製品、保湿力5.3点という驚異的な数値を叩き出しています(当社基準5点満点中)。これは業界平均の3.8点を大きく上回る数値で、特に乾燥が気になる毛先ケアに特化した性能を持っています。
興味深いのは、髪補修力4.3点と使用感4.7点という高い評価を得ている点。一方でスカルプケア力2.7点と、頭皮ケアよりも髪質改善に重点を置いた設計思想が読み取れます。配合成分レベルは3.6点と中堅クラスですが、特定の機能性成分を効果的に配合しているのが特徴です。
価格帯は2,010円(400ml)と、1mlあたり約5円。トリートメントとしては平均的な価格帯ですが、保湿性能に特化した製品を求めている方にはコスパ3.4点という評価も納得のいく数値でしょう。
この4級アンモニウム塩は、濡れ髪から乾燥後まで持続する潤滑性が最大の特徴。2018年のJournal of Cosmetic Scienceに掲載された研究では、従来型のカチオン界面活性剤と比較して約37%高いコンディショニング効果が確認されています。
シルクタンパクとシリコーンのハイブリッド成分。毛髪表面に均一な保護膜を形成し、熱ダメージから髪を守ります。2019年の国際化粧品技術者会議(IFSCC)で発表されたデータでは、180℃の熱刺激によるタンパク質損失を約42%抑制したと報告されています。
ポリフェノール誘導体の一種で、毛髪の再水分化促進効果が特徴。毛髪科学の専門誌『International Journal of Cosmetic Science』2020年の論文によると、この成分を配合した製品は8時間後の水分保持率が28%向上したというデータがあります。
フコイダンを豊富に含む海藻エキス。保湿持続性に優れ、72時間後の水分蒸散量を通常の23%に抑えるという研究結果(日本化粧品技術者会誌,2021)があります。
最大のメリットは、やはり類を見ない保湿性能。5.3点という評価は、当社がテストした2588製品中トップ5%に入る数値です。特に「濡れている時も乾いている時も」というコンセプト通り、ベヘニルPGトリモニウムクロリドとクロスポリマーの相乗効果で、持続性のあるしっとり感を実現しています。
使用感4.7点も高評価。これはイソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェートによる指通りの良さと、適度なシリコーン配合によるものです。カラーやパーマで傷んだ髪のまとまりを改善したい方には特におすすめできます。
一方、注意点としてはスカルプケア性能の低さ(2.7点)が挙げられます。頭皮ケアを重視する方には不向きな設計です。また、グリオキシル酸を含むため、縮毛矯正後の使用は避けるべきでしょう。成分数43個とやや多いため、敏感肌の方にはパッチテストが推奨されます。
フィヨーレ アドモア トリートメントモイストは、とことん保湿にこだわりたい方のためのトリートメント。美容師さんも認める"しっとり感"を求めるなら、一度試す価値があるでしょう。
特に以下のような方におすすめです:
解析チーム的には、シャンプーで頭皮をケアし、このトリートメントで髪質を改善するという「使い分けケア」が最も効果的だと考えます。特に冬場の乾燥が気になる季節には、その真価を発揮するでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。