カテゴリ:洗い流さないトリートメント
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総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因経皮吸収4件
メーカー
日本ロレアルブランド
KÉRASTASE(ケラスターゼ)容量
75ml参考価格
8580円1ml単価
114.4円JAN
4935421561211ASIN
B0DV9DM4LP発売日
2025年3月24日ID
11463シリーズ名
クロノロジスト対象の髪タイプ
ダメージ毛・乾燥毛向け詰め替え
あり公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
解析チームです。ケラスターゼの看板ヘアオイル「ユイル クロノロジスト」を成分データで徹底解析しました。ブランドの信頼感と処方設計の実力、そのギャップを正直にお伝えします。
結論から言えば、総合点2.41点(解析対象761製品中381位)は「要注意」水準で、平均3.0点を大きく下回ります。特に深刻なのがスカルプケア力1.1点・髪補修力1.7点・保湿力1.8点という3指標で、いずれも2.4点以下の「ここが弱点」ゾーン。8,580円という価格帯と照らし合わせると、コスパスコアも2.47点と「やや物足りない」評価に留まります。
一方で安全性3.4点は「標準的」水準をキープ。全6成分がCIR(化粧品成分安全性評価機関)の「Safe as Used」認定を取得しており、皮膚感作性・アレルゲン性・内分泌かく乱物質(EDC)の該当成分もゼロ。安全面に関しては及第点です。
メーカーが「香料高配合」を強調するとおり、この処方は「補修よりも感覚的な贅沢体験」を主軸に設計されたシグネチャーオイルと読むのが正確です。
全6成分という超ミニマル処方。各成分の役割を丁寧に読み解きます。
処方の主役であり、この製品の核心。モロッコ固有のアルガンツリーの核から抽出され、オレイン酸・リノール酸の豊富な不飽和脂肪酸構成に加え、ビタミンE(トコフェロール)・ポリフェノール・フィトステロールを含有します。EWGスコアは2(低懸念)、生分解性は0.95と非常に高く、環境負荷の観点でも優秀な素材です。ただし、金属塩や強酸化剤との組み合わせで酸化劣化が促進される点が注意情報として確認されています。
余談ですが、カリフォルニア大学デービス校の研究によると、アルガンオイルに含まれるトコフェロール(ビタミンE)は毛髪のメラニン酸化を抑制する抗酸化作用を示すことが確認されています。エイジングケア的なアプローチとして理論的根拠はあるものの、今回のスコアでは2.2点にとどまっており、配合量や他成分との相乗効果という観点ではポテンシャルを活かしきれていない可能性があります。
ヤシ油由来の中鎖脂肪酸トリエステル。EWGスコア1(最安全)で、コメドジェニック度0のノンコメドジェニック素材。アルガンオイルがリッチな質感を担う一方、MCTオイルは「軽さとサラッとした仕上がり」を付与する役割を担い、生分解性0.80と高い環境適性も持ちます。植物エキスとの相乗効果が確認されており、オオバナソケイ花エキス・モツヤクジュ樹脂エキスとの組み合わせで処方設計上の巧みさが光ります。
直鎖状シリコーン重合体で、髪表面のキューティクルを物理的に平滑化し、摩擦軽減とツヤを向上させます。EWGスコアは3(中程度の懸念)で、生分解性は0.20と低値。環境負荷の面では慎重な評価が必要な成分です。ただし、化学的安定性が極めて高く皮膚刺激性はほぼゼロ。後述のジメチコノールと組み合わせることで、短期的な軽さと長期的なコーティング持続性を両立する処方設計が見てとれます。
末端に水酸基を持つ変性シリコーンで、通常のジメチコンより分子間相互作用が強く、洗浄に対する耐久性が高いのが特徴(EWGスコア2)。ジメチコンとの組み合わせにより、即効性のコーティングと持続性コーティングを二段階で実現します。一方で、高pH製品や強アルカリ洗浄剤(アルカリ性のヘアカラー剤など)との組み合わせには注意情報があり、ヘアカラーと並行使用する場合は順番や放置時間の配慮が推奨されます。また、長期使用での蓄積性への懸念も業界内で指摘されています。
注意点:アルガン核油は金属塩・強酸化剤との配合で酸化劣化が促進されます。ヘアカラー後や硬水環境での継続使用では品質変化に留意してください。また、ジメチコノールは高pH製品(強アルカリ洗浄剤など)との接触で挙動が変化する注意情報が確認されています。
「フレグランス体験のためのプレミアムオイル。補修を求めるなら別の選択肢を探すべき」
メーカーが「香料高配合」を自ら強調しているように、この製品のコア価値はフローラルシプレーの香りによる感覚的な贅沢体験にあります。成分数わずか6種のミニマル処方は、純粋なオイルトリートメントとしての割り切り設計です。安全性3.4点は評価できますが、8,580円という価格帯で「ダメージ補修」「保湿強化」を期待すると、スコアデータとの乖離は大きくなります。
@cosmeスコア5.8/7.0という市場評価は一定の支持があることを示しており、「香りと使用感の満足度」という軸では実際の使用者の感覚と一致する部分があると考えられます。一方、成分解析の観点では補修力・保湿力が明確な弱点として浮かび上がります。
使用シーン別推奨度: