解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
玉理化学株式会社ブランド名
リフトトリートメント容量
250ml参考価格
4950円1mlあたり
19.8円KaisekiID
7954全成分
美容師さんにはおなじみ、玉理化学株式会社発のトリートメントです。
プロ向けメーカーならではのレベルの違う処方がシャンプー・トリートメントともに見られますね。
値段もプロ向けといった設定になっていますが、注目は中身です。
リフトトリートメントの特徴は、保湿で補修**という感じです。どういうことかと言えば、セラミドで補修してキトサンでコーティング、という形ですね。
色々と成分が配合されているのですが、中心はこれです。
セラミドNP、セラミドNS、セラミドEOS、セラミドAP、セラミドEOPと勢揃いのセラミド勢で髪を内外から補修。そこに人工皮膚素材としても知られるキトサン誘導体がコーティングして仕上げるトリートメントです。
しっかりと保湿・バリア効果を形成できるのが特徴で、ナチュラルな、バージン毛のような仕上がりを期待できそうです。
その他の脇役ともいえる素材も、ちょっとレベルが違うのがリフトトリートメントです。
セラミドと似たような成分ですがカプロオイルフィトスフィンゴシン、カプロオイルスフィンゴシン配合。さらにコラーゲン、シルク、エラスチンなどのPPT、甘草、ダイコン、ゴボウ、チャ、トウガラシ、ナスなどの植物エキス、アミノ酸系両性界面活性剤、スクワランといった面々が添加されています。
シアバター、ベヘン酸などがコクを出すようにしっとり感を付与しているのもわかりますね。
この構成からわかることは、保湿効果、潤滑性、ツヤ出しがもっとも得意ということ、キトサン誘導体によるハリ・コシ向上効果も期待できるということで、バランスのよい、しっかりした補修効果を体感する仕上がりが期待できるでしょう。
リフトシャンプーの方に含まれるヘマチンなどもあわせて、トータル的にリペア効果をもたらし、それこそ"リフト"されるような感覚を髪にもたらすこと、さらに頭皮にも良い影響を与えてハリ・コシを高める効果を狙えそうです。
お世辞にもコスパが良い製品、とは言えませんが、まさに本物志向、玄人向けのシャンプー、トリートメントだと思います。
品質重視、新しいヘアケア体験をしてみたい、といった方にぜひとも試してほしいブランドですね。
玉理化学というメーカーの品質の高さを知るにはもってこいの商品ではないかと思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。