フューズ リナ トリートメントの魅力と注意点

まとまりのあるツヤ髪を目指せるアイテム

フューズ リナ トリートメントは、植物由来の保湿成分や抗酸化成分を配合したトリートメントです。くせ毛が気になる方には、保湿力が高いことからまとまりのあるツヤ髪を実現できるアイテムと言えるでしょう。

商品概要：b-ex(ビーエックス)による緻密な設計

b-ex(ビーエックス)は、体に優しい製品開発を心がけるメーカーとして知られています。彼らのフューズリナトリートメントは、350mlという容量で3300円という価格設定です。これは1mlあたり約9.4円となり、市場内での総合ランクを考慮すると、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

このトリートメントは、頭皮に優しい成分を多く含みつつも、４級カチオン界面活性剤をベースに含むため、頭皮への直接的な塗布は避けるべきです。髪へのツヤや潤滑性は高く評価されていますが、補修効果は穏やかです。

注目の成分

• テトラヘキシルデカン酸アスコルビル：肌への浸透性が高く、長時間持続する抗酸化作用が特徴です。肌の炎症や赤みへの対策としても有効であり、コラーゲン生成促進によってハリと弾力を向上させます。
• ステアラミドプロピルジメチルアミン：肌への刺激が少なく、サラサラとした仕上がりを提供し、ボリューム感を与えます。
• ステアリン酸グリセリル(SE)：自己乳化型乳化剤であり、頭皮や髪へのデメリットがある可能性が指摘されています。
• リンゴ果実培養細胞エキス：保湿効果や抗酸化作用に優れ、肌荒れ防止や美白効果も期待できます。
• ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl：保湿効果と潤滑性に優れており、ダメージ部の補修効果が高いです。

メリット

・植物由来の保湿成分を多数配合し、保湿力が高い
・抗酸化成分の質が高い
・つやとまとまりのある仕上がりを実現

デメリット

・4級カチオン界面活性剤使用のため、頭皮への負担が高い。頭皮への直塗りは避けるべきか。

まとめ

フューズ リナ トリートメントは、髪にだけ使うならそれなりに満足できるトリートメントと言えるでしょう。ただ、思わず頭皮に使いたくなるような美容成分の数々を考えると、髪にだけ使うのは少しもったいないような気がします。それでも、４カチ（４級カチオン界面活性剤）のタンパク変性作用はかなり強力なので、肌荒れや脱毛の危険を回避するためにも髪にだけ使うべきアイテムといえるでしょう。