カテゴリ:育毛トニック
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総合点

1mlあたり
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一部の成分に注意が必要です
EU規制の成分が検出されました(1件)
個人差要因皮膚感作性7件・アレルゲン8件・経皮吸収32件
メーカー
アルペンローゼブランド
La CASTA(ラ・カスタ)容量
150ml参考価格
2420円1ml単価
16.1円JAN
4976561754316ASIN
B073VGTG96発売日
2020年5月14日ID
11695製造国
日本シリーズ名
アロマエステ対象の髪タイプ
頭皮ケア向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。ラ・カスタ アロマエステ スキャルプ クレンジング リファインは、毛穴汚れに特化した頭皮用クレンジングとして2011年から販売されているロングセラー品。32成分を積み上げたボタニカル処方の実力を、データで読み解きます。
総合点2.37点は業界平均(3.0点)を0.63点下回る水準。ただし数字の内訳に注目すると、評価が二極化していることがわかります。配合成分レベルは3.7点と平均を23%上回る「平均以上」の評価を獲得している一方、全体的な安全性は0.9点・髪補修力は0.9点と、いずれも「要注意」ラインに張り付く構造です。この乖離が、この製品を読み解く最大のポイントです。
配合成分レベルの高さは、後述する多彩なボタニカルエキスへの評価が反映されています。しかし頭皮専用クレンジングとしてのスカルプケア力が2.2点どまりである点は、製品コンセプトと数値の整合性という意味で見逃せないポイントです。
全成分表の上位(3〜6番目)に精油が集中して配合されており、処方設計の重心がアロマ体験と頭皮抗菌に置かれていることがわかります。ティーツリー葉油の主成分テルピネン-4-オールは、フケ原因菌であるマラセチア属真菌に対する増殖抑制効果がシドニー大学等の研究でも確認されており、ユーカリ葉油の主成分1,8-シネオール(約70〜85%)との組み合わせは相乗的な抗菌・抗炎症作用を発揮する組み合わせとして成分間相互作用データでも確認されています。ただしティーツリー葉油はEWGスコア4・ユーカリ葉油はEWGスコア5で、いずれもGHS感作性1Bに分類される成分です。適正配合量(ティーツリー葉油0.5〜2%、ユーカリ葉油0.1〜1.0%)の範囲内であることが前提であり、CIR評価もそれぞれ「Safe with Qualifications」「Safe as Used」となっています。
コガネバナ(Scutellaria baicalensis)根由来のフラボノイド系成分で、5α-リダクターゼ阻害作用が注目されます。5α-リダクターゼはテストステロンをDHTへ変換する酵素で、その過剰活性が皮脂分泌亢進・薄毛進行の一因とされています。主要成分バイカリン・バイカレインによるこの阻害作用は、頭皮クレンジング製品における育毛補助成分として合理的な選択です。チロシナーゼ阻害による美白補助、フリーラジカル消去による抗酸化作用も加わり、単独でエイジングケアの複数軸を担う多機能成分と言えます。推奨配合量は0.1〜2%で、本製品のエイジングケア力3.4点(標準的)を下支えしている成分の一つと考えられます。
グリセリン(EWGスコア1、生分解性1.00)とBG(EWGスコア1)はいずれも最高安全クラスの保湿成分で、成分間相互作用データでも相乗効果が確認されているペアです。三価アルコール構造のグリセリンが角層水分量を高め、BGが溶剤・防腐補助として処方安定性に貢献します。本製品の保湿力スコアは2.6点(やや物足りない)にとどまっており、これは頭皮クレンジングという製品性格上、より洗浄系の成分比率が高いためと考えられます。
クエン酸・酒石酸由来の収れん・血行促進作用と、グルコシルセラミドによるバリア機能改善の2軸を持つ多機能エキス。ビタミンC・α-ピネン・ペクチンなどの複合成分がメラニン合成抑制・抗炎症にも働き、頭皮の多角的なエイジングケアに寄与します。推奨配合量は1〜5%。グリセリンとの相乗効果も確認されており、処方設計の巧みさが垣間見えます。余談ですが、九州大学らの研究グループによると、ユズ由来グルコシルセラミドは腸管バリア機能への関与も報告されており、外用・内用両面で注目度が高まっている成分です。
カプサイシンを主成分とし、血行促進・育毛補助に用いられる刺激性植物エキス。EWGスコア3でEUのAnnex IIIに制限成分として収載されており、配合量の上限管理が求められます(推奨配合量0.01〜1.0%)。アルコール系成分との組み合わせで刺激が増強される注意データもあり、本製品にはエタノールが配合されているため、濃度設計の精度が安全性の鍵を握ります。育毛効果スコアが2.2点(やや物足りない)にとどまっている背景には、このような刺激管理上の配合量制約が影響している可能性があります。
「アロマが豊か、安全マージンが薄い」——精油信仰が裏目に出た頭皮クレンジング。
植物エキス20種超・精油5種という処方は確かに壮観ですが、その精油群がGHS感作性1Bに7成分該当するという構造が、安全性スコアを0.9点まで押し下げた最大要因です。「ボタニカル=安全」という等式がここでは成立しません。エイジングケア力3.4点(標準的)・配合成分レベル3.7点(平均以上)は素直に評価できますが、「頭皮専用クレンジング」を名乗るにしてはスカルプケア力2.2点は物足りない印象を拭えません。
使用シーン別推奨度:
@cosmeスコアは5.3/7.0と市場では一定の評価を得ており、メントールによる清涼感・アロマの心地よさといった使用感での満足度がスコアを支えていると推察されます。一方で解析データ上の安全性・補修力の低さとは乖離しており、「感じる体験値」と「成分データ上の有効性・安全性」が別軸で評価されている典型例と言えます。
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