カテゴリ:スタイリング剤
総合ランク
総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
商品説明
中野製薬 ナカノ スタイリングワックス ハード中野製薬
■ 総合2.49点|形を保つ特化型の割り切り

スタイリング剤内の順位
369個中186位
上位 51%(中位)
安全性の判定
注意が必要な成分 7つ(EWG3以上: PEG-90M(3)、コハク酸ジオクチル(3)、セテス-10(4))
解析チームです。今回は『ナカノ スタイリングワックス ハード』を見ていきます。
成分表はワックスと油剤が中心で、補修や頭皮ケアの成分は見当たりません。気になるのは『口コミで好まれる手触りは、どの成分から来るのか』という点です。答えは成分表にあります。
形を保つことに絞った、使用感が標準的なワックスです。総合点は2.49点で平均の3.0点を下回り、評価は要注意ですが、これは補修や頭皮ケアの成分が少ないためです。整髪剤としての使用感は3.4点と標準的で、仕上がりを整える道具として選ぶ商品です。
注目するのは、形を決めるワックス、ツヤを出す油剤、伸びを整える増粘ポリマーの3つです。
キャンデリラロウはメキシコ産の植物から採れる天然ワックスで、髪の表面に硬さとツヤを与えます。この商品では4番目に並び、石油由来のマイクロクリスタリンワックスも8番目に入って固める力を補っています。使うと毛束がまとまり、指で動かしたあとも形が残りやすい手触りになります。髪を補修する働きはないため、髪補修力は1.2点にとどまります。
コハク酸ジオクチルは、髪の表面になめらかさと光沢を与える油剤です。水の次の2番目に並び、この商品の油分の中心になっています。EWGスコアは3とやや高めですが、40年以上の使用実績があります。使うと毛先に落ち着いたツヤが出る一方で、髪の内側を補う働きはなく、補修系の点数は伸びません。
PEG-90Mは、水の中で網目のような構造を作り、ワックスの粘りを整える合成のポリマーです。成分表では9番目で、推奨配合量は0.1〜0.5%と少量で働く成分です。EWGスコアは3ですが、分子が大きく皮膚には浸透しにくい性質です。使うと手のひらでなじませやすくなりますが、髪を整える以外の価値は足さないため、成分レベルの点数は2.2点にとどまります。
注意したいのは防腐剤で、全体的な安全性は3.2点と標準的です。
環境面では、生分解性の平均が0.63と中程度で、マイクロプラスチックは含まれていません。
使用感は3.4点で平均を0.4点上回り、標準的な水準です。水の次に油剤、続いて乳化成分とワックスが並び、水と油が混ざったクリーム状の土台になっているため、手に取って伸ばしやすい構成です。
口コミの評価点は4.75点(5点満点)、@cosmeスコアは5.0点(7点満点)と好意的で、使用感が標準以上という方向は一致します。前書きの疑問への答えは、固めてツヤを出すという目的に絞った設計にあると読めます。
スカルプケア力は0.7点で、平均を2.3点下回る弱点です。成分表に抗炎症成分や血行を促す成分がなく、頭皮や肌を整える働きを持つ成分が見当たりません。
配合の大半がワックス、油剤、乳化剤、防腐剤で占められ、頭皮のための成分が入る余地が少ない構成です。保湿力2.4点、髪補修力1.2点が伸びないのも同じ理由で、スタイリングに絞った処方といえます。
このワックスは、髪を固めてツヤを出すことだけを成分表で組み立てた商品です。毛束を固めるのは植物系と石油系のワックス、ツヤを出すのは油剤で、傷んだ髪を直したり頭皮を整えたりする成分は入っていません。
短い髪を立ち上げるときは、手のひらで体温をなじませてから毛先中心に付けると、ワックスが均一に伸びてまとまりやすくなります。口コミの評価が高いのは、こうした整髪に絞った使い勝手があるからだと感じました。
ワックスを選ぶときは、セット力の強さに加えて、髪の手入れを別の商品で補えるかも見ておくと使い方を組み立てやすくなります。夜はしっかり洗い流し、保湿や補修は洗い流さないトリートメントで行う使い方が現実的です。
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