カテゴリ:スタイリング剤
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因経皮吸収8件
メーカー
ナンバースリー(no3)ブランド
DEUXER(デューサー)容量
170ml参考価格
1898円1ml単価
11.2円JAN
4985514032777ASIN
B002WHD9TS発売日
2021年12月27日ID
11826製造国
日本シリーズ名
DEUXER VEIL公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
ナンバースリーDEUXER(デューサー) ヴェール 7 フリーズハードナンバースリー(no3)
■ 総合2.35点|レブリン酸の反応条件と処方設計のずれ

スタイリング剤内の順位
順位確定前
新規解析のため、次回のランキング更新で順位が付きます
安全性の判定
注意が必要な成分 1つ(EWG3以上: エタノール(3))
解析チームです。今回は『ナンバースリーDEUXER ヴェール 7 フリーズハード』を見ていきます。
総合点2.35点(平均3.0点)と平均を大きく下回るスタイリング剤ですが、成分表には酸熱トリートメントの主要成分として知られるレブリン酸が含まれています。気になるのは「スタイリング剤にレブリン酸を入れても、髪補修力は上がらないのか」という点です。答えは成分表にあります。
スタイリング特化の処方で、補修・ケア性能は要注意水準です。ホールド力を優先した成分構成のため、髪補修力1.6点・スカルプケア力1.3点(いずれも平均3.0点を大幅に下回る)は構造的な必然といえます。
熱を加えると髪のタンパク質と脱水縮合反応(水分子を抜いて化学結合を形成するはたらき)を起こし、ハリ・コシを補う成分です。ただし本品は流し流さないスタイリング剤であり、ドライヤーの熱がなければこの反応は限定的にとどまります。
二酸化ケイ素(SiO₂)を主体とする無機粉体で、多孔質構造による高い吸油性が余分な皮脂やスタイリング剤の油分を吸着し、仕上がりのざらつきを抑えます。EWGスコア1・コメドジェニック度0と安全性データは高水準で、フリーズハード系製品のドライ感ある質感を支える役割を担っています。
マメ科アズキの種子から得られるエキスで、アントシアニンやサポニン(泡立て・乳化をたすける植物性成分)が豊富に含まれます。生分解性0.95と極めて高く、スタイリング剤として使用後の環境残留リスクを低減する処方上の選択といえます。
エタノール(揮発性アルコール)はEWGスコア3で、本データ中では唯一スコアが3以上の成分です。頭皮や髪に残留すると乾燥を招く場合があるため、根元への過剰付着を避け、毛先中心に使うことをおすすめします。
そのほかの成分はEWGスコア1、GHS感作性・アレルゲン性・内分泌かく乱性のいずれも該当なしと、安全性の懸念は限られています。登録成分8種の平均経皮吸収リスクも0.29と低く、全身への成分移行リスクは小さいといえます。
成分表の大部分をEWGスコア1の成分が占め、EWGスコア3のエタノール以外に規制対象・高感作性の成分が存在しません。レウコノストックダイコン根発酵液(大根とレウコノストック菌の発酵から得られる天然防腐成分)を採用しており、合成防腐剤への依存が低い処方が安全性スコアを支えています。
前書きで立てた疑問の答えがここにあります。レブリン酸は酸熱反応を起こす成分ですが、スタイリング剤として毛先に付着させるだけでは熱処理の環境が整わず、髪補修力も1.6点にとどまります。さらに頭皮への血行促進・抗炎症・皮脂コントロールを担う専用成分が成分表に一切存在しないため、スカルプケア力は1.3点(平均比−1.7点)となっています。
一言で言うと、安全性は平均水準を確保しているものの、補修・頭皮ケアの両面で物足りないスタイリング剤です。ホールド力を主軸に置いた処方なので、ケア効果を期待して選ぶと評価と使用感がかみ合わない可能性があります。
レブリン酸の熱反応を少しでも引き出したい場合は、スタイリング後にドライヤーの温風を毛先に当てる手順が有効です。根元を避け毛先に集中させることで、エタノールによる頭皮乾燥も抑えられます。
余談ですが、International Journal of Cosmetic Scienceの報告によると、スタイリング剤に配合されたケト酸は乾燥状態では反応効率が著しく低下するとされています。同ジャンルの商品を選ぶ際には、加熱プロセスの有無を処方と照らし合わせて確認してみてください。
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