解析結果

LIPPS (リップス) スマート ハード ヘアスプレー

カテゴリ:スタイリング剤

LIPPS (リップス) スマート ハード ヘアスプレー
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総合ランク

369個中 155位

総合点

2.63
2.63

1mlあたり

11円
コスパ
2.3

カテゴリ内順位

42%以内
156位 / 368製品中
上位

DATA口コミ・販売データ

Amazon 741位 Amazonランク

@cosme 6.0点 口コミ 1件

SAFETY成分安全性リスク

一部の成分に注意が必要です

CMR発がん性の成分が検出されました(1件)

個人差要因 皮膚感作性 3件 アレルゲン 2件 内分泌かく乱性 1件 経皮吸収 29件
CMR BHT
EWG 3+ (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1-18)/アルキル(C1-8)アクリルアミド)コポリマーAMP(3)、BHT(7)、DME(3)、エタノール(3)、オレンジ油(3)、トリエチルヘキサノイン(3)、ポリソルベート80(4)、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(4)
リスクスコア100点満点・低いほど安全
3/100低
解析安全性値5点満点・高いほど安全
1.9/5要注意
EWG スコア18成分の平均・低いほど安全
最高 7
2.4/10注意
判定は上の指標を合わせた総合評価です(解析安全性値を最も重視) EWG 評価済み 18成分
フラグ成分の詳細(1件)
CMR EU 発がん性・変異原性・生殖毒性
BHT
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B3件
アルニカ花エキス、オレンジ油、フェノキシエタノール
アレルゲン香料
2件
オレンジ油、ローズマリー葉エキス
マイクロプラスチック
未検出
検出なし
内分泌かく乱性
1件
BHT
生分解性高いほど良い
66%比較的分解しやすい
経皮吸収リスク低いほど良い
37%低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

29成分数
10植物エキス
2優れた素材
1注意素材

この商品の強み TOP3 5点満点

3.6/5
No.1 即効性
3.4/5
No.2 使用感の良さ
3.3/5
No.3 安全性(総合)

そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5

持続性
3.1
サラサラ感
3.1
エイジングケア
3.0
浸透力
3.0
素材の品質
2.8
ツヤ感
2.6
ホワイトニング
2.5
コスパ
2.3
保湿効果
2.3
育毛力
2.1
環境配慮
1.8
スキンケア力
0.9
3.5以上 2.5〜3.4 1.5〜2.4 1.5未満
香り レディースともに好まれるアップルグリーンの香り
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商品説明

霧が細かく全体にきれいにムラなく吹き付けられます。使いやすい。 ハードな仕上がりで1日中セットをキープ 髪に優しい『保湿成分』&『紫外線保護成分』を配合。スプレーをかけるだけで簡単にヘアケアできるのが嬉しい! メンズ、レディースともに好まれ…
広告を含みます。

ANALYZEDLIPPS (リップス) スマート ハード ヘアスプレーの解説

セット力の陰で、ヘアケア成分はどこまで機能しているのか

LIPPS (リップス) スマート ハード ヘアスプレー株式会社リップス

■ 総合2.63点|スタイリング特化でケア成分が後半に並ぶ設計

LIPPS (リップス) スマート ハード ヘアスプレー

スタイリング剤内の順位

369個中155位

上位 43%(中位)

安全性の判定

注意が必要な成分 8つ(EWG3以上: (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1-18)/アルキル(C1-8)アクリルアミド)コポリマーAMP(3)、BHT(7)、DME(3))

解析チームです。今回は『LIPPS スマート ハード ヘアスプレー』を見ていきます。

メーカーは保湿成分と紫外線保護成分を配合したヘアケアスプレーとして訴求していますが、スカルプケア力0.9点・髪補修力1.9点と厳しい数値が並びます。気になるのは「セット力の陰で、ヘアケア成分はどこまで機能しているのか」という点です。答えは成分表にあります。

結論から

スタイリング機能は水準をクリアしていますが、ヘアケア・頭皮ケアはやや物足りない処方です。ポリマー2種を処方の前半に据えてセット力を確保した一方、ケアを担う成分の大半は後半の微量配合にとどまります。

  • ハードなセットを1日キープしたい人:耐湿性に優れたアクリルコポリマー2種が処方前半に配置され、使用感3.4点(平均+0.4点)の高評価を支えています。
  • 日中の紫外線から髪を守りたい人:UVB吸収剤であるメトキシケイヒ酸エチルヘキシルが配合されており、外出中のカラー褪色やキューティクルダメージの軽減が期待できます。
  • 頭皮ケアや髪補修も同時に求める人:スカルプケア力0.9点・髪補修力1.9点はいずれも平均を大きく下回り、この商品の主軸はスタイリングにあります。

注目の成分3つ

アクリルコポリマーAMP 2種(耐湿性のセット力を作り出すスタイリングポリマー)

成分表の4〜5番目を占める2種類のアニオン系アクリルポリマーが、このスプレーの主役です。髪の表面に薄い膜を作り、スタイルの形を長時間固定します。耐水性に優れており、湿気の多い環境でも型崩れしにくく、ハードなセット力が1日続きます。2種類が処方の前半を占める配置は、セット機能を最優先に設計した処方であることを成分表からも読み取れます。

髪の表面 ポリマーの橋 髪の毛 ① 広がる ② 橋を架ける ③ 形を保つ 髪がばらけて広がり、まとまらない ポリマーが髪どうしをつなぐ橋になる 橋が形を支え、そろった状態が続く
皮膜形成ポリマーのキープ力乾く過程でポリマーが髪どうしをつなぐ細い橋になり、整えた形をその位置で保ちます。時間がたってもふくらみにくく、朝つくった形が夕方まで続きます。

ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(毛髪内部に浸透するアミノ酸系補修成分「ペリセア」)

旭化成が開発した「ペリセア」として知られる補修成分で、植物由来の脂肪酸とアミノ酸を組み合わせた構造を持ちます。わずか1分で毛髪内部に浸透してダメージを修復する機能が確認されています。ただし成分表では14番目と後半に位置しており、配合量は微量と推定されます。スプレーは洗い流さない剤型のため補修成分が髪に触れる時間はトリートメントより短く、補修機能をフルに活かすには条件が整っていません。

メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(UVBを吸収して髪を守る紫外線吸収剤)

日焼け止めにも広く配合されるUVB吸収剤で、成分表12番目に位置しています。紫外線によるキューティクルへのダメージやカラーの褪色を抑える働きが期待できます。一方でEWGスコアは4(中〜高の懸念レベル)、経皮吸収リスクは0.80と高めです。安全性1.9点という低スコアの一因であり、肌への刺激が気になる人はあらかじめ把握しておくとよい成分です。

髪の表面 紫外線 UVカット成分 メラニン(髪の色) ① 届く ② 受け止める ③ 守られる 紫外線が内部に届き、色あせの原因に 成分が表面で紫外線を受け止める 内部に届かず、メラニンが守られる
紫外線カット成分の働き髪の表面にとどまった成分が紫外線を受け止め、内部のメラニンや結合まで届かせません。日差しの強い時期でも、色あせやごわつきが進みにくくなります。

安全面で見ておくこと

全体的な安全性1.9点(平均-1.1点)と低く、配合成分のいくつかに注意が必要です。

  • BHT(ジブチルヒドロキシトルエン):成分表中でEWGスコアが最も高く7を示す酸化防止剤です。内分泌かく乱物質(EDC)疑いが指摘されており、動物実験では変異原性の報告もあります。化粧品への配合量は少なく急性毒性は低いとされていますが、継続使用が気になる場合は把握しておく価値があります。
  • メトキシケイヒ酸エチルヘキシル:EWGスコア4、経皮吸収リスク0.80のUVB吸収剤です。まれに接触性皮膚炎を引き起こす可能性があり、使用中に肌の異変を感じたら使用を中止してください。
  • GHS感作性1Bに分類される成分が3種:アルニカ花エキス、オレンジ油、フェノキシエタノールが皮膚感作性物質に該当します。オレンジ油とローズマリー葉エキスにはアレルゲン性も確認されており、アレルギー体質の人は成分表を一度確認してから使用することをお勧めします。

スコアの内訳

使用感が高い理由

使用感3.4点(平均+0.4点)はこの商品の最高スコアです。耐湿性アクリルコポリマー2種が成分表4〜5番目に並んでおり、セット力と持続性を主軸に設計された処方が数値に表れています。また、ヘアコンディショニング機能を持つポリシリコーン-13が9番目に配置されており、スプレー後のなめらかな仕上がりにも貢献しています。@cosme評価6.0/7.0という高い口コミ評価は使用感3.4点と一致しており、スタイリング剤としての仕上がりはユーザーからも支持されています。

スカルプケア力が最も低い理由

スカルプケア力0.9点(平均-2.1点)は全項目中の最低スコアです。成分表にはローマカミツレ花エキスやローズマリー葉エキスなど10種以上の植物エキスが並んでいますが、いずれも19番目以降に位置しており、配合量は微量と推定されます。植物エキスが後半に集中している点と、スプレーという剤型の短い接触時間を合わせると、頭皮への有効な働きかけは難しい状況です。植物エキスの多さは処方の彩りとして機能していますが、スカルプケアの主力にはなっていません。

まとめ

成分表の中盤から後半にかけて並ぶ植物エキスは、見た目に豊かさを与えながらも配合量としては微量です。スプレー剤型の短い接触時間と合わさると、目に見えるケア成分の多さと実際に届く効果とのあいだには差が生まれます。

スプレーは噴射後すぐに乾燥するため、成分が毛髪に浸透できる時間はトリートメントより大幅に短くなります。ペリセアのような高浸透型の補修成分であっても、この接触時間の差を埋めることは難しく、補修への期待は大きく持てません。ケアもしっかり行いたい場合は、このスプレーをセット専用と割り切り、補修や頭皮ケアは別ステップに委ねる使い方が向いています。

セットキープ力に絞れば、@cosme 6.0/7.0 という口コミが示すとおり完成度は高い商品です。安全面が気になる人は先に安全面の節を確認してください。スプレーを選ぶときに成分表の前半に何が並ぶかを確認する習慣をつけると、ケア効果への期待とのずれが防ぎやすくなります。

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